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2014-11-18

【ルーマニア】大統領選決選でポンタ首相が予想外の逆転敗北

16日、ルーマニアで大統領選挙の決選投票が行われた。事前世論調査のほとんどは第1回投票で優勢だった社会民主党(社会主義インター、進歩同盟加盟政党)のポンタ首相の勝利を予想していたが、17日まで続いた開票の結果、第1回投票では2位だった中道右派連合のヨハニス国民自由党党首が予想外の大差をつけて逆転勝利を決め、ポンタ首相にとっては逆転敗北となった。

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決選投票に向けて選挙運動を展開するヨハニス国民自由党党首(シビウ市長)

ヨハニス党首はチャウシェスク時代の旧共産党の統治機構を引き継いだ旧・救国戦線の色彩が強い社会民主党の汚職体質を舌鋒鋭く批判し、投票率も53%強から64%強へと急上昇。汚職や経済改革の遅れに対する有権者の怒りを結集することに成功した。

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選挙後の17日、敗北を認めるポンタ首相(中央)

しかしポンタ首相は首相ポストからの辞任を否定して続投を表明、議会での多数を背景にコアビタシオン(保革共存、「ねじれ政治」に近い)政権の継続を目論んでいる。とはいえ予想外の大差となった敗北を背景に、社会民主党内での求心力を失い党内から退陣要求が出る可能性もある。

いずれにせよ欧州連合(EU)には加盟したものの汚職体質の強さから外国からの投資が進まず、国内産業の育成が遅れているルーマニア経済は、EU圏内への出稼ぎ労働者からの送金に経済の無視できない多くを頼っているのが実情で、ヨハニス大統領=ポンタ首相の新政権はこうした経済情勢からの脱出に総力をあげることを迫られることとなる。

社会民主党 公式サイト(ルーマニア語)
http://www.psd.ro/
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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