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2014-05-30

【エジプト】シシ元帥が大統領に

クーデターでムスリム同胞団系のモルシ大統領が放逐されたエジプトで、26日から28日にかけて大統領選挙が行われた。当初は投票日は26・27日の両日の予定だったが、低投票率となるとみるや軍政当局は28日も投票日に追加、有権者に投票を促した。その結果、下馬評どおり軍政の最高実力者、シシ元帥(前副首相・前国防相)が96%以上の票を集め、当選を決めた。唯一の対立候補者となったアラブ社会主義・ナセル主義系の「人民潮流」のサバヒ代表(社会主義インター加盟政党のエジプト社会民主党も大勢が支持した)は前回の大統領選では「革命」の代表者となりダークホースとして3位に食い込んだ実力者だったが、クーデターを支持したことなどがムスリム同胞団などから裏切りととられ(サバヒ代表は初の議会選挙ではアラブ社会主義系の「尊厳党」を率い、ムスリム同胞団系の「自由公正党」と統一名簿で立っている)、今回は軍政批判票の受け皿となれずわずか3%強と票を伸ばすことができなかった。
シシ元帥の政治信条は明確ではないが、旧与党・国民民主党(裁判所の解党判決により解散)を軍が支えてきた経緯からアラブ社会主義・ナセル主義に近いのではないかともみられ、その場合は今回の選挙は主義主張においては両候補ともナセル主義だったことになる。
なお投票率は投票日を一日追加するなどの異例のてこ入れにもかかわらず伸びず、約44%となり、前回大統領選決選投票の52%を下回った。

サバヒ代表 公式サイト(アラビア語)
http://www.hamdeensabahy.com/
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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