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2011-03-22

【エジプト】憲法改正、国民投票で賛成多数

2月の「エジプト革命」でムバラク大統領が辞任した後、暫定軍事政権が統治しているエジプトで19日、大統領権限の縮小や出馬要件の緩和など「民主化」の成果を盛り込んだ憲法改正案の国民投票が行われた。その結果、賛成票が約77%に達し、憲法改正が承認された。なお投票率は約41%で、これまで政治参加が厳しく規制されてきたエジプトでは国政レベルの投票として異例の高さとなった。
今回の憲法改正をめぐっては「革命」の主役を担った青年グループや右派リベラルの新ワフド党、民主社会主義を掲げる国民統一進歩党、アラブ社会主義者、さらにはエルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長やムーサ・アラブ連盟事務局長(元外相)らも「拙速で、大統領権限の縮小が不完全」として反対をしていたが、前与党・国民民主党(社会主義インター加盟資格を停止)やイスラム主義右派の「ムスリム同胞団」らは早期の民主化が必要として賛成を呼び掛けていた。反対派のあいだには賛成を呼び掛けた各派に今後、6月に予定される人民議会(下院)選挙や8月に予定されている大統領選挙で組織力を活かす思惑がある、とする声が強かったが、都市部以外では広がりを欠いた。今後は人民議会選挙および大統領選挙において民主社会主義を掲げる候補者・勢力はじめ民主派野党がどこまで伸ばすかが注目される。

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次期大統領の有力候補としても名前が挙がっているエルバラダイ・IAEA前事務局長は、投票所近くで「お前などいらない」と叫ぶ数十人の男たちに取り囲まれて石や靴を投げつけられるなどの「組織された暴漢(群衆)」に襲われ、その妨害で投票できなかったとのことです。「イスラム主義者の集団」による行為とも報じられています。エルバラダイ氏は自身のツイッターで「法と秩序が不在の国民投票」と改憲そのものを批判しています。
「ムスリム同胞団」は組織としては憲法改正に賛成の立場でしたが、一部には改憲反対派に呼応する動きもあったと聞きます。しかし、これまでエルバラダイ氏はムスリム同胞団に近いとされていましたが、両者の関係は急速に冷え込んでいるようです。まだまだ情勢は流動的で、不透明な動きも目立ちます。注意が必要ですね。
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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