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2013-09-10

【ノルウェー】総選挙で労働党が大敗、政権喪失

9日、北欧ノルウェーで総選挙(定数169、比例代表制)が行われ、8年間ストルテンベルグ中道左派連立の中枢を担ってきた労働党(社会主義インター加盟政党)が第1党を守ったものの議席を後退させ、得票を急伸させ第2党となった保守党への政権交代が確実となった。

労働党は豊富な石油基金を福祉充実に回す政策を展開していたが、そのため産業経済の成長に乗り遅れたとの声が上がり、ストルテンベルグ首相みずからタクシー運転手に扮して有権者庶民の本音を探るパフォーマンスを展開したり、2年前の極右・反イスラム移民思想のブレイビク受刑者による労働党本部および労働党青年部のウトヤ島でのキャンプの襲撃で80名近くが殺害された悲劇を改めて取り上げ、そのとき生き残った青年部員を積極的に擁立して移民への寛容さをアピールしたりしたが、連立パートナーの社会左翼党および中央党(農民政党)も伸び悩み、政権を失うこととなった。

いっぽう中道右派連合も、特にこれまで第2党だった右派強硬派の進歩党は一時、ブレイビク受刑者が所属していた過去などが判明したため警戒心が強まって票を落とし、その分が穏健保守の保守党に流れ、同党が久々に第2党となった。ただ中道右派連合の他党、中道寄りのキリスト教民主党と自由党は進歩党との連立に難色を示しており、今後に不透明感も残る。一部には保守・進歩両党のみの少数連立になるとの観測もある。このほか、公的医療が中心だったノルウェーでの同分野での民間開放など民間活力導入や、減税および経済成長・財政再建策など、社会経済政策が主要争点の選挙戦となった。

今後、中道諸党の動きによっては新・連立政権の組閣まで難航することも予測される。

詳しい選挙結果は次のとおり(カッコ内は前回比)。

労働党 55(-9)
保守党 48(+18)
進歩党 29(-12)
キリスト教民主党 10(±0)
中央党 10(-1)
自由党 9(+7)
社会左翼党 7(-4)
緑の環境党 1(初議席)

ノルウェー労働党 公式サイト(ノルウェー語)
http://arbeiderpartiet.no/
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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