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2013-09-28

【ルワンダ】カガメ大統領の与党連合が下院選で圧勝

16日から18日にかけてアフリカ中央に位置するルワンダで下院選挙が行われ、カガメ大統領が率いる民主社会主義的な与党連合・ルワンダ愛国戦線(RPF、愛国戦線自身のほかルワンダ社会党、キリスト教政党、ムスリム政党などを含む)が圧勝した。

ルワンダ下院は19年前の悪夢のようなルワンダ大虐殺の悲惨な体験を踏まえて社会的弱者やマイノリティに大きく配慮した構成となっており、全80議席のうち53議席が比例代表制で選出される以外に、24議席は女性のために留保され5つの州議会によって選出される。また2議席は全国青年団体による任命、1議席は障害者団体連合から選出される。直接選挙枠は53議席のうちRPFが42議席を占め圧勝、野党は社会民主党が7議席、自由党が4議席にとどまった。

RPFはもともと1987年、ウガンダに逃れたツチ系難民によって結成された旧反政府勢力だが、ルワンダ大虐殺の悲劇のなか混乱する多数派フツ族強硬派を打倒し、以降はカガメ大統領(当初は副大統領兼国防相)が政権を掌握している。カガメ大統領はRPFを率いて大虐殺の戦争犯罪人であるフツ族強硬派を打倒したため高い評価を得ている側面も強いが、いっぽう自らも軍事指導者として内戦中やその後のコンゴ(旧ザイール)への軍事介入から生じた「アフリカ大戦」(第一次・第二次コンゴ戦争)も含め戦争犯罪と無縁ではないという説もあり、評価が割れる。それでも現在、経済の急速な復興に沸くルワンダを指導してきたことは間違いないが、今回選挙でも投票日直前に首都キガリでフツ族強硬派残党によるとみられる手榴弾が爆発し死傷者を出すなど暴力沙汰もおき、大虐殺の傷がいまだ癒えていないことがうかがえる。

ルワンダ愛国戦線 公式サイト(英語版。フランス語版もある)
http://rpfinkotanyi.org/en/
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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