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2012-03-27

【ドイツ】ザールラント州議選で社民党が伸長

25日、ドイツ西端のザールラント州で州議会議員選挙(定数51、5%阻止条項つき比例代表制)が行われ、社民党(SPD、社会主義インター加盟政党)が議席を伸ばしたものの、第1党のキリスト教民主同盟(CDU)には及ばなかった。
今回の選挙はCDU(黒がシンボルカラー)と自由民主党(FDP、黄)、緑の党の3党による「ジャマイカ連合」(国旗が黒・黄・緑であるため、この名がある)が連立政権の閣内対立から崩壊したことによる州議会解散を受けて行われた。その結果、自由民主党はわずか1%強の得票でミニ政党の「家族党」にも及ばず全議席を失い、緑の党も阻止条項ぎりぎりまで後退した。また社民党のほか、インターネットの自由を訴える若者による海賊党が初議席を獲得した。ラフォンテーヌ前共同党首が率いる左翼党は議席を後退させた。
選挙結果のみをみるとSPD、左翼党、緑の党の左派3党で過半数を確保する結果となったが、CDUが第1党となったこともあり、同党のクランプ=カレンバウアー州首相がSPDとの大連立によって州首相に留任する公算が大きい。しかし世論調査では両州首相候補の支持が拮抗しており、連立交渉の帰趨次第ではSPDのマース州首相候補が政権を獲得する可能性もある。また、5月に行われるノルトライン=ヴェストファーレン、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン両州の州議会議員選挙に与える影響も注目される。

詳しい選挙結果は次のとおり(カッコ内は前回比)。

キリスト教民主同盟 19(±0)
社会民主党 17(+4)
左翼党 9(-2)
海賊党 4(新党)
緑の党 2(-1)
家族党 0(±0)
自由民主党 0(-5)

ドイツ社会民主党ザールラント 公式サイト(ドイツ語)
http://www.spd-saar.de/
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2012-03-26

【オーストラリア】クイーンズランド州議選で与党労働党が惨敗

24日、オーストラリア北東部のクイーンズランド州(以下QLD州)で州議会議員選挙(定数89、部分的な小選挙区移譲式)が行われた。開票の結果、ブライQLD州首相が率いる労働党(社会主義インター加盟政党)は議席の大半を失って惨敗、ニューマン党首率いる保守野党・自由国民党に政権を奪われることとなった。労働党は伝統的に地盤としてきたQLD州都ブリスベンや観光地ケアンズでも議席を次々と奪われた。この結果を受けて26日、ニューマン党首はQLD州総督から州首相に任命されて就任した。またブライ前州首相は議員辞職と政界引退を表明した。
自由国民党がQLD州議会議席の6分の5以上を占める圧勝を飾ったのに対して、労働党は議席を7分の1以下に減らす惨敗ぶりで、敗北そのものは織り込み済みだったとはいえ、予想外の大惨敗だったため連邦レベルの労働党にも衝撃が走っている。また昨年のニューサウスウェールズ州に続いて労働党の女性州首相が敗北することともなった。先日、党内で党首選挙を乗り切ったばかりのギラード首相に批判が集まっているためとも考えられるため、彼女が率いる労働党政権の先行きにも暗い影を落とす今回の結果となった。

詳しい選挙結果は次のとおり(カッコ内は前回比)
自由国民党 78(+44)
労働党 7(-44)
カッターのオーストラリア党 2(新党)
無所属・その他 2

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2012-03-21

【フランス】大統領選挙が開始

フランスで大統領選挙が始まった。16日の立候補締め切りまでに10名が立候補を届け出、憲法評議会の審査を経て19日に10名での争いが確定した。

主な候補者はサルコジ現大統領(民衆運動連合、UMP)と最大野党・社会党(PS、社会主義インター加盟政党)のオランド前第一書記で、この二人を極右・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首、中道政党・民主運動(MoDeM)のバイル議長、共産党(PCF)などからなる「左翼戦線」のメランション欧州議会議員(左翼党)、欧州エコロジー緑の党のジョリ欧州議会議員、ゴーリスト政党「立ち上がれ! 共和国」のデュポン=エニャン・イェール市長、反資本主義新党のプートゥー候補、トロツキスト「労働者の闘い」のアルタウ候補らが追う。ルペン女史は立候補に必要とされる公職者500名の支持集めが過激な主張のために難航したものの、最終的に届け出ることに成功した。いっぽう有力候補のひとりと目されたドビルパン前首相は与党を離れ立候補を模索したものの、公職者500名の支持がぎりぎり集まらなかった。

