--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2014-12-12

【モーリシャス】総選挙でジュグノート元首相(前大統領)が首相返り咲き

10日、インド洋に浮かぶモーリシャスで総選挙(公選定数62、三人区完全連記制が基本)が行われ、80年代から90年代にかけ、および21世紀初頭にモーリシャスを首相として統治したジュグノート元首相(モーリシャス社会主義運動)が返り咲きを果たすこととなった。

Anerood_Jugnauth.jpg
ジュグノート新首相(84歳)

モーリシャスは3大政治勢力がいずれも民主社会主義政党で、今回は他の2党、労働党とモーリシャス闘争運動(この2党は社会主義インター加盟政党。後者は進歩同盟にも加盟している)が連合を組んでいたが、ジュグノート元首相は保守系のモーリシャス社会民主党と提携を組み、両党を破った。
ジュグノート元首相は80年代には観光産業だけでなく軽工業とくに繊維産業の振興にはげみ、またインド洋上の孤島でありながら100万以上の人口を抱えるモーリシャスを自由貿易地域として「経済発展の奇跡」を起こした人物。

いっぽう労働党はモーリシャス独立の父として尊敬される故シヴサガル・ラングーラム元首相の息子、ナヴィン・ラングーラム首相が率いる名門政党だが、今回は支持を失い、下野することとなった。モーリシャスで初めて労働党を破りジュグノート首相を初めて政権に就けたモーリシャス闘争運動(インド系の多いモーリシャスで史上初の非ヒンズー教徒首相であるベレンガー首相を輩出した)も、これまでジュグノート首相が自ら離党して設立した社会主義運動と組むことが多かったが、今回は労働党と組み敗北、下野することとなった。

詳しい選挙結果は次のとおり(前回比は政党間連携の大規模な組み換えのため掲載しない)。

人民同盟 47
・モーリシャス社会主義運動 35
・モーリシャス社会民主党 7   
・解放運動 5
モーリシャス闘争運動 9
労働党 4
ロドリゲス人民機構 2(ロドリゲス島の地域政党)

#ほかに追加議席8が今回の選挙結果に基づき、主に次点となった候補からマイノリティに配慮しつつ選挙委員会によって指名される。

モーリシャス社会主義運動 公式サイト(クレオール英語)
http://www.msmparty.com/
労働党 公式サイト(フランス語)
http://www.labourparty.mu/fr/

#モーリシャスでは旧英領だった経緯から公用語は英語だが、一般市民や報道・メディアのレベルではフランス語系のモーリシャス・クレオール語がもっとも幅広く使われ、フランス語が浸透している。
スポンサーサイト

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。