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2012-05-07

【ネパール】新憲法制定にむけて大連立政権樹立へ

新憲法の制定にむけて制憲議会で各党の調整が続くネパールで3日までに主要政党がすべて参加する大連立を形成することで合意し、バタライ首相(第1党の共産党マオイスト派)以外の閣僚が辞任、新たに第2党のネパール会議派(社会主義インター加盟政党)、第4党に相当する南部インド系住民を代表する政党連合「統一民主マデシ戦線」が内閣に加わり、5日にいったん発足した。ただし、第3党の統一共産党は学生活動家の逮捕などをめぐり大連立政権への参加が遅れており、きょうも調整が続いている。

制憲議会の選挙から4年経過しても新憲法が決まらず、この間に4度の首相交代があるなど憲法制定の先行きが見えなかったネパールだが、このたび最高裁判所が憲法制定の期限を今月27日に設定、またマオイスト軍の武装解除と国軍編入が党内強硬派の抵抗を受けながらも進むなど、事態が進展していた。ただ、それでも国のあり方をめぐって公選の大統領と議会に信任される首相を置くことでは各党各会派が合意しているものの、フランス型の強大な大統領を特徴とする半大統領制を採用するか、議院内閣制に重きを置いたフィンランド型の制度を採用するかでなお詰めるべき点が残されている。また連邦構成体として設置される州の数や境界をめぐっても各党のあいだに意見の不一致がある。また特にインド国籍者とのあいだで問題となる外国人のネパール国籍取得や二重国籍などについても合意が得られていない。

今後は各党の合意によると27日までに新憲法を議会で制定したのち、バタライ首相が退陣。その後第2党の会議派から首相を出したうえで連立政権を継続し、1年以内に正式総選挙を行う…というロードマップとなっている。マオイストやマデシ、旧勢力など、あちこちに強硬派の不満がくすぶるなか、社会経済的な規定など民主社会主義の思想をどこまで採り入れた憲法が成立するかが注目される。

ネパール会議派 公式サイト(ネパール語・英語)
http://www.nepalicongress.org/
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新憲法の制定にむけて制憲議会で各党の調整が続くネパールで3日までに主要政党がすべて参加する大連立を形成することで合意し、バタライ首相(第1党の共産党マオイスト派)以外の閣僚が辞任、新たに第2党のネパール会議派(社会主義インター加盟政党)、第4党に相当する南...

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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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