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2011-09-19

【ラトビア】総選挙で社民派が第1党に

バルト三国のひとつラトビアで17日、7月の国民投票で議会が解散されたことによる総選挙(定数100、比例代表制)が行われ、社会民主主義およびロシア系住民の権益を掲げる政党連合「調和センター」が第1党となった。ロシア系の政党が第1党となるのはラトビアではソ連崩壊後初めて。ただし「調和センター」も過半数の議席は獲得できなかったため、国民投票を断行したザトレルス前大統領が率いて第2党となった新党・改革党や、第3党に後退したドムブロフスキス首相の与党・統一などが「調和センター」を外した連立政権の形成を模索するものとみられる。
ラトビアでは旧ソ連時代以来のロシア系住民および背後にいるロシアに対する警戒心が根強いが、金融危機以降のEU主導による財政緊縮策に対する反発や新興財閥とかかわりの深い議員の汚職疑惑もあり、ザトレルス大統領の主導による国民投票での議会解散・繰り上げ選挙となった。だが、国民投票の前に行われた大統領選挙(議会による間接選挙)でザトレルス大統領は緑の党が推す候補に敗れるなど、また政党の結成や解散が相次ぐなど政局が流動化し、混乱していた。いっぽう「調和センター」は社会民主党”調和”と共産主義的なラトビア社会党が組む政党連合で、社会民主党”調和”は社会主義インターには非加盟だが、欧州議会では社民会派に属している。

詳しい選挙結果は次のとおり。
「調和センター」31(+2)
改革党 22(新党)
統一 20(-14)
国民同盟 14(+6)
緑・農民連合 13(-9)

社会民主党”調和” 公式サイト(ラトビア語。ロシア語版あり)
http://www.saskanascentrs.lv/
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No title

久々に書き込ませていただきます。
いつも興味深く拝見いたしております。
私も素人ながらいろいろ選挙情報を見ているのですが左派のSaskanas Centrsは「調和センター」というのが定訳となっているようですが適訳なのかどうか疑問があります。CentrsはCentre(Center)、おそらく「中道(派)」という意味でしょう。Saskanaとは英訳でHarmonyとかConcord、「調和」、ロシア人とラトビア人の民族和解のことなんではないかと思われるのですが、なんとも訳しづらい名前ですね。ご高説がありましたらご教示いただければ幸いです。

Re: No title

> 久々に書き込ませていただきます。
> いつも興味深く拝見いたしております。

ありがとうございます。お返事遅くなりましてすみません。

> 私も素人ながらいろいろ選挙情報を見ているのですが左派のSaskanas Centrsは「調和センター」というのが定訳となっているようですが適訳なのかどうか疑問があります。CentrsはCentre(Center)、おそらく「中道(派)」という意味でしょう。Saskanaとは英訳でHarmonyとかConcord、「調和」、ロシア人とラトビア人の民族和解のことなんではないかと思われるのですが、なんとも訳しづらい名前ですね。ご高説がありましたらご教示いただければ幸いです。

フランスのキリスト教民主主義的な政党にも「社会民主中道派(CDS)」というのがありましたが、これも「社会民主センター」「民主社会センター」などと訳されたこともありました。いっぽうポルトガルの類似名の政党(右派政党)は「社会民主中央党」と訳されたりしてました。おそらくこの政党の場合も日本語で言う「センター(中央)」「中道(派)」双方の意味を含ませているのではないかと推察しますが確証はありませんし、またご指摘のとおり翻訳も難しいと思います。なので、ここでは定訳を採用したいと思います。今後ともよろしくお願いします。

No title

お返事ありがとうございました。

もう少し調べてみましたらSaskanas Centrs(SC)は国民調和党(Tautas Saskanas Partija)・新中道(Jaunais Centrs)・ラトビア社会党LSPの政党連合として生まれたようで、前二者はもともとTSPであったようで、SCになるにあたってSaskanasとCentrsをチャンポンにした名前ということなんですね。

もちろん、西形様は、SCの訳語として西形様が新たな訳語を提示して万人の了承を受けるような立場ではあり得ないと思いますので、この記事において「調和センター」を使うという立場は当然だと思うんですが、JCの訳語として「新センター」とか「新中央」という意味は考えづらいことから、「センター」とか「中央」というのはやはりないんじゃないかなぁとは思います。

スウェーデン、エストニア、ノルウェー、そしてもちろん西形様が指摘されたポルトガルにもCentre Partyはあって「中央党」というのが定訳になっていると見受けられますが(エストニアは除く)、これはCentreが政治的中道を意味するというのが訳出時点で認識されていなかったか、あるいは当時「中央」がそういう意味だったのか、どちらかだと思いますね。

もちろん、訳語を訂正すべきという意味で書き込んだわけではありませんが、自分としてちょっと思うところがありましたので書き込んでみました。
プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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