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2012-10-23

【スペイン】バスク、ガリシア両自治州議選で社労党が敗退

21日、スペインのバスク(バスク国)、ガリシア両自治州で州議会議員選挙(両州とも75議席、比例代表制)が行われ、昨年の総選挙で国政与党の座を失った社会労働者党(PSOE、社会主義インター加盟政党)が双方で再び敗退することとなった。

バスク国自治州では3年前の前回州議選の後にバスク国社会党(PSE、社会労働者党のバスク組織)が中道右派地域政党のバスク民族党(EAJ-PNV、バスク国民党とも)を破りロペス大統領(州首相)の選出に成功していたが、今回はより急進的なバスク民族主義および社会主義を掲げる選挙連合「ビルドゥ」(Bildu、「結集」の意)が躍進して第2勢力となり、社会党は第3党に後退した。ラホイ首相率いる民衆党(PP、国民党とも)はバスクでは支持がなく第4党にとどまった。どの党も過半数を獲得しない結果となったため、議席を後退させつつも第1党となった民族党がどの党と連立するか主導権を握ることになるが、分離独立過激派の極左テロ組織「バスク祖国と自由」(ETA)との関係がなお指摘される「ビルドゥ」(同連合側は「ETAを批判し分離したグループの流れをくんでいる」として否定)ではなく、社会党との連立を選択するとの見方がある。

ガリシア自治州ではラホイ首相の出身地ということもあり、ラホイ政権が進める緊縮政策への中間評価と位置づけたPP系の地域政党・ガリシア民衆党(PPdeG)が優位に選挙戦を運び、得票を微減させたものの議席を伸ばして単独過半数を維持した。社会労働者党系のガリシア社会党(PSdeG)および前回選挙前まで社会党と連立を組んでいた地域政党のガリシア民族ブロック(BNG)は議席を後退させたが、ガリシアの左翼勢力が結集した選挙連合・ガリシア左翼オルタナティヴ(AGE)が躍進し、第3勢力となった。

詳しい選挙結果は次のとおり(カッコ内は前回比)。

(バスク国自治州)
バスク民族党 27(-3)
ビルドゥ 21(+16)#前回は「アラルラル」および「バスク連帯」。
バスク国社会党 16(-9)
民衆党 10(-3)
統一・進歩・民主 1(±0)

(ガリシア自治州)
ガリシア民衆党 41(+3)
ガリシア社会党 18(-7)
ガリシア左翼オルタナティヴ 9(新党)
ガリシア民族ブロック 7(-5)

バスク国社会党 公式サイト(スペイン語・バスク語)
http://www.socialistasvascos.com/
ガリシア社会党 公式サイト(ガリシア語)
http://www.psdeg-psoe.com/
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西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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