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2007-03-20

【フィンランド】社民党が第3党に後退

18日に行われたフィンランド総選挙(定数200、比例代表制)の結果、中道農民政党の中央党が保守・国民連合党を僅差でおさえて第1党を維持するいっぽう、社会主義インター加盟政党の社会民主党は第2党から第3党に後退した。ヴァンハネン首相(中央党党首)は続投の見通しだが、新政権では連立相手を社民党から国民連合党に切り替えるとの見方が強い。
国民連合党は昨年1月の大統領選挙で善戦したニーニスト元蔵相が候補者個人として圧倒的な得票を獲得するなどの勢いで第1党と首相ポストを狙ったが、僅差で及ばなかった。いっぽう労働者政党として一括されることもある社会民主党と左翼連合は、過去のフィンランド議会選でもっとも低い得票率にとどまった。また社民党のリッポネン国会議長(元首相)が引退するなど、世代交代も目立った。

選挙結果は以下の通り(カッコ内は前回比)
中央党 51(-4、中道農民政党、保守色も)
国民連合党 50(+10、保守)
社会民主党 45(-8、中道左派)
左翼同盟 17(-2、旧共産党を軸とする左派)
緑の連盟 15(+1、環境派)
スウェーデン人民党 9(+1、中道右派・スウェーデン系住民を代表)
キリスト教民主党 7(±0、中道保守・キリスト教民主主義)
真のフィン人 5(+2、EU懐疑派)
その他 1(スウェーデン系住民の自治領オーランド諸島選挙区)

フィンランド社会民主党(フィン語、スウェーデン語、英語)
http://www.sdp.fi/

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国民連合党は新自由主義的な経済政策を掲げたということで、福祉政策の社民党に厳しい選挙結果となりました。とはいえ中央党と社民党では過半数を押さえられない以上、支持を拡大し躍進した政党(今回は国民連合党)との連立が「時の民意」を反映することとなるのでしょう。比例代表制の下で恒常化しやすい連立ゲームの例としても興味深いかもしれません。
中央党のような農民基盤のリベラル政党(同党はリベラル・インターナショナルに加盟)は北欧独自の存在で、これも興味深いです(欧州では農民はキリスト教民主主義を掲げる政党への支持が厚いことが多い)。
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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