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2006-10-22

【エクアドル】大統領選は左右両派による決選投票へ

15日に行われた南米エクアドルの大統領選挙は、左右両極の候補者が11月の決選投票に進むことが確実となった。
第1回投票開票の途中経過では同国随一の大富豪として知られるノボア候補(右派・国民行動制度的刷新党=PRIAN)が25%を獲得して1位。急進左派「同盟・もうひとつの主権祖国」(PAIS)が推し、ベネズエラのチャベス大統領と近い関係でも知られるコレア元経済相が22%で続き、両者で決選投票が行われる見通しとなっている。なお第3位には先住民出身ながら最高裁判事の入れ替え企図など強権的手法により昨年、失脚・追放されたルシオ・グティエレス前大統領(陸軍大佐)を当初は推しながら決別した左派民族主義・1月21日愛国社会党(PSP)のギルマル・グティエレス候補が16%、第4位には中道左派で社会主義インターに加盟する民主左翼党(ID)のロルドス候補が15%、第5位に中道右派・キリスト教社会党(PSC)のヴィテリ候補が9%で入った。他の候補は2%台未満に留まった。
決選投票では1月21日愛国社会党はコレア候補を支持するとみられるため、4位5位の中道左右両派各党がノボア、コレア両候補のいずれを支持するかがカギとなる。グティエレス前大統領の失脚に伴い副大統領から昇格したパラシオ現大統領はコレア候補を経済相に登用しながら、彼の反IMF(国際通貨基金)姿勢から解任した経緯もある。またノボア候補は今回3度目の立候補で、大富豪の実業家ながら過去2回破れ自らの右派ポピュリスト政党を創設した異端児的存在だ。
なお同時に国会選挙(定数100、比例代表制)も行われているが、コレア陣営はチャベス大統領やモラレス・ボリビア大統領の手法にならって現国会とは別の「憲法制定議会」の召集を主張しているため、国会には立候補していない(エクアドルでは98年にも憲法制定議会が召集された)。したがってノボア氏が勝利した場合、コレア陣営は議会上に勢力を残せないこととなる。こうした「憲法制定議会」手法の是非も決選投票では問われることになりそうだ。いずれにせよ過去10年でグティエレス大佐(前大統領)による政変も含め10名以上の大統領を輩出したエクアドル政局の混迷収集が望まれる。
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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