--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012-03-06

【ロシア】大統領選でプーチン首相勝利、ミロノフ氏敗れる

4日、ロシアで大統領選挙が行われた。その結果、大方の予想どおりプーチン首相(前大統領)が第1回投票で過半数の得票を確保し、決選投票を待たずに返り咲き当選を確実なものとした。
今回の大統領選挙はメドヴェージェフ大統領の任期満了に伴うもの。昨年末の国家会議(下院)選挙での与党・統一ロシアの不振やその後の抗議デモの頻発などから、プーチン首相も一時は苦戦を強いられるとの見方もあったが、都市部の新興中産階級を代表する候補者が見当たらず、その可能性があったリベラル派野党「ヤブロコ」のヤブリンスキー元下院議員が立候補を却下されたこともあって、プーチン首相の圧勝に結びついた。都市部の新興中産階級の有権者は一部が富豪のプロホロフ候補に投票したとみられるが、オリガルヒ(新興財閥)批判が根強いなかで支持を伸ばしきれなかった。また、共産党のジュガーノフ委員長、極右・自由民主党のジリノフスキー党首は従来の支持基盤の外に得票を広げることができなかった。
社会主義インター加盟政党でもある公正ロシアのミロノフ前上院議長は統一ロシアと支持基盤が重なる部分もあり、プーチン批判の広がり方によっては支持を急増させる潜在的可能性があるともみられていたが、ミロノフ氏自身が選挙終盤にプーチン首相の第1回投票での勝利を予想したり、決選投票になった場合の(自らではなく)ジュガーノフ委員長への支持を表明するなどしらけムードを自ら広めた部分があり、選挙結果からするとクレムリンに近い候補と有権者に判断されて敬遠され、むしろ票の多くが直接プーチン首相に流れることとなり、最下位に沈むこととなった。この結果、中道左右両派による二大政党制の確立は遠ざかることとなった。
この結果を受けて首都モスクワでは選挙を不正なものとする抗議活動が広がったが、政権批判の受け皿に乏しい点は変わらず、大勢に与える影響は限定的とみられる。

ミロノフ元上院議長 公式サイト(ロシア語。英語部分もあり)
http://mironov.ru/
スポンサーサイト

theme : 海外ニュース
genre : ニュース

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。