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2012-05-29

【ネパール】新憲法制定できず

ネパールの憲法制定議会は27日夜に新憲法制定の期限を迎えたが、当日までに主要各党各会派の合意が成立せず、憲法制定ができなかった。これを受けて憲法制定議会は自動的に解散され、28日未明にバタライ首相(共産党毛沢東主義派)は11月22日に新しい憲法制定議会の選挙を行うと表明、それまで暫定的に政権を継続するとした。しかし、これを現暫定憲法の規定にない違憲措置だとする他党が反発し、第3党・共産党統一マルクス=レーニン主義派(CPN-UML)は閣僚を辞任させた。また第2党・ネパール会議派(NC、社会主義インター加盟政党)も賛成しなかった。

バタライ首相率いる挙国一致内閣においては第1党・毛沢東主義派と第4党・統一民主マデシ戦線が連邦制のあり方で合意したものの、会議派とUMLは同意せず、さらに今月に入って少数民族の権利を訴える動きが広まり、動きが取れない状況に陥っていた。今後、11月と表明された再選挙に向け、ヤダフ大統領の判断や非常事態宣言の噂もあるなか、政局の混乱をどう収拾するのかがカギとなる。

ネパール会議派 公式サイト(英語・ネパール語)
http://www.nepalicongress.org/
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2012-05-29

【エジプト】大統領選第1回投票でムーサ、サバヒ氏ら敗れる

23日、エジプトで「革命」後初となる大統領選挙の第1回投票が行われた。28日に選挙管理委員会が発表した結果によると、ムスリム同胞団が設立した自由公正党のモルシー党首が1位、ムバラク政権下で短期間、最後の首相を務めたシャフィク元空軍司令官(空軍大将)が2位となったが、両者とも過半数の得票には及ばなかったため、この2者による決選投票が行われることとなった。

3位にはナセル主義(アラブ社会主義)系左派の尊厳党(カラーマ党)のサバヒ党首が「革命」を担った層やリベラルな有権者を結集し下馬評を覆して都市部で1位となるなど善戦したが、あと一歩及ばなかった。また4位にはムスリム同胞団を離れて立候補し、一時は有力視されていたアブールフトゥーフ・アラブ医師連合事務局長が入り、事前予想では有力視され社会主義インターからも「穏健改革派」として注目されていたムーサ元外相は5位と沈んだ。「革命」を直接に担った「革命継続同盟」に加盟する社会主義人民同盟党のハリリ下院議員、民主社会主義の国民進歩統一党が擁立したバスタウィシィ破棄院(最高裁判所に相当)副長官はそれぞれ得票1%にも及ばなかった。

このイスラム主義派と旧体制派が残った選挙結果を受けて、「革命」派や穏健改革派にとっては厳しい選択を迫られることとなる。実際、結果公表後にはシャフィク元首相陣営の事務所が抗議デモによって放火される騒ぎも起きた。

なお投票率は約46%だった。

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2012-05-23

【イタリア】地方選で民主党が前進

イタリアでこの5月、地方選挙が行われた。第1回投票は6・7の両日に、第2回(決選)投票は20・21日の両日に行われ、民主党(PD)が中道右派の前与党「自由の人民」(PdL)を抑えて勢力を伸ばす結果となった。

ジェノヴァでは社会党(PSI、社会主義インター加盟政党)を含む穏健左翼勢力が結集した「左翼・環境・自由」のドリア候補が決選投票の末に中道右派候補を破った。シチリアの最大都市パレルモではマフィアとの闘いで知られるオルランド元市長が「価値あるイタリア」(IdV)および左翼勢力の一部の支援を受けて返り咲きを果たした。パルマでは反汚職など既成政治批判を掲げるコメディアンでブロガーのベッペ・グリッロ氏が率いるポピュリストの「五つ星運動」が民主党候補を決選投票で逆転勝ちで破った。しかし、その他の小自治体の多くは民主党および民主党系の政党連合が押さえる結果となった。

モンティ現首相の政権は無党派の専門家・テクノクラート内閣であるため、今回の選挙結果がただちに政権の帰趨に影響するわけではないが、全体として前ベルルスコーニ政権与党であるPdLには厳しい結果となり、PDや反ベルルスコーニ派の勢いをにじませる結果となった。なおPDは旧共産党である左翼民主主義者(社会主義インターに加盟していた)とキリスト教民主主義左派によるマルゲリータが結成した政党で、現在は社会主義インターに加盟していないが、欧州議会ではPD選出議員は欧州社会党と統一会派「社会民主進歩同盟」(S&D)を組んでいる。またモンティ首相を側面から支える姿勢をみせている。

