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2013-01-28

【チェコ】大統領選決選でゼマン元首相が勝利

中欧チェコで25・26の両日、大統領選挙の決選投票が行われた。かつて社会民主党政権を率いたゼマン元首相と中道右派「TOP09」(伝統・責任・繁栄09、の意味)党首のシュヴァルツェンベルク外相(第一副首相を兼任)による一騎打ちとなったが、11・12の両日に行われた第1回投票でトップだったゼマン元首相が55%弱の得票で逃げ切り、勝利を収めた。

チェコでは今回退任する保守系のクラウス大統領に欧州懐疑主義的な言動が目立ち、物議を醸すことが多かったが、ゼマン元首相は親欧州連合(EU)的な路線で知られ、これまでのチェコの外交路線に軌道修正がなされるとみられる。もっともシュヴァルツェンベルク外相も親EU路線であるため、決選投票ではこの点は大きな争点とはならず、むしろ外相の所属する中道右派連立政権が欧州債務危機への対策として推進してきた緊縮財政路線への是非が問われ、民主社会主義的な野党の代表として社会的弱者の救済に力点を置いたゼマン元首相に支持が集まる結果となった。なおゼマン元首相は現在は社民党を離党しており、自派からなる「ゼマン派市民権党」の党首となっている。この他、決選投票では名門貴族出身で自らも第二次世界大戦後に共産党政権から逃れて亡命していたシュヴァルツェンベルク外相が、テレビ討論において戦後のドイツ系住民追放を戦争犯罪視する発言を行い、いわゆる「ベネシュ布告」の正当性にまで及ぶ論議を呼んだ一幕もあった。
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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