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2012-12-23

【イタリア】モンティ首相辞任、上下両院解散総選挙へ

21日、イタリアのモンティ首相は来年度予算の通過・成立を見届けた直後に辞任を表明した。これを受けてナポリターノ大統領は翌22日、上下両院の解散を決定。総選挙が2月下旬に行われる見通しとなった。

モンティ政権は実務家内閣で政党出身者を含まなかったが、右派前与党「自由の人民」が緊縮策を批判して支持を撤回したことにともない、辞任を余儀なくされた。いっぽう中道左派の民主党はモンティ政権の改革を引き続き支持する姿勢だが、労組の要求と違う部分もあり、改革を貫徹できるかが注目される。また支持率で民主党に次ぐ2位に躍り出ているブロガーのベッペ・グリッロ氏率いる新党「五つ星運動」が台風の目となることが予想されるなど、選挙までイタリア政界の動向から目を離せそうにない。
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2012-12-22

【インド】グジャラート州議選でヒンズー右派が勝利

インド西部グジャラート州で13日と17日に分けて州議会議員選挙(定数182、小選挙区制)の投票が行われ、20日に一斉に開票された。その結果、モディ州首相率いるヒンズー右派のインド人民党(BJP)が過半数を獲得して勝利を収め、引き続き州政権を担うこととなった。州野党で民主社会主義的な国民会議派は投票率とともに得票を伸ばし、多くの選挙区で接戦に持ち込むなど追いすがったが、獲得議席では引き離された。
モディ州首相はインド人民党のなかでも幼少の頃から民族奉仕団(RSS)に加わっていた強硬派で鳴らしており、過去には2002年のイスラム教徒との宗派対立によるグジャラート暴動において鎮圧に消極的だったとされるほか、強硬派ぶりがたたってアメリカへの入国を拒否されたこともある。しかし州内における高度成長の達成など堅実な経済運営には定評があり、この夏の北インド全域を襲った大停電でもグジャラート州内には被害が及ばなかった。このため最近はインドの次期連邦総選挙においてモディ州首相をインド人民党の連邦首相候補にすべきだとする意見も根強く、次期総選挙ではソニア・ガンジー国民会議派総裁の長男ラフル幹事長(ネルー初代首相のひ孫)や第三勢力である社会党のヤダフ党首らと並んで台風の目になると予測される。
なおグジャラート州はガンジーの出身地であるポルパンダルを含むなどガンジー主義発祥の地でもあり、また不可触民対策などに社会政策に尽くした旧バローダ藩王国も現在の州内にあたるが、モディ州首相の就任以来、当のガンジー主義者である国民会議派は引き離される傾向にある。

詳しい選挙結果は次のとおり(カッコ内は前回選挙比)。

インド人民党 115(-2)
国民会議派 61(+2)
グジャラート家族党 2(新党)#インド人民党から分裂
国民主義会議党 2(+1)
ジャナタ・ダル(統一派)1(±0)#親インド人民党
無所属 1

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2012-12-21

【韓国】大統領選で朴槿恵候補が野党候補を破り当選

19日、韓国で大統領選挙が行われ、保守系のセヌリ党が推す朴槿恵(パク・クネ)候補が最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補を破り当選を飾った。韓国で初の女性大統領となる。

民主統合党は民主党と市民統合党、および穏健派の労働組合ナショナルセンターである韓国労働組合総連盟(韓国労総)が統合して結成された政党で、これまでの韓国の中道政党がリベラル保守色が強かったことと比べ、労組が公式に加わったことにより民主社会主義色が強い政党となった。選挙戦では当初、無所属の安哲秀氏と文候補が野党候補の座をめぐって争い、安候補が立候補を取りやめ文候補の支持を表明した後も親北朝鮮左派・統合進歩党の李正姫(イ・ジョンヒ)候補が高くない支持率にもかかわらず二大候補に割って入る構えをみせるなど波乱含みの展開となった。なお統合進歩党の親北朝鮮路線や国会議員選挙での比例名簿不正を批判して離脱したグループによる進歩正義党は文候補を支持し、進歩新党は二派に分かれて分裂選挙となった。李候補は選挙戦最終盤になって撤退および文候補への支持を表明したものの、結局は左派勢力の内部抗争が持ち込まれた結果として朴候補が僅差で逃げ切ることとなった。

