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2014-10-07

【ブルガリア】総選挙で中道右派が勝利、社会党大敗

5日、ブルガリアで国民議会(一院制議会)の総選挙(定数240、小選挙区比例代表並立制)が行われた。その結果、中道右派の「欧州発展のためのブルガリア市民」(GERB)が第1党となったほか、穏健右派の政党が国民議会入りを果たし、いっぽう与党・社会党(BSP)系政党連合は議席を半減させ惨敗、政権交代が確実となった。

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報道陣に囲まれながら投票するミコフ社会党党首

今回の選挙は前回、昨年5月の選挙で左右両派が120議席ずつと拮抗し、議会が機能不全に陥ったことを受けて行われた。これまでは社会党系の政党連合がトルコ系少数民族を代表する「権利と自由のための運動」(MRF)と組み、親ロシア極右派の「アタカ」(攻撃)から1~2票の賛成を得て政権を維持していたが、MRFとアタカはもともと水と油であり、長期政権を続けるには無理があった。そのため解散総選挙に打って出たのだが、社会党が議席を急減させるいっぽう、中道右派の「改革ブロック」(RB、民主勢力同盟など)、右派連合の「愛国戦線」、右派ポピュリストの「検閲なきブルガリア」、社会党を離党したパルヴァノフ前大統領が率いる「ブルガリア再生のための選択肢」が新たに議会入りを決めた。またアタカも議席を減らしながら維持した。

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ボリソフGERB党首(前首相)

今後の展開だが、GERBを軸とした親欧州派による連立政権の可能性がもっとも高いと見られ、ボリソフ前首相(GERB党首)の復帰が有力視される。RBの政権参加は確実と見られるが、他に欧州懐疑主義色のある右派2党を入れるか、もしくはMRFとの連立なども考えられる。また大連立の可能性も残る。しばらくは連立政権の構成をめぐって駆け引きが続きそうだ。

詳しい選挙結果は次のとおり(カッコ内は前回比)。

欧州発展のためのブルガリア市民 84(-13)
社会党(および系列政党) 39(-45)
権利と自由のための運動 38(+2)
改革ブロック 23(政党連合としては初参加)
愛国戦線 19(政党連合としては初参加)
検閲なきブルガリア 15(新党)
アタカ 11(-12)
ブルガリア再生のための選択肢 11(新党)

ブルガリア社会党 公式サイト(ブルガリア語)
http://www.bsp.bg/
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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