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2013-11-21

【チリ】大統領選・議会選で中道・左派が堅調

17日、南米チリで大統領選挙および上下両院選挙が行われた。大統領の連続再選が禁じられている大統領選挙では、バシェレ前大統領がこれまでの「民主主義のための政党盟約」(コンセルタシオン・デモクラシア)に代えて社会党、キリスト教民主党、民主主義のための党、共産党などからなる新しい連合体「新多数」を形成、鉱山労働者救出で名を上げたピニェラ現大統領後継の保守連合が推す2位のマテイ前労働相に大差をつけたものの、前回大統領選でも台風の目となったエンリケ=オミナミ元下院議員や社会自由主義の経済学者でテレビコメンテーターのパリシ氏らが得票率1割を超えて善戦したほか、その他環境派、地域主義派、極左派など9候補が乱立したためバシェレ前大統領の得票は47%弱と過半数に僅かに満たず、約25%の「同盟」(保守同盟)のマテイ前労働相とのあいだで12月15日に決選投票が行われることとなった。しかしながら第1回投票で及ばなかった候補者には中道・左派が多く、またバシェレ氏の個人的人気もあって決選投票ではバシェレ氏が大統領返り咲きとなる予想が圧倒的となっている。

上院(定数38・半数改選、今回の改選数は20、2人区制)、下院(定数120、2人区制)では、上院においては非改選と含めて社会党、民主主義のための党、急進社会民主党(いずれも社会主義インター加盟政党)などを含む「新多数」が21議席を獲得する見通しで、過半数となる。下院は「新多数」が68議席獲得の見通しで、これも過半数となる。このため予期されるバシェレ新政権は議会の安定多数をもって運営にあたることができることとなるが、悲願となっている比例代表制の導入には議席が足らないとみられる。なお2人区制のため、二大政党連合以外からの当選者はごく僅かである。

上院選の結果は次のとおり。

新多数 12(非改選9)合計21(社会党6、民主主義のための党6、キリスト教民主党6、拡大社会運動1、新多数系無所属2)
保守同盟 7(非改選9)合計16(国民革新党8、独立民主同盟8)
無所属 1(非改選0)合計1

下院選の結果は次のとおり。

新多数 68(キリスト教民主党22、社会党15、民主主義のための党15、急進社会民主党6、共産党6、新多数系無所属4)前回比+9
保守同盟 48(独立民主同盟28、国民革新党19、保守系無所属1)前回比-10
「あなたの求めでチリは変わる」1(エンリケ=オミナミ支持派、自由党1)
無所属 3

チリ社会党 公式サイト(スペイン語)
http://web.pschile.cl/
急進社会民主党(スペイン語)
http://www.partidoradical.cl/v1/
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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