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2007-01-12

【オーストリア】グーゼンバオアー首相が誕生

昨年10月1日の総選挙から連立交渉が進められていたオーストリアで11日、グーゼンバオアー社民党党首が正式に首相に就任した。
昨年10月の下院総選挙の結果、オーストリア社民党(SPO)は第1党に復帰したものの得票率は36%にとどまり、同じく穏健左派系の緑の党との連立でも過半数に届かなかった。このためグーゼンバオアー政権は、これまで政権党だった保守・国民党との2大政党による大連立となった。社民党首相は 2000年までのクリマ首相以来、7年ぶり。また国際社会から批判されてきた極右政党の政権参加は終結することとなった。
大連立であるため、副首相には国民党のモルテラー暫定党首が財務相兼任で就任。このため財政面では均衡財政政策が継続される見通しとなっており、社民党が政策としてきた社会政策の拡大など積極財政策は難しい情勢ともなった。
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第1党・第2党は逆ですが、隣国ドイツと同様の保革大連立が成立しました。もっとも大連立はドイツと違い緊急事態ではなく、両党は政府ポストを比例配分で割り振ってきた「プロポルツ」の歴史もあります…スイスなども大政党による連立が続いていて政党間の政権交代がありませんが、小国ゆえ大連立が恒常化しても民主性が維持される、ということでしょうか。いずれにせよ今後どういった政策が実行されるのか、また打ち出せないのか、注目していきたいと思います。

オーストリア社会民主党(ドイツ語)
http://www.spoe.at/
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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