民主党 公式サイト(イタリア語)
http://www.partitodemocratico.it/

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2012-05-21

【セルビア】大統領選で現職タディッチ大統領敗れる

20日、バルカン半島のセルビアで大統領選挙の決選投票が行われた。決選投票に進んだのは親欧米派・民主党(DS、社会主義インター加盟政党)のタディッチ大統領と、右派政党・セルビア進歩党(SNS)のニコリッチ党首で、事前の予測ではタディッチ大統領の優勢が予測されていたが、結果は僅差ながらニコリッチ党首が勝利してタディッチ大統領の3選を阻止し、右派政権の誕生となった。
ニコリッチ党首は前回は極右政党・急進党(SRS)のシェシェリ党首(戦争犯罪および人道に対する罪の容疑で旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷から訴追を受けている)の代理として急進党から立候補したものの敗れ、その後シェシェリ党首と対立してより穏健な右派政党のセルビア進歩党を立ち上げていた。第1回投票の結果からは勝利はむずかしいと見られていたが、経済の落ち込みや汚職を背景に逆転にこぎつけた。
ニコリッチ氏はセルビアのナショナリズムを強調する右派ではあるが、EUへのセルビアの加盟などには前向きとされる。しかし旧ユーゴ紛争を担った右派勢力の復権には欧米に警戒感もある。また先日に行われた議会の選挙では旧タディッチ連立与党が過半数を占めており、大統領とは別に選ばれる首相ポストに誰が就くかも含め、しばらく不透明感の濃い政局が続きそうだ。

民主党 公式サイト(セルビア語)
http://www.ds.org.rs/

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2012-05-20

【ギリシャ】議会解散、再選挙へ

今月6日の総選挙でどの政党も多数を得られず、また連立政権の形成でも合意できなかったギリシャで19日、パプリアス大統領は17日に初召集されたばかりの議会(定数300、3%阻止条項および第1党ボーナスつき比例代表制)を再び解散、再度の総選挙を行うこととなった。6月17日に投開票が行われる。

パプリアス大統領は憲法の規定に基づき、第1党の中道右派・新民主主義党(ND)、第2党に躍進した急進左翼連合(SYRIZA)、第3党の全ギリシャ社会主義運動(PASOK、社会主義インター加盟政党)に順番に連立形成を指示したが各党とも緊縮財政派と反緊縮派のあいだで合意をまとめることができず、挙国一致の専門家内閣も検討したが各党の強い反対にあい、新政権樹立を断念せざるを得ない状況に追い込まれた。選挙管理内閣の首相には二大政党の支持で緊縮策を進めてきた無党派のパパデモス現首相が反緊縮派の左右両派から反対にあい、代わって行政最高裁のピクラメノス長官が任命された。

なお初議会では今回初めて議席を得たファシスト的な極右政党「黄金の夜明け」(XA)が軍隊ばりに隊列を組んで議場入りし、イスラム系議員の宣誓に着席で抗議するなど混乱した議会や政局を象徴する行動をみせた。

再選挙においてはフランスやドイツに緊縮政策の修正を迫るとするSYRIZAが第1党となるとの見通しが強いが、NDとPASOKが巻き返して両党で過半数を獲得し緊縮策の実行が可能となるという予測も出てきた。いずれにせよユーロのゆくえをにらんで激しい再選挙となりそうだ。

全ギリシャ社会主義運動 公式サイト(ギリシャ語)
http://www.pasok.gr/

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2012-05-17

【フランス】オランド大統領就任、新首相にエロー氏

フランスで15日、社会党(PS、社会主義インター加盟政党)から17年ぶりの大統領となったオランド前社会党第一書記が正式に就任した。オランド大統領は就任早々、当日のうちに訪独しユーロ問題などをめぐりメルケル首相と会談し、ギリシャ問題について緊縮策より財政出動を含む「成長戦略」重視で一致した。

