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2011-02-22

【ドイツ】ハンブルク市議選で社民党大勝、メルケル与党は上院で苦境に

ドイツのハンブルク市(州と同格)で20日、キリスト教民主同盟(CDU)と緑の党による「黒緑」連立が崩壊したことに伴う市議会(州議会)議員選挙(定数121、5%阻止条項つき比例代表制)が行われた。その結果、社会主義インター加盟政党の社会民主党(SPD)が単独過半数の議席を確保し、10年ぶりの市(州)与党復帰が確実となった。CDUは事前のあらゆる予想を下回り、議席の半分を失う惨敗となった。いっぽう連立から離脱した緑の党(ハンブルク市組織の正式名称は「緑のオルタナティヴ・リスト(GAL)」)は議席を微増させ、保守派と環境派が組む「黒緑」連立への有権者の違和感も浮き彫りになった。また産業界寄り自由主義政党とされる自由民主党(FDP)が5%条項を乗り越えて前回選挙では全議席を失った市議会に復帰したほか、左翼党が引き続き議席を獲得した。ドイツは各州のレベルでも議院内閣制を採用しているため、新しいハンブルク市長(州首相と同格)が市議会から新しい州与党・SPDの支持によって選出されることとなる。
ドイツでは今年、全16州のうち7州で州議会の選挙が予定されているが、現在は連邦野党に甘んじているSPDにとっては緒戦から朗報となった。またドイツ連邦参議院(上院)は各州の州政府を代表するため、連邦連立与党のキリスト教民主・社会同盟(CDU-CSU)とFDPによるメルケル中道保守政権にとっては上院の議席をさらに失うことも意味する。このため上院の過半数をすでに失っているメルケル連立与党の政局運営はさらなる譲歩をSPDに強いられるため困難さを増し、ドイツ政界のねじれ状況が深まることとなった。

詳しい選挙結果は次の通り(カッコ内は前回比)。
社会民主党(SPD) 62(+17)
キリスト教民主同盟(CDU) 28(-29)
緑の党系(GAL) 14(+2)
自由民主党(FDP) 9(+9)
左翼党(Linke) 8(±0)
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西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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