朴槿恵・新大統領は60~70年代に長期軍事政権を率いた朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領の長女で、文世光(ムン・セグァン)事件により母親の陸英修(ユク・ヨンス)が暗殺された後はファーストレディー役を務めるも、その父も側近の金載圭(キム・ジェギュ)中央情報部(KCIA)部長に暗殺されるといった悲劇的な経歴でも知られる。また。本人も暗殺未遂に遭ったことがある。選挙では李明博・現大統領と比べて福祉社会政策面を強調し「保守左派」的な面もみられた。また民主統合党に加わった韓国労総は朴正煕政権時代に労使協調を旨として結成された経緯から日本の旧「同盟」に近いナショナルセンターとみられることがあるが、経済面では新自由主義政策に反発を示すことが多い。これらの面から今後、新政権の施策政策に社会格差対策や福祉的な面が強まるかが注目される。なお選挙期間中に北朝鮮による事実上の弾道ミサイル発射(北朝鮮側は人工衛星打ち上げと主張)があったが、帰趨にはほとんど影響を与えなかったといわれている。

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2012-12-12

【ルーマニア】上下両院選で社民党系政党連合が圧勝

9日、ルーマニアで議会上下両院の選挙(下院・定数315、上院・定数137、両院とも小選挙区比例代表併用制)が行われた。その結果、バセスク大統領が率いる前政権が進めた緊縮財政策を批判するポンタ首相率いる社会自由同盟(社会主義インター加盟政党の社会民主党…旧救国戦線左派…はじめ国民自由党、保守党など中道左右の政党で構成)が約6割の得票で圧勝を飾った。
いっぽうバセスク大統領に近い中道右派の公正ルーマニア同盟(民主自由党…旧救国戦線右派…など)は約16%の得票で惨敗、同時に新興政党のダン・ディアコネスク人民党が約14%を獲得した。少数民族政党のハンガリー民主同盟は約5%だった。
今回の圧勝でポンタ首相の政権基盤は大幅に強化される見通しだが、首相指名権など強大な権限を有するバセスク大統領が議会選の結果を無視してポンタ首相を再任しないとする見方もあり、その場合ルーマニアの混乱は続くことになる。

なお各党別の議席はまだ確定していない。

社会民主党 公式サイト(ルーマニア語)
http://www.psd.ro/

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2012-12-12

【ガーナ】大統領選で現職マハマ氏が勝利

7日、西アフリカのガーナで大統領選挙および議会選挙が行われた。大統領選挙では7月に副大統領から昇格したばかりの現職マハマ大統領が10日までに僅差で過半数の得票により第1回投票で当選を決めた。

マハマ大統領は54歳。7月にミルズ前大統領が死去したことに伴い大統領に昇格した。所属政党は国民民主会議(NDC、社会主義インター加盟政党)で、NDCは1981年から続いた社会主義的なローリングス軍事政権が92年に複数政党制を導入し民政移管した際にローリングス派として結成された政党。以後、ガーナはNDCと保守中道の新愛国党による二大政党制が確立している。しかし今回選挙では僅差であったため、大統領選にアクフォアド元外相を擁立した野党・新愛国党陣営は「不正選挙の疑いがある」として抗議活動を開始している。

なお議会選挙(定数275、小選挙区制)の開票は続いているが、大統領選と同様にNDCがリードしている。

国民民主会議 公式サイト(英語)
http://ndc.org.gh/

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2012-12-09

【ブルキナファソ】議会選で大統領与党が勝利

2日、西アフリカのブルキナファソで議会選挙(定数127、比例代表制)が行われた。開票に時間を要したが、コンパオレ大統領を支える与党・民主主義進歩会議(CDP)が勝利し、連携する各党との合計で80議席を確保した。ただ前回選挙よりは議席を後退させた。
民主主義進歩会議はコンパオレ大統領が1987年のクーデターで政権を握ったのち、1996年に社会主義者や共産主義者を集めて結成した政党で、アフリカ社会主義を標榜している。しかしこうした経緯から社会主義インターには加盟していない。インターには民主進歩党/社会党が加盟しているが、今回選挙ではわすかな議席しか獲得できなかった。なおブルキナファソではコンパオレ大統領にクーデターで倒され死亡した故サンカラ前大統領(国名をフランス語のオートボルタから現地名のブルキナファソに変更した大統領)以来、社会主義の影響が強い。
民主主義進歩会議はブルキナファソにおける一党優位政党と考えられており、コンパオレ大統領の下での首相は全員、同党から出ている(ただ故サンカラ前大統領の路線継承を主張する政党も根強く存在する)。しかしコンパオレ大統領の長期政権に対する不満は大きく、昨年には軍人や警官まで参加して行われた反政府デモの圧力により首相が交代したこともあった。今後は憲法規定で次回大統領選挙に立候補できないコンパオレ大統領の後継候補選びが焦点となる。

