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2006-05-12

【インド】州議選で中道・左派、ジャナタ・ダル等が前進

 インドの西ベンガル、タミルナドゥ、ケララ、アッサム4州の州議会選挙が11日に開票された。カルカッタを州都とする西ベンガル州では左派共産党の主導する左翼戦線(LF)が7期連続の州政権を確実にし、チェンナイ(マドラス)を州都とするタミルナドゥ州ではカルナーニディ元首相のドラヴィダ進歩同盟を軸とする中道・左派の民主進歩同盟(DPA)が政権を奪還。またケララ州では左派共産党を軸とする左翼民主戦線(LDF)が国民会議派主導の現政権を破った。アッサム州は国民会議派系の連立となる見通し。
 社会主義インター加盟政党のジャナタ・ダル(世俗派)はケララ州で左翼民主戦線に加わり与党の一角を占めることとなったほか、各地でジャナタ・ダルから分岐した中道左派政党が政権に加わる見通しとなっている。
 インドでは2月にカルナータカ州でジャナタ・ダル(世俗派)党首のゴウダ元連邦首相の息子、クマラスワミ氏が党主流派(および父親)の方針に反してジャナタ・ダル所属州議会議員の多くを率い、ヒンズー右派・インド人民党(BJP)との左右連立州政権を樹立して州首相に就任した。ジャナタ・ダル勢力はヒンズー右派、中道の国民会議派、左翼の共産党系のあいだで国際的な報道は地味ながらも重要な役割を果たしている。
 なおインド中部ラエ・バレリで兼職違反の規定から一時、連邦下院議員を辞職したソニア・ガンジー国民会議派総裁の補欠選挙も同時に行われ、ソニア総裁が自身の辞職に伴う補欠選挙を制し下院返り咲きを果たした。
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インドは憲法の冒頭に民主主義、世俗主義などと並んで社会主義を掲げるなど、国として民主社会主義、社会民主主義的な方向を標榜しているのですが、そのわりにはインドを引っ張ってきた国民会議派が社会主義インターには加盟していなかったりします。会議派の改革派が約20年前に離脱して結成したジャナタ・ダルが参加しているあたり、日本の民主党にも重なりそうな複雑な事情がいろいろとありそうです。
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西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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