--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012-09-05

【カナダ】ケベック州議選で独立派が勝利

4日、フランス系住民が多数を占めるカナダ東部ケベック州で州議会議員選挙(定数125、小選挙区制)が行われ、ケベックのカナダからの独立をめざすケベック党(PQ)が勝利し第1党となった。ただ、その獲得議席は54にとどまり、過半数の獲得はならなかった。
ケベック党は独立以外では民主社会主義的な福祉重視政策を掲げる政党で(ただし国際組織には加盟していない)、今回は前回に引き続き女性のモーロワ党首を先頭に選挙戦を闘った。なお同党はカナダ連邦レベルの選挙には立候補しておらず、代わりに事実上提携する政党としてケベック連合(ブロック・ケベコワ、BQ)が存在する。ケベック党が第1党になったため、慣例に従い同党首がケベック自由党党首で自らも落選したシャレー州首相から替わり州首相に就任する見通し。また過半数を獲得できなかったため、最重要目標で党のアイデンティティともいえるケベック独立をめざす住民投票は第3党となったフランス系住民の中道右派を代表する新党・ケベック未来連合(CAQ)の支持を得られず実現できない見通しで、ケベック党内で穏健派とされるモーロワ党首も住民投票の実施を公約に掲げなかった(このことが党内急進派の不満を呼んだ側面もあった)。ほかにフランス系住民の左翼を代表するケベック連帯(QS)が複数議席を得た。
またモーロワ党首が勝利演説をしている最中、会場で州内少数派の英国系とみられる男が発砲して1名が死亡。ケベック党に対する英国系住民の根強い反発がカナダでは珍しい政治的暴力の形で示され、選挙結果に暗い影を落とすこととなった。

詳しい選挙結果は次のとおり(カッコ内は前回比)。
ケベック党 54(+7)
自由党 50(-14)
ケベック未来連合 19(新党)
ケベック連帯 2(+1)

ケベック党 公式サイト(フランス語)
http://pq.org/
スポンサーサイト

theme : 海外ニュース
genre : ニュース

comment

管理者にだけメッセージを送る

こちらもご覧下さい

Re: こちらもご覧下さい

> こちらもご覧下さい
> http://blog.so-net.ne.jp/canadian_history/2012-09-05

ありがとうございます! 興味深い記事で、
とても参考になりました。今後ともよろしくお願いします。

西形公一
プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。