大統領選挙は4月22日に第1回投票が行われ、ここで過半数を獲得する候補者が出なかった場合は上位2名による決選投票が5月6日に実施される。現時点では第1回投票においてはサルコジ、オランド両氏が互角の情勢とみられているが、両候補による決選投票になった場合はオランド候補に軍配が上がるとの世論調査結果が出ている。「金融界は敵」と訴えるオランド氏は積極的な財政出動を主張、いっぽうサルコジ大統領は不法移民対策のためにEU内の自由往来を定めたシェンゲン協定の見直しを主張するなど、両候補ともEUに加盟する他国とは異なる政策を掲げており、どちらが当選するにしてもEU諸国に大きな影響を与えることになるとみられる。

なおフランスでは大統領選に引き続き、6月に国民議会(下院)選挙が行われる予定。

オランド候補 公式サイト(フランス語)
http://francoishollande.fr/

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2012-03-19

【ドイツ】ガウク新大統領が誕生

ウルフ前大統領が企業との癒着スキャンダルによって辞任を余儀なくされたドイツで、18日、東ドイツ出身の民主化活動家ガウク氏が大統領選出のための非常設機関の連邦会議(連邦集会、連邦総会と訳されることもある。連邦議会議員と州議会代表で構成)において新大統領に選出された。ガウク氏は前回大統領選に社会民主党(SPD、社会主義インター加盟政党)と緑の党(Grüne)の推薦で立候補したが、メルケル首相率いるキリスト教民主同盟を先頭とする連立与党が推すウルフ氏に敗れていた。しかし今回、そのウルフ氏がスキャンダルで辞任するという異常事態を受けて、野党が推す大統領候補をメルケル首相が受け入れた。

ガウク氏は72歳。旧東ドイツのプロテスタントの牧師から反体制活動家となり、東独民主化に際してはリベラル派の市民運動団体「新フォーラム」に加わり、中道左派的な立場から東独の共産主義体制と秘密警察シュタージを徹底的に非難・攻撃。ドイツ統一後もシュタージが保持していた個人情報収集管理に関する監理調査を行う「ガウク機関」の長として活動した。このため反共主義者とみなされることもある。今回の大統領選出においても、キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)、自由民主党(FDP)の連立与党に加え、社会民主党、緑の党、バイエルン州の「自由な有権者」、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン州のデンマーク系少数民族組織「南シュレスヴィヒ選挙人同盟(SSW)」が超党派で「大連立」的に推したものの、連邦議会に議席を有する政党では旧東独共産党の流れを汲む左翼党(Linke)のみはガウク氏を支持せず、反ホロコースト活動家のクラルスフェルト女史を推した。ほかに極右のドイツ国家民主党(NPD)が候補者を擁立した。ベルリン州議会に議席を有する海賊党(Piraten)は候補者の擁立をめざしたが、最終的に断念した。

ドイツの大統領は名誉職的なポストだが、国家の象徴として道義面で大きな役割を有している。また今回のガウク新大統領誕生により、旧東独出身のメルケル首相と並びドイツは大統領・首相という国家の両枢要ポストが東独出身者で占められることとなる。

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2012-03-19

【東ティモール】大統領選で現職落選が決まる

17日、東南アジアでインドネシアから独立した東ティモールで大統領選挙(二回投票制)が行われた。候補者12名が立つ乱戦となったが、現職で1996年のノーベル平和賞受賞者としても知られるラモス・ホルタ大統領は3位にとどまって決選投票に残ることができず、敗退が決まった。1位・2位となったのはそれぞれ最大政党ながら野党の東ティモール独立革命戦線(フレティリン、社会主義インター加盟政党)党首のルオロ前議会議長と、民主社会主義的な東ティモール再建国民会議 (CNRT)のグスマン首相(前大統領)が推す無所属のルアク前国軍司令官。
選挙ではほかにアラウジョ国会議長(社会民主主義政党の民主党所属)やグティエレス副首相が立候補するなど混戦となっていた。ほかに1975年に東ティモールがポルトガルに一方的独立宣言を突きつけたとき「初代」大統領となったアマラル社会民主協会党首も立候補したが、選挙戦中の3月6日に病没している。
グスマン首相は来日中の東京で記者会見に応じ、ホルタ大統領を推さなかった理由として「国民自身の選択」を尊重したとし、ホルタ氏が有権者の支持で広がりを欠いていたことを示唆した。貧困層の解消に向けた取り組みの遅れや、治安問題など政策面での相違があったものとみられる。
東ティモールでは大統領は名誉職的なポストだが、法案の拒否権を持つなど相応の権限を持つ。しかし憲法上、実権を握っているのは首相で、今回の決選投票も、現職首相であるグスマン氏とフレティリンのアルカティリ書記長(元首相)のあいだの代理戦争の様相を呈している。

