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2012-05-05

【英国】地方選で労働党復調、ロンドン市長選は僅差で敗れる

3日、英国で地方選挙がほぼ全国規模で行われ、労働党の復調が鮮明になった。労働党は約38%の得票で800議席以上を伸ばし、行われた181の自治体議会選挙中75議会で過半数を得るなど、2100議席以上を獲得した。いっぽう連立与党は保守党が約31%で400議席以上を落とし42議会・約1000議席に、自由民主党は約16%で300議席以上を落とし6議会・400議席強に、それぞれ大後退した。

オリンピックを控えて注目のロンドン市長選(移譲式)では保守党のジョンソン市長が労働党左派のリビングストン前市長に第2回集計まで持ち込まれたが僅差で振り切って、逃げ切り当選を決めた。だがロンドン市議会(定数25、小選挙区比例代表連用制に近い制度)では労働党が12議席を獲得して第1党となった。以下は保守党9議席、緑の党と自由民主党が各2議席と続いた。右派でEU懐疑派の英国独立党(系列組織を推薦し立候補した)、極右の英国国民党は議席を獲得できなかった。

スコットランドでは独立国の樹立をめざす地域政党のスコットランド国民党がサーモンド・スコットランド首席大臣(スコットランド首相)の指導力で400を上回る議席を獲得、労働党に対し僅差で第1勢力となった。しかし保守党、自由民主党、緑の党、無所属など他党もそれなりの議席を獲得したため、第1党が過半数を占める議会は少ない結果ともなった。同様の傾向はウェールズでもみられ、労働党が多数を獲得した地域と過半数を占めた政党のない地域がほぼ半々となった。このほか、初の市長公選となったリヴァプール市長選では労働党のアンダーソン筆頭市議が圧勝し横滑りで初当選を飾った。ただバーミンガム、リーズ、マンチェスター、シェフィールド、ニューカッスルなどで行われた市長公選導入をめぐる住民投票は軒並み否決され、新規導入が決まったのはブリストル1市にとどまった。

全体として付加価値税の範囲拡大などキャメロン首相の打ち出した政策が不評ななか、保守党・自由民主党の連立与党には厳しい結果となった。いっぽう労働党の勝利を「地すべり的」と表現するメディアもある。今後もこうした傾向が続くかどうかが注目される。

労働党 公式サイト(英語)
http://www.labour.org.uk/
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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