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2007-09-09

【モロッコ】社民勢力が後退

7日に行われたモロッコ下院総選挙(325議席、中選挙区比例代表制?)の結果、民主社会主義を掲げ前回総選挙で第1党に躍り出て与党連合に参加した人民勢力社会主義同盟(USFP、社会主義インター加盟政党)が14議席を失い36議席に後退。穏健保守・王党派で連立与党のイスティクラル党(独立党)が4議席増の52議席を獲得し第1党となった。穏健イスラム主義を掲げる公正発展党(トルコの公正発展党をモデルにしている)は汚職批判などで支持を広げていたが、ゲリマンダリング的な選挙区変更などの影響もあり5議席増の47議席にとどまった。いっぽう中道リベラルの人民運動が16議席増の43議席、同じく中道リベラルの立憲同盟が11議席増の27議席と躍進した。

小政党が乱立するモロッコでは、ある程度の発展度を見せている途上国ではありがちな官僚・伝統支配層・軍部・経済界・知識層などのエリート層(モロッコでは「マフゼン」という)による非公式な支配が根を張り、王室も含めて社会の安定装置として機能している現実がある。イスティクラル党は実質上、この「マフゼン」が議会をまとめるための政党と考えられるので、今後も同党と近代主義派による非イスラム主義連立が予想される。

人民勢力社会主義同盟公式サイト(仏語)
http://www.usfp.ma/
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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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