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2014-11-25

【チュニジア】大統領選第1回投票で世俗派優勢

23日、北アフリカのチュニジアで「ジャスミン革命」後の民主化の総仕上げとなる大統領選挙の第1回投票が行われた。その結果、先日の議会選で躍進し第1党となった世俗派の「ニダチュニス」(チュニジアの呼びかけ)のセブシ元首相が4割弱の得票を集めて第1位となったものの、現職のマルズーキ大統領(共和国のための会議)も33%を集めて2位に入り、両者による決選投票が来月28日に行われることとなった。

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国旗を背に演説するセブシ元首相

セブシ元首相は「ジャスミン革命」で追放されたベンアリ政権下で外相を務めた経験を持つベテラン政治家で、87歳と高齢だが、それを押して立候補した。「ニダチュニス」も社会主義インターを「革命」後に追放された立憲民主連合(解党)の後継政党としての色合いを持つ。いっぽうマルズーキ大統領の「共和国のための会議」は世俗派中道左派の中規模政党だが、「ジャスミン革命」後の憲法制定議会選挙以降、イスラム主義の「アンナハダ」と連立政権を組んできた経緯をもつ。このため「アンナハダ」からは今回、候補者が出ていない。両党と連立を組んできた「労働と自由のための民主フォーラム」(エタカトル、社会主義インター・進歩同盟加盟政党)のジャアファル党首は今回、立候補したものの惨敗した。

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スピーチするマルズーキ大統領

年末となる来月28日の決選投票においてもセブシ元首相が優勢とみられるものの、マルズーキ大統領にも勝機はあり、中道左派色の強い世俗派どうしの激しい選挙戦が予想される。
なお第1回投票の投票率は65%弱だった。

ニダチュニス 公式サイト(アラビア語)
http://www.nidaatounes.org/
労働と自由のための民主フォーラム 公式サイト(アラビア語)
http://ettakatol.org/
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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