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2013-02-28

【イタリア】上下両院総選挙の結果

イタリア上下両院総選挙の政党別結果は次のとおり(カッコ内は前回比。ただし議席を獲得した政党のみ記載し、政党連合は構成に異動があるため増減を記載しない)。

【下院】
中道左派連合「イタリア共通善」 345
・民主党 297(+80)
・左翼・環境・自由 37(新党)
・民主中道 6(新党)
・南チロル人民党 5(+3)
中道右派連合 125
・自由の人民 98(-178)
・北部同盟 18(-42)
・イタリアの兄弟 9(新党)
五つ星運動 109(新党)
中道派連合「イタリアのためモンティとともに」 47
・市民の選択 37(新党)
・中道連合 8(-28)
・「イタリアのためモンティとともに」(在外選挙区統一名簿)2
その他 4
・在外イタリア人協同運動 2(+1)
・自治進歩連邦主義アオスタ渓谷 1(+1)
・イタリア移民南アメリカ同盟 1(+1)

【上院】
中道左派連合「イタリア共通善」 123
・民主党 110(-8)
・左翼・環境・自由 7(新党)
・南チロル人民党 4(±0、統一候補を含む)
・メガホン=クロチェッタ・リスト 1(新党)
・トレンティノ連合 1(新党)
中道右派連合 117
・自由の人民 98(-48)
・北部同盟 18(-8)
・大南部 1(新党)
五つ星運動 54(新党)
中道派連合「イタリアのためモンティとともに」 19(上院では一体として立候補)
在外イタリア人協同運動 1(±0)
自治進歩連邦主義アオスタ渓谷 1(±0)

なお投票率は75%強だった。
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2013-02-27

【イタリア】上下院総選挙で両院ねじれが出現

24・25日の両日、イタリアで上下両院の総選挙(下院・定数630、全国プレミアム付き比例代表制。上院・定数315、州別プレミアム付き比例代表制)が行われた。その結果、下院ではベルサーニ民主党(PD)書記長を先頭とする中道左派連合「イタリア共通善」が第1勢力に最低でも340議席が割り当てられるプレミアム規定に助けられて過半数を制したものの、上院ではベルルスコーニ前首相率いる「自由の人民」(PdL)などの中道右派連合が予想に反して多くの州で首位となり、また緊縮財政策を推進してきたモンティ現首相(辞任表明しているため暫定首相)が率いる新・中道派連合「イタリアのためモンティとともに」は両院で第4勢力に沈み、さらに現政権の緊縮財政策や既成政治家の汚職体質を鋭く批判するコメディアンのベッペ・グリッロ氏が率いる新党「五つ星運動」(M5S)が第3勢力に浮上、特に下院では単独政党としては最大得票となるなど、波乱の結果となった。

今回選挙前まではテクノクラート政権を率いるモンティ首相を支持してきた中道左派連合の優位が伝えられ、中道左派連合とモンティ陣営の連立による緊縮財政策の継続とそれによる欧州債務危機への対処を狙うシナリオが描かれていた。しかし、これに対してベルルスコーニ前首相の中道右派連合もバラマキ的な公約を乱発するなどして猛追に転じ、なかでも地方選が同時に行われた北部の中心・ロンバルディア州(州都ミラノ。イタリア全人口の6分の1を占める)で中道右派連合の一角である北部同盟(LN)を軸に攻勢をかけ、同州で第1勢力となるなどした結果、上院では中道左派連合の過半数獲得を阻むことに成功した。さらに「五つ星運動」もモンティ首相を「冷たい」と攻撃して大躍進に結びつけ、上院では中道右派連合および「五つ星運動」の反緊縮派が合計して過半数となった。全体としてモンティ首相が推進し、中道左派連合が労働組合の反発を抑えつつ支えてきた緊縮財政策に有権者から強い拒否反応が出た。ただし中道右派連合と「五つ星運動」は政治姿勢や多くの政策が異なり、連携は考えにくい。

イタリアでは憲法によって上下両院がほぼ対等の権限を有しており、上院が首相の信任不信任に関わることや、金銭関連法案などを否決することも可能。従って上下両院の勢力分布が異なる「ねじれ」状態になった場合は、即座に政権の不安定化に直結する。このため政局の行方については不透明感が増しており、欧州債務危機再燃への警戒感などから世界各国で株安に振れるなどの影響が出ている。今後は5月に任期切れを迎えるナポリターノ大統領の判断が注目され、すでに大連立の形成や上下両院の再解散総選挙、あるいは前例のない上院のみの解散選挙などの予想がささやかれている。

なおベルサーニ書記長が率いる民主党はユーロコミュニズムの代表格だった旧イタリア共産党の流れをくむ左翼民主主義者の多数派と旧キリスト教民主党勢力の左派が合流した政党で、現在は社会主義インターに加盟していないが、欧州議会では社会主義系会派・社会民主進歩同盟に加わるなど、密接な関係を保っている。ただ現在、イタリアからインターに直接加盟しているイタリア社会党は今回、中道左派連合に加わったものの、わすかな得票に留まり、上下両院とも議席は獲得できない見通し。