また社会党内で知独派・ドイツ通として知られるエロー国民議会(下院)議員団長(現ナント市長兼任。下院畑が長く、閣僚経験はない)を首相とすることを決め、翌16日にフィヨン前首相から職務を引き継ぎエロー新首相が誕生した。ジョスパン元首相の退任以来10年ぶりの社会党首相となる。エロー内閣の組閣においては故ミッテラン大統領の下で首相を務めた社会党の重鎮ファビウス氏が外相となり、経済・財政・通商相にモスコビシ元欧州問題相、またオランド大統領側近で成長戦略を重視するサパン元経済・財政相が労働・雇用・社会問題相に就くなど重要閣僚が次々と公表されている。加えて担当大臣(閣外相や副大臣に近いポスト)を含めた全閣僚の約半数が女性となったほか、党派別では選挙協力を結んだ欧州エコロジー緑の党(EELV)から地域間平等・住宅相が、左翼急進党(PRG)からは法相が入閣となったが、ほぼ社会党中心の布陣となった。

今後は来月6月に行われる下院選挙に向けて、オランド政権の安定的な運営に不可欠な社会党はじめ連立与党の過半数を確保すべく、エロー新首相の手腕が問われることとなる。

社会党(フランス) 公式サイト(フランス語)
http://www.parti-socialiste.fr/

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2012-05-14

【ドイツ】最大州議選で社民党が大勝

ドイツ西部に位置しルール工業地帯を抱えるなど同国最多の人口を誇るノルトライン=ヴェストファーレン州(以下NRW州)で州議会の解散に伴う選挙(定数は今回から237に増員、小選挙区比例代表併用制)が行われ、社会民主党(SPD、社会主義インター加盟政党)が大勝してクラフトNRW州首相の続投を決めた。

前回、2010年5月に行われたNRW州議会選挙ではSPDと緑の党(Grüne)の合計で州議会の過半数に達せず、クラフト氏がNRW州首相となったものの少数与党政権として苦しい政局運営を強いられていた。そのため今回、予算関連法案が州議会を通過しなかったことを機に解散総選挙に踏み切っていた。その結果、SPDと緑の党の両連立与党で過半数に達し、安定した州政権運営が行えることとなった。SPDは獲得した99議席をすべて小選挙区で獲得する好調ぶりだった。クラフトNRW州首相の安定した戦いぶりからは、早くも次期連邦議会総選挙においてメルケル現連邦首相への対抗馬とすべき、とする声も上がっており、「SPDのメルケル」とするなど過熱した報道もみられる。

なお他の政党では、メルケル連邦首相を支える連邦最大与党のキリスト教民主同盟(CDU)はレットゲン連邦環境相をNRW州首相候補に立てたものの得票を落とし、小選挙区も29議席にとどまるなど歯が立たず、自由民主党(FDP)は前進、左翼党(Linke)は議席を失った。代わってインターネットの自由を訴える若者による海賊党(Piraten)がNRW州議会で初議席を得た。

詳しい選挙結果は次の通り(カッコ内は前回比、定数56増)

社会民主党(SPD) 99(+32)
キリスト教民主同盟(CDU) 67(±0)
緑の党(Grüne) 29(+6)
自由民主党(FDP) 22(+9)
海賊党(Piraten) 20(+20)
左翼党(Linke) 0(-11)

ドイツ社会民主党 公式サイト(ドイツ語)
http://www.spd.de/
クラフトNRW州首相 個人サイト(ドイツ語)
http://www.hannelore-kraft.de/

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2012-05-12

【アルジェリア】議会選で与党大勝、社民派も議席確保

10日、北アフリカのアルジェリアで国民議会(下院、定数462・比例代表制)の総選挙が行われ、ブーテフリカ大統領を支える与党の民族解放戦線(FLN)、民主国民集会(RND、「民主国民連合」とも)の2党がそれぞれ220、68議席を獲得して大勝した。「アラブの春」を受けてイスラム主義派・平和のための社会運動(ハマス、ムスリム同胞団系)を軸とする穏健イスラム主義派の3党連合「緑のアルジェリア同盟」は議席減となった。また前回下院選をボイコットしたベルベル人を基盤とする社会主義勢力戦線(FFS、社会主義インター加盟政党)は議席を回復させ、トロツキストの労働者党(PT)は議席を減らした。この結果を受けてブーテフリカ大統領(FLN)とウーヤヒア首相(RND)の二頭体制が継続するとみられるが、首相は交代する可能性もある。

