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2006-11-24

【ネパール】中道左派政府と毛沢東主義派が和平に調印

ネパールでコイララ首相率いる政党連立政府とプラチャンダ議長率いる反政府武装組織・毛沢東主義派(ネパール共産党毛沢東主義派、マオイストまたはマオバディとも)が21日、和平協定に調印。10年間に及び1万人以上の犠牲者を出した内戦が終結することとなった。
ネパール政府は4月に毛沢東主義派の間接支援のもとでギャネンドラ国王の政権を打倒したネパール会議派(NC、社会主義インター加盟)や統一共産党(UML)などの各政党で構成されている中道左派政権だが、今回の和平合意によって毛沢東主義派にも新たに任命によって議席を分配する暫定議会が成立。武装闘争を繰り広げてきた毛沢東主義派も憲政プロセスに加わった上で、新憲法の制定をめざす憲法制定議会の選挙が行われる予定。ギャネンドラ国王の専制政治が糾弾されるなか、新憲法制定に際しては立憲君主制か共和制かを中心に、今後のネパールのあり方について民意を問うこととなっている。いっぽうカースト制や女性問題、識字率の低さなどとならび、未成年者の募兵などの人権上の問題も根強く指摘されている。

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世界最貧国のひとつとされるネパールですが、国の停滞の最大要因となっていた内戦がとうとう終結。先日、自分が訪れた際も和平の目途がついたことで人びとがホッとした様子をみせていました。とはいえカトマンズなど都会に経済が集中し、山村部は道路も無い極貧状態に置かれている実情がすぐに変わるわけではありません。反政府勢力を議会に取り込み発言力を与える方法は和平プロセスのための超憲法的措置として中南米などでもよく採用される紛争解決手法ですが、今後は各政党・各勢力が憲政を築き、そのなかで貧困や貧富の差をはじめとする社会的格差などを解決する社会開発に力を注ぐことを期待します。
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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