現在までのところ、最終的な議席配分は公式にはまだ発表されていない。

民主党 公式サイト(イタリア語)
http://www.partitodemocratico.it/

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2013-02-27

【キプロス】大統領選決選で保守・アナスタシアディス氏が勝利

24日、地中海に浮かぶキプロス(南半のギリシャ系住民地区)で大統領選挙の決選投票が行われ、第一回投票で1位だった保守系・民主連合(DISY)のアナスタシアディス党首が57%強の得票で、労働進歩人民党(AKEL、共産党)のマラス前保健相を破り勝利を収めた。
17日の第一回投票でマラス前保健相に僅差で及ばず3位となって敗退した社会民主運動(EDEK、社会主義インター加盟政党)が推していた無所属のリリカス元外相がどちらにつくかが注目され、リリカス氏を「キングメーカー」視する報道もあったが、結果としてはリリカス氏を支持した有権者の票は二分され、アナスタシアディス党首が順当勝ちすることとなった。なおアナスタシアディス陣営の一員である民主党(DIKO)は欧州議会では社会主義系会派・社会民主進歩同盟に所属しているなど、欧州債務危機のなか緊縮財政を掲げるアナスタシアディス党首に左右を超えた支持の広がりがあったことも勝因とみられる。

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2013-02-26

【バルバドス】総選挙で民主労働党が勝利

21日、カリブ海に浮かぶバルバドスで総選挙(定数30、小選挙区制)が行われ、故トンプソン前首相から引き継いだスチュアート首相率いる与党・民主労働党(DLP)が議席を減らしながらも過半数を獲得し勝利を収めた。アーサー元首相率いる野党のバルバドス労働党(BLP、社会主義インター加盟政党)も猛追したがわずかに及ばなかった。この結果を受け、スチュアート首相が総督から首相に再任された。
バルバドスはカリブ海の諸国ではもっとも議会制民主主義が発達しているとされ、またカリブ海においてはもっとも裕福な国であるが、民主労働党およびバルバドス労働党の二大政党以外はほとんど勢力を有していない。民主労働党ももともとはバルバドス労働党から分岐した政党で、社会主義インター加盟の有無はあれ、両党の思想や政策に大きな隔たりはない。一応、民主労働党は中道色が強い社会民主主義政党で、バルバドス労働党は穏健な中道左派の民主社会主義政党とする解説もある。

詳しい選挙結果は次のとおり(カッコ内は前回比)。

民主労働党 16(-4)
バルバドス労働党 14(+4)

民主労働党 公式サイト(英語)
http://www.dlpbarbados.org/
バルバドス労働党 公式サイト(英語)
http://blp.org.bb/

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2013-02-20

【エクアドル】コレア大統領が三選

17日、南米エクアドルで大統領選および議会選(定数137、比例代表制)が行われ、現職で反米左派のコレア大統領が圧勝で三選を飾った。コレア大統領は過去にやや強引気味な政権運営ながらも混乱したエクアドル政局に安定をもたらした点が評価され、第一回投票で他候補を寄せ付けず過半数を獲得し当選となった。野党は保守系新党の「機会を作る」党などが比較的、善戦したが及ばず、グティエレス元大統領(1月21日愛国社会党)は低い投票率にとどまった。

また議会選でもコレア派・反米左派で民主社会主義の「主権祖国同盟(PAIS-Allianza)」が過半数を得票し、「機会を作る」党、1月21日愛国社会党、社会キリスト教党、パチャクティク多民族統一運動などは大きく差をつけられた。中道左派ポピュリストのロルドス党、社会主義インター加盟政党の民主左翼党などは「主権祖国同盟」と競合することもあり、ほとんど議席を獲得できない見通し。

コレア大統領 公式サイト(スペイン語)
http://www.rafaelcorrea.com/

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2013-02-20

【キプロス】大統領選は左右2氏の決選投票に

17日、キプロスで大統領選挙が行われた。その結果、保守系の民主連合(DISY)のアナスタシアディス党首が他候補を引き離して1位となったものの、過半数にはわずかに及ばず、2位となった労働進歩人民党(共産党)のマラス前保健相とともに決選投票にコマを進めることとなった。社会主義インター加盟政党・社会民主運動(EDEK)が推す無所属のリリカス元外相は僅差ながら3位に終わり、決選投票に残ることができなかった。

決選投票は24日に行われるが、ここではEDEKを支持する社会民主派有権者がアナスタシアディス、マラスの両候補のいずれに投票するかがカギとなる。そのため、敗れたとは言えリリカス元外相を「キングメーカー」視する報道もみられる。なお、共産系現職のフリストフィアス大統領はマラス前保健相を後継候補とし出馬していない。また投票率は83%に上り、有権者の関心は高かった。

リリカス候補 公式サイト(ギリシャ語)
http://www.lillikas.com/

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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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