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2008-02-20

【パキスタン】総選挙で人民党第1党も過半数に届かず

社会主義インター加盟政党・パキスタン人民党(PPP)総裁であったベナジル・ブット元首相の暗殺で延期されたパキスタンの総選挙(直接選挙議席は小選挙区制、直接選挙定数272、総議席342)の投票が18日に行われ、19日までの開票でPPPの第1党が確実となった。また保守派野党のパキスタン・ムスリム連盟ナワズ・シャリフ派(PML-N)が地盤の最大州パンジャブ州で議席を伸ばして第2党となり、ムシャラフ大統領を支える現与党、パキスタン・ムスリム連盟クアイディアザム(国父)派(PML-Q)はチョードリー・フサイン総裁(元首相)が落選するなど大惨敗を喫した。
この上位3党に与党系の統一民族運動(MQM、旧・インドからの亡命者政党のモハジール民族運動)、中道左派野党のアワミ民族党(ANP)が続き、隣国アフカニスタンのタリバンとの連携も言われていたイスラム主義右派の統一行動評議会(MMA)は議席を激減させた。特にMMAが州政権を握っていた北西辺境州でMMAは惨敗し、同時に行われた州議会選挙でアワミ民族党が州第1党となることが確実になった。
今回の選挙では半軍政的な強権の発動にもかかわらず自爆テロの続発などを防げず、治安低下をもたらしたムシャラフ大統領に対する民意の批判は根強く、PML-Qの大惨敗および自爆テロの黒幕と疑われたMMAの議席激減につながった模様だ。
ただ、政党別の獲得議席数に応じて比例配分される女性・非イスラム議席を足してもどの政党も過半数に達しない見通しで、もともとライバル関係にあるPPPとPML-Nの両党がどこまで足並みを揃えられるか、不透明な要素が強い。

選挙運動から投票日にかけて自爆テロや銃撃戦が続発するなどの情勢のため、まだ総議席は未確定だが、現時点での総選挙直接選挙枠での獲得議席はPPP89、PML-N66、PML-Q38、MQM19、ANP10、MMA3、無所属その他35など。
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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