--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2007-03-06

【エストニア】中道保守連立政権成立へ

4日に行なわれたエストニア議会選挙(定数101、5%条項付き比例代表制)の結果、アンシプ首相の率いる中道右派(保守リベラル)の改革党が大幅に前進し 31議席を獲得し、29議席にとどまった中道リベラルの前連立与党・中央党を抑えて第1党に躍進した。この結果を受けてアンシプ首相の続投は確実視され、今回選挙で後退し19議席にとどまった保守系連合「祖国と共和国」との右派寄りの新連立形成が有力視されている。
04年欧州議会選で第1党となり、昨年はイルヴェス大統領を誕生させた社会主義インター加盟政党の社会民主党(旧名は穏健党、穏健人民党など)は得票を伸ばしたが10議席に留まった。またリュイテル前大統領(独立期は独立派共産党から最高会議議長に)に近い農業系(コルホーズ色が残る)の人民連合は後退、緑の党が議会初進出を果たした。
アンシプ首相の改革党は共産党時代への反発から人権・社会面ではリベラルな色彩もあるものの、経済的には民間セクターを重視する古典的自由主義を掲げている。
また今回の総選挙では国政選挙では世界初となるインターネット投票が採用され、約3万人がネットを通じて投票した。

各党の獲得議席は次のとおり。(カッコ内は前回比)

改革党 31(+12、中道右派)
中央党 29(+1、中道リベラル)
祖国と共和国同盟 19(-16、保守)
社会民主党 10(+4、中道左派)
緑の党 6(初進出、環境派)
人民連合6(-7、農業系)

エストニア社会民主党(エストニア語)
http://www.sotsdem.ee/

============
エストニアを含めてバルト3国においてはソ連・共産時代の影響と反発がいまだに強く、民主社会主義系の政党がいまひとつ伸びない傾向があります(一時期、スウェーデン国王に忠誠を誓う政党まで議会進出しました)。エストニアの場合は保守系と中道系が強くなっていますね。またソ連独立時の穏健派指導者としても知られるリュイテル氏は現在、保守寄りのスタンスと考えられているようです。
今回、第1党になった改革党と第2党になった中央党は、いずれもリベラル・インターナショナルに加盟する政党。国内ではライバル同士の政党が欧州議会では同一会派だったりして、これも興味深いです。
スポンサーサイト

theme : 海外ニュース
genre : ニュース

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。