ハマスはイスラム主義勢力だがブーテフリカ大統領の与党となっていた過去もあり、野党色が弱いこともあって支持を広げるには至らなかった。逆にフランスからのアルジェリア独立戦争以来の歴史を持ち、独立後は冷戦終結までマルクス主義的な左翼ナショナリズム・アラブ社会主義を掲げる一党支配政党だったFLNに改めて支持が向かうこととなった。いっぽう先住少数民族であるベルベル人のあいだには政府批判や政教分離・世俗主義を支持する空気が非常に強く、FFSも今回、一度はボイコットを決めたものの政府側の説得で選挙参加を決めた経緯を持つ。だがもう一方の有力なベルベル人政党である文化民主集会(RCD、「文化民主連合」とも。社会自由主義政党)はボイコットとなった。イスラム主義派とベルベル人勢力は選挙に不正があったと主張しているものの、今回から政党規制が緩和されてイスラム主義系の小党が乱立し票が分散したうえ、イスラム主義派と政教分離を掲げるベルベル人勢力は水と油であり、冷戦後の一時期イスラム主義勢力が伸ばした際に生じた内戦で十数万人が犠牲となった負の記憶もあって、今後各勢力がまとまって各国の「アラブの春」のような大規模な反政府運動に発展する可能性は低いとみられる。

なお投票率は42%と発表された。

現時点での暫定的な選挙結果は次の通り(カッコ内は前回比)

民族解放戦線 220(+84)
民主国民集会 68(+7)
緑のアルジェリア同盟 48(-12)
社会主義勢力戦線 21(前回ボイコット)
労働者党 20(-6)
アルジェリア民族戦線 9(-4)
公正発展党 7(新党、イスラム主義派)
アルジェリア人民運動 6(新党)
新しい夜明け 5(新党)
その他16党・無所属 56
未定 2

社会主義勢力戦線 公式サイト(フランス語・アラビア語。セキュリティが堅い)
http://www.ffs-dz.com/

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2012-05-08

【アルメニア】議会選で革命連盟が議席後退

6日、カフカスのアルメニアで議会選挙(定数131、小選挙区比例代表並立制)が行われた。その結果、サルキシャン大統領の与党でナショナリスト保守のアルメニア共和党が議席を伸ばして過半数の議席を獲得し、勝利した。これに対しリベラル保守の「繁栄するアルメニア」(PAP)、社会主義インター加盟政党の「アルメニア革命連盟」(ARF)、テルペトロシャン初代大統領が率いる反体制野党の連合組織「アルメニア国民戦線」(ANC)、中道政党「遺産」などは選挙前から完全比例代表制の導入を求め、また選挙中にも合同で与党の選挙干渉に対する監視組織を設けるなどしていたが、及ばなかった。特にARFは10議席を失い、後退した。今後はアルメニアの民主主義が不完全視されるなかで来年に予定される大統領選挙を見すえて、アルメニアの長いディアスポラの歴史(ARFは同国内だけでなく、旧亡命先のレバノンでも一定の地歩を築いている)を踏まえたうえでの透明な民主国家への改革が求められる。

詳しい選挙結果は次のとおり(カッコ内は前回比)。

アルメニア共和党 69(+5)
繁栄するアルメニア 36(+11)
アルメニア国民会議 7(新党)
アルメニア革命連盟 6(-10)
法の支配 6(-3、キリスト教民主主義派)
遺産 5(-2)
無所属 2

アルメニア革命連盟 公式サイト(英語・アルメニア語)
http://www.arfd.info/

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2012-05-08

【セルビア】大統領選・議会選が中道左右両派の激戦に

6日、セルビアで大統領選挙(二回投票制)と議会選挙(定数250、原則5%阻止条項付き比例代表制)が行われた。今回の選挙は双方の選挙を同時に実施するために民主党(DS、社会主義インター加盟政党)のタディッチ大統領が自ら辞任、再出馬して行われた。
大統領選挙では戦犯容疑の色濃い極右・セルビア急進党(SRS)の穏健派が離脱して結成し、刷新をアピールする右派政党・セルビア進歩党(SNS)のニコリッチ党首が首位の座をタディッチ大統領と争ってきた。しかし双方とも過半数の票は得られず、2週間後の20日に行われる決選投票に持ち越されることとなった。第1回投票では、かつては故ミロシェビッチ大統領を擁し戦犯容疑の濃い左翼ナショナリズムで知られたセルビア社会党(SPS)のダチッチ党首(第一副首相兼内相)が3位に入ったが、ダチッチ候補は党のイメージを一新させ、その穏健化、中道左派化に努めている。決選投票ではそのダチッチ第一副首相が同じ与党としてタディッチ大統領を支持するとみられるため、優勢だと受け止められている。ほかに穏健右派・セルビア民主党(DSS)のコストニツァ旧ユーゴ大統領らが立候補しており、激戦となった。
いっぽう議会選ではセルビア進歩党がセルビア急進党の支持票をほとんど奪って第1党となり、民主党は遅れをとった。しかし民主党のほか議席を倍増させたセルビア社会党やリベラル派など現連立与党の合計では過半数に達しており、連立政権の継続はできる模様。