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2012-03-18

【モルドバ】3年ぶりに大統領を選出

16日、旧ソ連でルーマニアに接するモルドバで大統領選挙(議会による間接選挙)が行われ、ティモフティ最高裁判所長官が新大統領に選出された。
モルドバでは大統領の選出に議会の6割以上が必要とされており、共産党と他の親欧米派政党連合のあいだで勢力が拮抗していたため、共産党のヴォロニン前大統領が辞職して以来過去3年間、大統領不在の異常事態が続いていた。しかし今回、共産党議員の一部が「モルドバ共和国社会主義党」に移り、親欧米派との協調に転換したこと、また政治家ではないティモフティ氏を擁立することで、今回の選出にこぎつけた。ティモフティ新大統領は1年半にわたって暫定大統領代行を務めていたルプ議会議長(社会主義インター加盟政党の民主党所属)から大統領職を引き継ぐ。ティモフティ氏は投票前の演説で欧州連合(EU)加盟をめざすことを明らかにし、また今後も政党には所属せず(政党間の)政治には関らずに(超党派の立場で)全国民のための大統領となることなどを述べた。
しかし共産党は今回の大統領選出プロセスに抗議して投票をボイコット、街頭でも首都キシニョフで抗議デモを行うなど緊張が高まっている。

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2012-03-16

【インド】最大州に38歳州首相が誕生

インドで2月から3月はじめにかけて行われた州議会議員選挙において社会党(SP)が勝利したウッタル・プラデシュ州(以下UP州)で15日、ヤダフ社会党党首(元UP州首相)の長男、アキレシュ・ヤダフ下院議員が州首相に就任した。
当初は父親で過去3回UP州首相を務めたヤダフ元州首相の返り咲きが予想されていたが、選挙前から国民会議派のホープであるラフル・カンジー幹事長に対抗できる若手政治家として「アキレシュ・ブーム」が起き、これを受けてアキレシュ氏への代替わりを決断することとなった。大学では環境工学を専攻したアキレシュ新UP州首相は38歳で、UP州史上もっとも若い州首相となる。就任演説では若年層を中心とする雇用対策の強化やイスラム教徒(ムスリム)女性への手厚い保護を打ち出した。また新州内閣の布陣は社会党のベテラン政治家を配したものとなった。今後は人口2億人の、いわば「世界最大の自治体」であるUP州政治の舵取りを青年政治家が担うこととなる。
アキレシュ新州首相が所属する社会党は民主社会主義を掲げる政党で、またヒンズー教徒(特に主な支持基盤となっている中層農民カースト)とムスリムとの融和を掲げるなど、ガンジー主義のうち左派寄りの路線を代表している。そのほかインドを代表する大衆娯楽である映画界にも広い人脈を有していることで知られ、インド映画界に君臨するベテラン大俳優、アミタブ・バッチャンの妻で女優のジャヤー上院議員も所属している。

社会党 公式サイト(英語。一部ヒンディー語、ウルドゥー語)
http://www.samajwadiparty.in/
アキレシュ・ヤダフ 公式サイト(現在は工事中)
http://www.akhileshyadav.com/

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2012-03-14

【エルサルバドル】議会選でファラブンド・マルティ民族解放戦線が第1党を失う

11日、中米エルサルバドルで立法議会(一院制国会。定数84、比例代表制)の選挙が行われ、フネス大統領を先頭とする与党・ファラブンド・マルティ民族解放戦線(FMLN)が第1党の座をクリスチアニ元大統領率いる右派・国民共和同盟(ARENA)に明け渡すこととなった。ただしARENAから分裂し連立与党を構成している新党・国民統一大同盟(AUN)との合計では過半数を獲得した。エルサルバドルは大統領制を採っているため、今回の議会選の結果が即座に政権の帰趨に結びつくものではないが、フネス政権の今後の政局運営は難しさを増すこととなった。
また同時に自治体選挙も行われ、首都サンサルバドルはARENAが、第2の都市サンタアナではFMLNが勝利するなど、痛み分けの結果となった。なお今回の選挙を前に中小政党の解散および再編があったが、中米では政党やその主義主張ではなく、有力政治家の離合集散によって政局が動く場合が多く、エルサルバドルもその例にもれない。

詳しい選挙結果は次のとおり。

国民共和同盟 33(+1)
ファラブンド・マルティ民族解放戦線 31(-4)
国民統一大同盟 11(新党)
国民連合 7(-4)
希望の党 1(-4)
民主変革 1(±0)