民主主義進歩会議 公式サイト(フランス語)
http://www.cdp.bf/

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2012-12-04

【スロベニア】大統領選決選で社民党のパホル前首相が当選

2日、スロベニアで大統領選挙の決選投票が行われた。その結果、第1回投票で事前予想を覆してトップとなった社会民主党(社会主義インター加盟政党)のパホル前首相が、超党派の支持を受けていた現職のトゥルク大統領を下し当選を決めた。パホル前首相はダブルスコアとなる圧勝だった。
ヤンシャ首相率いる右派政党・民主党の候補者は第1回投票で敗退しているが、パホル新大統領はヤンシャ首相が進める不人気な緊縮策についても協力すべき点は協力する姿勢を示した。

社会民主党 公式サイト(スロベニア語)
http://www.socialnidemokrati.si/

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2012-12-03

【イタリア】中道左派予備選で民主党党首が勝利

2日、イタリアの中道左派連合は来春までに行われる総選挙にむけて首相候補を決める予備選挙を行い、民主党(PD)のベルサーニ書記長(党首)がフィレンツェのレンツィ市長を破り大差で首相候補の座を手にした。ベルサーニ書記長の得票は約6割だった。
ベルサーニ書記長は現モンティ政権が進めている厳しい財政規律維持策を続けると表明しているが、37歳のレンツィ市長を支持する若年層のあいだには雇用に対する不安感が広がっており、同時に経済成長を軸に労働者や貧困層への施策を重視することをめざす。

しかしイタリア政界では今後、中道右派連合も首相候補を選出する見込みである上、コメディアンでブロガーのべッペ・グリッロ氏が率いる新党・五つ星運動が反汚職・反緊縮・反既成政党などを掲げて大きなうねりになっており、中道左派に続く第2党をも狙う勢い。さらにモンティ首相の続投を模索する動きもあり、政界再編の大波から目が離せそうにない。

民主党 公式サイト(イタリア語)
http://www.partitodemocratico.it/

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2012-12-02

【おくやみ/インド】グジュラル元首相死去

11月30日にインドのインドラ・クマール・グジュラル元首相がデリー郊外グルガオンの病院で死去した。92歳だった。
80年代に国民会議派を離党してジャナタ・ダル(JD)の創設に加わった学者肌の政治家で、第一次ジャナタ・ダル政権では外相を、第二次ジャナタ・ダル政権(統一戦線としての連立政権)でも外相となり、続いてゴウダ前ジャナタ・ダル政権が国民会議派の閣外協力取り下げによって崩壊したのち、97年から98年まで財務相そして首相を兼任した(就任時すでに77歳だった。また、この頃にジャナタ・ダルは社会主義インターに加盟している)。しかしインド人民党(BJP)、国民会議派(INC)、ジャナタ・ダル主導の統一戦線(UF、他に左翼政党や地域政党が加盟していた)の三つ巴の政局のなかで主導権を発揮できず、パキスタンを含めた近隣諸国との関係改善を図った「グジュラル・ドクトリン」を残すなどの成果もあったが、このドクトリンもイスラム武装勢力の侵入を防げなかったという批判がある。個人的には学者肌もあって清廉だったとされるが、閣内や与党の度重なる汚職疑惑、与党連合の分裂への対応に追われ、身動きが取れなかったともいえる。また就任中にインド独立50周年の節目を迎え、それまでの国民会議派・ガンジー中心の史観に基づく式典とは違ってチャンドラ・ボースやアンベードカルを取り上げたこともあった。
首相退任後はジャナタ・ダルの分裂には関わらず、そのまま政界を引退していた。なおグジュラル氏の前の首相であるゴウダ首相はジャナタ・ダル分裂に際して党のカルナータカ州組織を基盤に、党内左派のジャナタ・ダル世俗派(JD-S)を主導している。また次に政権を担ったインド人民党のヴァジパイ首相は就任早々に核実験を行い核武装を宣言、対抗してパキスタンも核実験に踏み切ったことにより、グジュラル氏の外交努力は報われなかったともいえる。

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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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