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2011-05-26

【オランダ】上院選で労働党が現状維持、極右が急伸

23日、オランダで第一院(上院。定数75、州議会による間接選挙)が行われた。その結果、ルッテ首相率いる中道右派自由主義政党の自由民主人民党(VVD)が第1党となり、続いて社会主義インター加盟政党の労働党(PvdA)となった。中道右派のキリスト教民主アピール(CDA)は議席を半減させ第3党に転落、これに移民排斥を掲げる極右の「自由への党」(PVV)が初議席を獲得し続いた。左翼の社会党(SP)は議席を落とし、中道左派・社会自由主義の民主66(D66)、環境派左翼のグリーンレフト(GL)は議席を伸ばした。

今回の上院選挙は3月に行われた州議会議員選挙を受けてのもので、州議会における各党の勢いがそのまま反映されることとなった。また、自由民主人民党とキリスト教民主アピールが連立し、これを極右「自由への党」が支えるルッテ政権への中間評価にもなったが、3党の合計ではわずかに過半数に足りなかった。各党には左右を問わず議席を伸ばした党と落とした党があり、多様な価値観に対する「寛容」を国是とする一方で極右が進出するような世相も広がるオランダにおいて、有権者のルッテ政権への評価が相半ばしていることが示された。今後、ルッテ政権はキリスト教系の小政党の支持を加えて政権の継続を図るとみられる。

詳しい選挙結果は次の通り(カッコ内は前回比)。

自由民主人民党(VVD)16(+2)#中道右派自由主義、市場経済
労働党(PvdA)14(±0)#民主社会主義
キリスト教民主アピール(CDA)11(-10)#カトリック・プロテスタント連合
自由への党(PVV)10(+10)#極右。移民排斥
社会党(SP)8(-4)#強硬派の社会主義
民主66(D66)5(+3)#中道左派・社会自由主義
グリーンレフト(GL)5(+1)#環境政党。かつての急進党、共産党、キリスト教左派などが合同
キリスト教連合(CU)2(-2)#政治面、人権道徳面では保守、福祉面では左派
政治改革党(SGP)1(-1)#聖書主義のプロテスタント右派
50プラス(50PLUS)1(+1)#年金受給者を支持基盤とする
動物のための党(PvdD)1(±0)#動物の権利を掲げる
独立上院グループ(OSF)1(±0)

労働党 公式サイト(オランダ語)
http://nu.pvda.nl/
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西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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