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2006-04-15

【ハンガリー】総選挙は与党・社会党が優勢

9日に第1回投票が行われたハンガリー国会総選挙(1院制・定数386、小選挙区と比例代表の複雑な組み合わせ)はジュルチャーニ首相率いる旧共産党改革派の流れを汲む社会主義インター加盟政党、ハンガリー社会党(MSzP)が43%を上回る得票を獲得して105議席を固め、約42%に留まった青年民主同盟-ハンガリー市民党(Fidesz-MPS、今回はキリスト教民主人民党(KDNP)と保守中道野党による選挙連合を形成)が97議席を固めたのに対して優勢に立った。

比例区ではこの2党のほか、中道自由主義の連立与党第2党・自由民主同盟(SZDSZ)と保守系野党で冷戦終結後にアンタル首相を誕生させたのち勢力が衰えた民主フォーラム(MDF)が5%足切りラインを超え、議席を確実にした。

なお小選挙区でも社会党と自由民主同盟の中道左派与党連合は合計で約49%の票を獲得して優勢に立っているが、青年民主同盟と民主フォーラムの保守野党連合も47%を超える得票を獲得しており、約2%を獲得した極右勢力の動向次第では小選挙区で逆転し保守系のオルバン元首相が返り咲く可能性も捨てきれない。
また共産労働者党(旧共産党強硬派の流れをくむ。労働者党から近年改名)は分裂もあり、0.4%に留まった。

小選挙区の第2回投票は23日に行われるが、投票率次第では波乱もあり得る情勢。EU加盟後初めての総選挙で立憲法治主義と民主主義の安定性も問われそうだ。

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イタリアと同様に僅少差を争う選挙戦となったようです。これまでハンガリーでは総選挙ごとに野党が勝利し政権交代が起きていましたが、ジュルチャーニ首相が中道左派政権を維持すれば民主化後、初めて与党が勝利する総選挙となります。なお戦後期の政党が復活した「小地主党」(小農党)は完全に姿を消したとみてよさそうです。

ハンガリー社会党公式サイト(マジャール語-ハンガリー語)
http://www.mszp.hu/
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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