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2012-11-09

【アメリカ】上下両院選で民主社会主義者議員が再選

6日に行われた各級選挙でオバマ大統領(民主党)が再選されるなどしたアメリカで、連邦上下両院選挙でも民主社会主義者を名乗る議員が再選された。

上院ではバーモント州で民主社会主義者を名乗って活動してきた無所属のサンダース議員が民主党、および地域政党であるバーモント進歩党などの推薦を受けて共和党候補を大差で破り再選された。同議員はこれまで下院議員、州内最大市バーリントン市長などを務めている。なお選挙戦は無所属で戦ったが、上院では民主党会派に所属する見通し。

下院ではイリノイ州第7選挙区で民主党のデーヴィス議員が再選された。同議員はアメリカの社会主義インター加盟団体であるアメリカ民主社会主義者(DSA)に所属している。またイリノイ州第7選挙区はシカゴ市内中部に位置する「黒人マイノリティ選挙区」で、黒人有権者が過半数を占めるように線引きされており、民主党の強固な地盤。今回も8割以上の得票で共和党候補を寄せ付けなかった。

なお連邦上院では民主党が、下院では共和党が、それぞれ過半数を維持した。個人主義的な自由主義意識が強いアメリカではオバマ大統領が主導した医療制度改革・事実上の国民皆保険導入(オバマケア)に対して「社会主義」とレッテル貼りする非難がこれまで絶えなかったが、今回の大統領再選および事前予想よりも民主党が伸ばした結果を受けて下院共和党指導部は、減税の終了(事実上の増税)と強制的な歳出削減が重なることで無軌道な財政引き締めが起き景気の急速な失速が懸念される「財政の崖」問題を前に妥協を強いられると予想され、ベイナー下院議長(共和党)がオバマケアの撤廃をめざす考えがなくなったことを表明するなどの動きも出ている。

各地域の選挙では自治領プエルトリコの上院でプエルトリコ独立党(社会主義インター加盟政党、プエルトリコ独立を主張)が1議席を回復したほか、知事選でも民主社会主義的傾向を指摘される自治領維持派・人民民主党のガルシア=パリリャ候補が州昇格派・新進歩党の現職知事を破った。ただし同時に行われた住民投票では州昇格案が可決され、「51番目の州」をめぐる今後の調整が注目される。バーモント州では民主党とバーモント進歩党が連携したが、オバマ大統領再選の勢いをかって民主党が伸ばし、進歩党は伸び悩んだ。

サンダース上院議員 選挙運動サイト(英語)
http://www.bernie.org/
デーヴィス下院議員 公式サイト(英語)
http://davis.house.gov/
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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