また同時にコソボ在住のセルビア人が独自の選挙を設定し緊張が走ったが、大きな混乱はなかった。

議会選の暫定的な結果は次のとおり(カッコ内は選挙前比)。

セルビア進歩党系連合 73(+43)
民主党系連合 68(-7。セルビア社会民主党、ヴォイヴォディナ社会民主連盟なども参加)
セルビア社会党系連合 44(+24。統一年金者党、統一セルビアも参加)
セルビア民主党 21(+1)
自由民主党系連合 20(+4、セルビア再生運動、社会民主同盟なども参加)
セルビア地域の団結 16(-7。G17プラスが中心)
少数民族組織計 8
セルビア急進党 0(-56)

民主党 公式サイト(セルビア語)
http://www.ds.org.rs/


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2012-05-07

【ドイツ】シュレスヴィヒ・ホルシュタイン州議選で社民党が伸長

ドイツ最北部にありデンマーク国境に位置するシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州(以下SH州)で6日、州議会議員選挙(定数69、憲法裁判所から憲法違反の裁決が出たため今回から大幅制度変更、基本は5%阻止条項つき小選挙区比例代表併用制)が行われ、社民党(SPD、社会主義インター加盟政党)と緑の党が優位に立つ結果となった。キリスト教民主同盟(CDU)は後退した。
今回州議選ではCDUは筆頭候補(SH州首相候補)にイェーゲル州環境運輸相を、SPDはアルビッヒ・キール市長を立てた。選挙結果ではSPDと緑の党はCDUと自由民主党(FDP)を上回っているがいずれも過半数に達さず、デンマーク系少数民族を代表する地域政党・南シュレスヴィヒ選挙人同盟(SSW)と今回初議席を獲得した海賊党がキャスチングヴォートを握ることとなった。前回初議席を得た左翼党は海賊党などに不満票を奪われ、議席を失う結果となった。
SH州政権の行方だが、SSWはどちらかというと中道やや左寄りの傾向を有しており、また海賊党がCDUと組むことも考えにくいため、SPDとアルビッヒ首相候補には有利な展開となっている(SPDと緑の党、SSWの合計でぎりぎり過半数になる)。世論調査でもアルビッヒSH州首相を望む声がイェーゲル氏に比べて強い。

詳しい選挙結果は次のとおり(カッコ内は選挙前比。違憲として定数が95から削減された)。

キリスト教民主同盟 22(-12)
社会民主党 22(-3)
緑の党 10(-2)
自由民主党 6(-8)
海賊党 6(新党)
南シュレスヴィヒ選挙人同盟 3(-1)
左翼党 0(-6)

ドイツ社会民主党 公式サイト(ドイツ語)
http://www.spd.de/

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2012-05-07

【ネパール】新憲法制定にむけて大連立政権樹立へ

新憲法の制定にむけて制憲議会で各党の調整が続くネパールで3日までに主要政党がすべて参加する大連立を形成することで合意し、バタライ首相(第1党の共産党マオイスト派)以外の閣僚が辞任、新たに第2党のネパール会議派(社会主義インター加盟政党)、第4党に相当する南部インド系住民を代表する政党連合「統一民主マデシ戦線」が内閣に加わり、5日にいったん発足した。ただし、第3党の統一共産党は学生活動家の逮捕などをめぐり大連立政権への参加が遅れており、きょうも調整が続いている。

制憲議会の選挙から4年経過しても新憲法が決まらず、この間に4度の首相交代があるなど憲法制定の先行きが見えなかったネパールだが、このたび最高裁判所が憲法制定の期限を今月27日に設定、またマオイスト軍の武装解除と国軍編入が党内強硬派の抵抗を受けながらも進むなど、事態が進展していた。ただ、それでも国のあり方をめぐって公選の大統領と議会に信任される首相を置くことでは各党各会派が合意しているものの、フランス型の強大な大統領を特徴とする半大統領制を採用するか、議院内閣制に重きを置いたフィンランド型の制度を採用するかでなお詰めるべき点が残されている。また連邦構成体として設置される州の数や境界をめぐっても各党のあいだに意見の不一致がある。また特にインド国籍者とのあいだで問題となる外国人のネパール国籍取得や二重国籍などについても合意が得られていない。

