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2013-04-28

【イタリア】民主党のレッタ副書記長が大連立内閣の首相に就任

2月の総選挙から政局混迷が続いていたイタリアで、再選されたばかりのナポリターノ大統領(87歳)は民主党の党ナンバー2であるレッタ副書記長(46歳。欧州問題担当相、官房長官などを歴任)を首相に指名、組閣作業に入った。レッタ新政権は民主党を中心とする中道左派連合「イタリア共通善」のみならず、中道右派「自由の人民」(PdL)からも党ナンバー2のアルファノ幹事長が入閣、ほかにモンティ前暫定首相が率いる中道勢力も参加して、大連立内閣となる見通し。

ナポリターノ大統領は当初、民主党の重鎮で社会党出身のベテラン政治家、アマート元首相(74歳)の3度目の登板を念頭に置いていたとされる。しかし民主党内若手から異論が噴出し、一時は民主党内若手の有力指導者、レンツィ・フィレンツェ市長(38歳)の名前も上がった(本人は固辞)。結局、ナポリターノ大統領も若手登用論に押され、レッタ副書記長の指名に踏み切った。また「自由の人民」の協力が得られたこともカギとなった。

新内閣はベルサーニ、ベルルスコーニの中道左右両派のトップは入閣せず、主に若手政治家およびテクノクラートで構成される模様。またモンティ前暫定首相が進めてきた緊縮財政策については一部見直し、ソフトながら部分的に積極財政策への転換を図るとみられる。

なおレッタ新首相は民主党内キリスト教民主主義派の出身で、旧左翼民主党(社会主義インター加盟政党だった)の出身ではない。新首相は28日までに組閣、29日には所信表明演説を行う模様。いっぽう唯一の野党となる政治コメディアンのベッペ・グリッロ氏率いる新党「五つ星運動」は「既存3勢力の談合」として非難を強めている。また現在、再度の総選挙が行われればベルルスコーニ派の中道右派連合が政権を奪還するという世論調査結果も多く、大連立政権の先行きに不透明感を増している。
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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