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2014-05-27

【ウクライナ】ポロシェンコ元外相が大統領に当選

25日、ウクライナで大統領選挙の第1回投票が行われた。その結果、穏健親EU派で製菓業などで「チョコレート王」といわれる実業家のポロシェンコ元外相(無所属、「UDAR」推薦)が投票の過半数、約55%を獲得し、決選投票を待たずに当選を決めた。

今回の選挙はロシアがクリミアを力づくで併合し、さらに東部ドンパス2州(ドネツク・ルガンスク両州)を親ロシアの武装勢力が押さえるなどの難局のなか行われたが(ドンパス2州の武装勢力は合同し「ノボロシア(新ロシア)」として独立を宣言)、優位に立っていたポロシェンコ元外相は「(現在の)ウクライナに決選投票を行う余裕はない」として第1回投票での当選をめざし、ティモシェンコ元首相(親EU保守派「祖国」)、親ロシア派のティプコ元副首相、同じく親ロシア派のドブキン最高会議議員(地域党)、その他ウクライナ民族主義極右諸候補などを圧倒した。危機のなか、基本的に親EUの立場にいつつもヤヌコビッチ前政権にも入閣したことのあるバランス感覚に富んだポロシェンコ元外相が「ウクライナの危機を打開できるリアリスト」として圧倒的な支持を得た。特に美貌で知られるティモシェンコ元首相は知名度にもかかわらず「ウクライナの政治危機を招いた張本人のひとり」として2位に入ったものの得票はポロシェンコ元外相に大きく水をあけられた。
なお親EU派「UDAR」(一撃の意)のクリチコ党首(ボクサー出身)も当初、大統領選挙立候補をめざしたが、のちにポロシェンコ元外相支持に転じ、クリチコ党首は首都キエフ市長選挙に回り当選を決めている。なおポロシェンコ元外相は2001年まではウクライナ社会民主党に所属していた。

ウクライナは半大統領制であるため首相も置かれるが、大統領の権限は圧倒的に強く、ポロシェンコ新大統領にはロシアから「内戦状態」とも言われるウクライナの危機打開が望まれ、早くも「最初の訪問先は(独立を宣言している)東部ドンパスだ」と発言し、ウクライナ危機の収拾に意欲を示している。

ポロシェンコ新大統領 個人サイト
http://www.poroshenko.com.ua/
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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