今後は各党の合意によると27日までに新憲法を議会で制定したのち、バタライ首相が退陣。その後第2党の会議派から首相を出したうえで連立政権を継続し、1年以内に正式総選挙を行う…というロードマップとなっている。マオイストやマデシ、旧勢力など、あちこちに強硬派の不満がくすぶるなか、社会経済的な規定など民主社会主義の思想をどこまで採り入れた憲法が成立するかが注目される。

ネパール会議派 公式サイト(ネパール語・英語)
http://www.nepalicongress.org/

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2012-05-07

【ギリシャ】総選挙で反緊縮派躍進、小党乱立の議会に

債務危機に陥ったことから二大政党が加わったパパデモス暫定政権下での解散総選挙となったギリシャで、6日、国会総選挙(定数300、3%阻止条項&第1党ボーナスつき比例代表制)が行われた。結果は2大政党への不信を反映して多数の小政党が3%阻止条項を乗り越え、7党が議席を獲得する小党乱立気味の議会となった。
議席を獲得したのは2大政党の新民主主義党(ND、中道右派)と全ギリシャ社会主義運動(PASOK、社会主義インター加盟政党)のほか、トロツキストや環境左派を含む急進左翼連合(SYRIZA)が反緊縮財政を掲げて躍進しPASOKを抜き去って第2党となり、新民主主義党の右派が離脱し反緊縮財政を掲げる独立ギリシャ人(ANEL)、EU脱退を掲げる共産党(KKE)、極右ネオファシスト視され暴力的な青年支持者の行動が問題となってきた「黄金の夜明け」(XA)、SYRIZAから分岐した民主左翼(DIMAR)が議席を獲得した。宗教右派で暫定政権に与党入りしていた正教民衆集会(LAOS)に加え、環境緑の党、新民主主義党の中道派が分岐した民主同盟(DISY)は政党乱立のあおりを受け、わずかに3%条項に及ばず議席獲得はならなかった。

左右問わず反緊縮財政派が議会の3分の1を占めたこの結果、緊急に緊縮財政を進める暫定政権を支持してきた旧2大政党の議席は、第1党となった新民主主義党に50議席のボーナス議席を足しても過半数に及ばず、誰が首相になるにせよ厳しい議会運営を強いられることとなった。またユーロ危機に与える影響も注目される。

詳しい選挙結果は次のとおり(カッコ内は選挙前比。前回比ではない)。

新民主主義党(ND)108(+36)#ボーナス議席のため、実質得票はマイナス
急進左翼連合(SYRIZA)52(+41)
全ギリシャ社会主義運動(PASOK)41(-88)
独立ギリシャ人(ANEL)33(+22、新党)
ギリシャ共産党(KKE)26(+5)
黄金の夜明け(XA)21(0、新党)
民主左翼(DIMAR)19(+9、新党)

全ギリシャ社会主義運動 公式サイト(ギリシャ語)
http://www.pasok.gr

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2012-05-07

【お知らせ】ツイッターを開始しました

先日からツイッターを開始しました。
このブログ、および個人ブログの更新通知がメインとなっていますので、
ご活用ください。お待ちしています。

ツイッター
http://twitter.com/#!/nisighata
ブログ「にっし~の世の中思ったこと考えたこと(西形公一のブログ)」
http://profile.ameba.jp/kimipogo/

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2012-05-07

【フランス】社会党のオランド新大統領が誕生

6日、フランスの大統領選の決選投票が、第1回投票で1位となったオランド元社会党(PS、社会主義インター加盟政党)第一書記と現職のサルコジ大統領(UMP、右派・民衆運動連合)のあいだで行われた。その結果、事前予想より差は詰まったもののオランド元第一書記が52%弱の得票でサルコジ大統領を破り、当選を決めた。社会党の大統領は第五共和政下では故ミッテラン大統領以来17年ぶり2人目となる。また現職大統領が敗退するのはジスカールデスタン大統領がミッテラン氏に敗れて以来31年ぶり。

