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2012-12-21

【韓国】大統領選で朴槿恵候補が野党候補を破り当選

19日、韓国で大統領選挙が行われ、保守系のセヌリ党が推す朴槿恵(パク・クネ)候補が最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補を破り当選を飾った。韓国で初の女性大統領となる。

民主統合党は民主党と市民統合党、および穏健派の労働組合ナショナルセンターである韓国労働組合総連盟(韓国労総)が統合して結成された政党で、これまでの韓国の中道政党がリベラル保守色が強かったことと比べ、労組が公式に加わったことにより民主社会主義色が強い政党となった。選挙戦では当初、無所属の安哲秀氏と文候補が野党候補の座をめぐって争い、安候補が立候補を取りやめ文候補の支持を表明した後も親北朝鮮左派・統合進歩党の李正姫(イ・ジョンヒ)候補が高くない支持率にもかかわらず二大候補に割って入る構えをみせるなど波乱含みの展開となった。なお統合進歩党の親北朝鮮路線や国会議員選挙での比例名簿不正を批判して離脱したグループによる進歩正義党は文候補を支持し、進歩新党は二派に分かれて分裂選挙となった。李候補は選挙戦最終盤になって撤退および文候補への支持を表明したものの、結局は左派勢力の内部抗争が持ち込まれた結果として朴候補が僅差で逃げ切ることとなった。

朴槿恵・新大統領は60~70年代に長期軍事政権を率いた朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領の長女で、文世光(ムン・セグァン)事件により母親の陸英修(ユク・ヨンス)が暗殺された後はファーストレディー役を務めるも、その父も側近の金載圭(キム・ジェギュ)中央情報部(KCIA)部長に暗殺されるといった悲劇的な経歴でも知られる。また。本人も暗殺未遂に遭ったことがある。選挙では李明博・現大統領と比べて福祉社会政策面を強調し「保守左派」的な面もみられた。また民主統合党に加わった韓国労総は朴正煕政権時代に労使協調を旨として結成された経緯から日本の旧「同盟」に近いナショナルセンターとみられることがあるが、経済面では新自由主義政策に反発を示すことが多い。これらの面から今後、新政権の施策政策に社会格差対策や福祉的な面が強まるかが注目される。なお選挙期間中に北朝鮮による事実上の弾道ミサイル発射(北朝鮮側は人工衛星打ち上げと主張)があったが、帰趨にはほとんど影響を与えなかったといわれている。
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西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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