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2007-07-14

【トルコ】繰り上げ総選挙開始

セゼル大統領の後任選出失敗を受けて繰り上げられたトルコ大国民議会(一院制、定数550。比例代表制)総選挙が12日、開始された。投票日は22日。
エルドアン首相率いる保守・穏健イスラムの公正発展党(AKPまたはAKparti…アク・パルティ)は優勢とされるが、国父ケマル・アタチュルクの系譜を引く共和人民党(CHP、社会主義インター加盟政党)は前政権の与党だった民主左翼党(DSP)と中道左派連合を組んで巻き返しを図っている。いっぽう保守系世俗派の正道党(DYP)は祖国党(ANAP)と合流の構想もあったが失敗、単独で選挙に臨むこととなった。
同国総選挙は比例代表制を採用しているものの阻止条項が10%と非常に高く、前回02年の総選挙では公正発展党は約34%の得票で3分の2の議席を獲得、共和人民党は19%強の得票で3分の1を獲得し、その他の政党(得票総計で約45%)は全てゼロ議席という結果となっている。

共和人民党公式サイト(トルコ語)
http://www.chp.org.tr/

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奇しくも日本の参院選と同日に開始されたトルコの総選挙ですが、この国の場合は近代的な「政教分離」の国是の守り手となっているのが軍部である点に難しさがあります。いっぽう日本の報道では「穏健イスラム」とされることの多い公正発展党は「欧米のキリスト教民主党と同様の中道保守政党」と宣伝し、正道党の前身にあたる民主党(1960年クーデターで解党)の流れも同党は汲むとして穏健さのアピールに必死になっています。比例代表制ながらも議席の変動が大きい10%条項の下で公正発展党が過半数を確保するか、中道左派連合をはじめとする野党がどこまで巻き返すかが争点となりそうです。
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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