オランド新大統領は57歳。エネルギー面でフランスが大きく依存する原子力発電所の大幅な縮減を主張するほか、積極財政路線や雇用・福祉政策、特に富裕層課税強化、中小企業支援のための公的な投資銀行創設、若年層の雇用促進策などを掲げており、経済筋からは「危険」という評もある。また人物としてはカリスマ的指導力を発揮するというよりは調整型とされる。元事実婚パートナーのロワイヤル前回大統領候補からは「指導力不足」とされ、個人的にパートナーシップ関係解消に至ったこともある。今回の選挙でも抗議票が多いと見られる極右・国民戦線(FN)のルペン候補の支持票から一部が流れなければ当選には至らなかったとみられ、本人が積極的に支持されたというよりは、「反サルコジ・反新自由主義緊縮財政政策」の不満票の受け皿になった結果の当選という面も否めない。今後は選挙で提示した政策をどう実行していけるか、緊縮策を続けたい意向のドイツやユーロ破綻の危機を招いているギリシャやイタリアへの対応も絡んで、綱渡りの政局運営を強いられそうだ。実際、オランド新大統領誕生を受けてさっそくユーロ売りが加速している。

なおオランド新大統領誕生を受けて社会党は早々に新首相ポストの選任を行う予定で、エロー下院議員団長のほかオブリ社会党第1書記を推す声もある。また第1回投票からオランド候補を支持してきた左翼急進党(PRG)や左翼欧州懐疑派共和国市民運動(MRC)のほか、欧州エコロジー緑の党からの入閣も有力視されており、第1回投票で善戦したメランション欧州議会議員率いる「左翼戦線」(共産党、左翼党などで構成)から入閣者が出る可能性もある。いずれにせよ誰が首相ポストに就くかは内政にかける新政権の意気込みを示す大きな意味がある人選となり、その布陣をもって来月に行われる予定の国民議会(下院)選挙で社会党をはじめ左派勢力の院内多数奪還に挑むこととなる。

オランド候補 公式サイト(フランス語)
http://francoishollande.fr/

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2012-05-05

【英国】地方選で労働党復調、ロンドン市長選は僅差で敗れる

3日、英国で地方選挙がほぼ全国規模で行われ、労働党の復調が鮮明になった。労働党は約38%の得票で800議席以上を伸ばし、行われた181の自治体議会選挙中75議会で過半数を得るなど、2100議席以上を獲得した。いっぽう連立与党は保守党が約31%で400議席以上を落とし42議会・約1000議席に、自由民主党は約16%で300議席以上を落とし6議会・400議席強に、それぞれ大後退した。

オリンピックを控えて注目のロンドン市長選(移譲式)では保守党のジョンソン市長が労働党左派のリビングストン前市長に第2回集計まで持ち込まれたが僅差で振り切って、逃げ切り当選を決めた。だがロンドン市議会(定数25、小選挙区比例代表連用制に近い制度)では労働党が12議席を獲得して第1党となった。以下は保守党9議席、緑の党と自由民主党が各2議席と続いた。右派でEU懐疑派の英国独立党(系列組織を推薦し立候補した)、極右の英国国民党は議席を獲得できなかった。

スコットランドでは独立国の樹立をめざす地域政党のスコットランド国民党がサーモンド・スコットランド首席大臣(スコットランド首相)の指導力で400を上回る議席を獲得、労働党に対し僅差で第1勢力となった。しかし保守党、自由民主党、緑の党、無所属など他党もそれなりの議席を獲得したため、第1党が過半数を占める議会は少ない結果ともなった。同様の傾向はウェールズでもみられ、労働党が多数を獲得した地域と過半数を占めた政党のない地域がほぼ半々となった。このほか、初の市長公選となったリヴァプール市長選では労働党のアンダーソン筆頭市議が圧勝し横滑りで初当選を飾った。ただバーミンガム、リーズ、マンチェスター、シェフィールド、ニューカッスルなどで行われた市長公選導入をめぐる住民投票は軒並み否決され、新規導入が決まったのはブリストル1市にとどまった。

全体として付加価値税の範囲拡大などキャメロン首相の打ち出した政策が不評ななか、保守党・自由民主党の連立与党には厳しい結果となった。いっぽう労働党の勝利を「地すべり的」と表現するメディアもある。今後もこうした傾向が続くかどうかが注目される。

労働党 公式サイト(英語)
http://www.labour.org.uk/

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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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