--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2011-10-12

【ポーランド】総選挙で保守与党勝利、民主左翼連合が後退

9日、ポーランドで上下両院の総選挙が行われた。政権・首相の帰趨を決める下院(定数460、5%阻止条項つき比例代表制)ではトゥスク首相の率いる旧「連帯」系で穏健な中道保守主義・ビジネス寄りの市民プラットフォーム(PO)が半数に迫る議席を獲得して第1党となり、同じく旧「連帯」系で保守強硬タカ派・大きな政府論の「法と正義」(PiS)を大きく上回って、政権の続投を確実にした。POは第4党となったポーランド農民党(PSL)と連立政権を組む見通し。他にはPOを離党したパリコット前議員率いる社会自由主義的かつリバタリアン的でカトリック教会を批判する新党・パリコット運動(RP)が初登場で第3党に躍進、社会主義インター加盟政党で旧共産党の流れをくむ民主左翼連合(SLD)は議席をほぼ半減させ後退した。また今回から小選挙区制が導入された上院(定数100)においてもPOが3分の2近い議席を占めた。
今回の選挙ではPOがポーランド北部・西部および都市部で得票を重ねたのに対し、PiSは主に東部の農村部を中心に支持を集め、地域によって支持が二分される状態となった。そのなかでSLDはリヴィン・ゲート事件以来失った非保守の政権批判票を今回も取り戻せず、その票を新党・パリコット運動に奪われ沈むこととなり、全体としてポーランドに旧「連帯」系の保守二大政党制が定着した印象が強まった。
なお投票率は49%弱と、あまり高いとはいえなかった。特に都市部以外での低投票率が目立った。

詳細な選挙結果は次のとおり(カッコ内は前回比)。
市民プラットフォーム(PO)下院207(-2)、上院63(+3)
法と正義(PiS)下院157(-9)、上院31(-8)
パリコット運動(RP)下院40(新党)、上院0
ポーランド農民党(PSL)下院28(-3)、上院2(+2)
民主左翼連合(SLD)下院27(-26)、上院0
ドイツ系少数民族(MN)下院1(±0)#少数民族政党は阻止条項の対象外
その他 上院4

民主左翼連合 公式サイト(ポーランド語)
http://www.sld.org.pl/
スポンサーサイト

theme : 海外ニュース
genre : ニュース

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。