ファラブンド・マルティ民族解放戦線 公式サイト(スペイン語)
http://www.fmln.org.sv/

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2012-03-13

【スロバキア】国民議会選でスメルが圧勝、フィツォ首相返り咲き

10日、東欧スロバキアで国民議会総選挙(定数150、5%阻止条項つき比例代表制)が行われ、フィツォ前首相が率いる「スメル(道標)-社会民主主義」(社会主義インター加盟政党)が過半数の83議席を獲得し圧勝、政権返り咲きを確実にした。スロバキアがチェコと分離独立して以来、第1党が過半数を獲得し単独政権を樹立するのは初めて。スロバキア初の女性首相であるラジチョヴァー首相が率いる最大与党・スロバキア民主キリスト連合-民主党は連立与党とともに議席を大きく後退させて第5党に転落、政権を失った。
今回の総選挙は欧州金融安定化基金(ESFS)拡大案の可決と引き換えに与野党が話し合いで国民議会を解散し、国民に信を問う形で行われた。ESFS拡大案に一部与党が反対したため、ラジチョヴァー首相は最大野党であるフィツォ前首相のスメルに支援を仰がざるをえず、代わってスメルに有利なこの時期の総選挙を強いられることとなった。連立与党は分裂して結束を欠いたうえ汚職疑惑などもあり、大きく議席を失うこととなった。第2党となった旧連立の一角・キリスト教民主運動の議席はスメルの5分の1にも及ばず、新議会はスメルの一党優位政党制的な様相さえもみせることとなる。
今後、安定議席を獲得したスメルを議会での支持基盤とするフィツォ新政権による、富裕層課税の強化などの思い切った政策転換が注目される。

詳しい選挙結果は次のとおり。

スメル-社会民主主義 83(+21)
キリスト教民主運動 16(+1)
普通の人々・独立人 16(新党)
架け橋 13(-1)
スロバキア民主キリスト連合-民主党 11(-17)
自由と連帯 11(-11)

これまでの議会で議席を保持してきた民族主義右派のスロバキア国民党は議席を失った。

スメル-社会民主主義 公式サイト(スロバキア語)
http://www.strana-smer.sk/

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2012-03-08

【インド】最大州議選で社会党が圧勝

1月から3月にかけてインド各地で州議会議員選挙が行われ、この6日にいっせいに開票が行われた。そのなかで最大の焦点となったインドでも人口最多(2億人)の北部ウッタル・プラデシュ州(以下UP州)の州議選(定数403、小選挙区制)においては、ヤダフ前UP州首相が率いる民主社会主義政党の社会党(SP)がマヤワティ現UP州首相の率いる旧不可触民(ダリット)政党で仏教社会主義的な側面を有する大衆社会党(BSP)を破り、過半数の議席を獲得して返り咲き政権交代を決めた。連邦レベルでの2大政党であるヒンズー右派野党のインド人民党(BJP)および連邦第1与党の国民会議派(INC)は共に及ばなかった。前回UP州議選で大きな期待を受けたBSPだったが、この5年間のUP州政においては汚職疑惑なども浮上し、今回も上位カースト出身の候補者を大量に擁立してカースト融和の姿勢をみせたが、失速することとなった。いっぽう社会党は主な票田である中間農民カーストおよびムスリム有権者を基盤に議席を一挙に伸ばした。
その他の各州では、北西部のパンジャブ州(定数117、小選挙区制)でシーク教地域政党のアカリ・ダル(SAD)とインド人民党の州与党連合が過半数の議席を獲得して国民会議派を破り州政権を維持した。またアラビア海に面するリゾート地のゴア州(定数40、小選挙区制)でもインド人民党が過半数の議席を獲得し州与党だった国民会議派を破った。いっぽう北東部・ビルマ国境に位置するマニプール州(定数60、小選挙区制)では国民会議派が圧勝を飾った。北部ヒマラヤ沿いのウッタラカーンド州(定数70、小選挙区制)ではどの政党も過半数を得られず、州政権の帰趨は連立交渉にゆだねられることとなった。
全体として昨年からのアンナ・ハザレ氏が主導する反汚職運動の全国的な広がりを反映して、現在連邦レベルで与党となっている国民会議派には厳しい選挙結果となった。特にUP州はソニア総裁の長男、ラフル・ガンジー幹事長を先頭に立てたうえUP州西部に勢力を持つ全国ローク・ダル(RLD)を連邦与党に取り込んで選挙協力を組むなど激しい選挙戦を展開しただけに、ここで微増にとどまる第4党と厳しい結果となったことは国民会議派にとっては沈痛に受け止められている。なお報道ではラフル幹事長とヤダフ前首相の子息アキレシュ・ヤダフ氏との世襲対決でも注目された。またUP州の選挙結果および政局は連邦レベルに波及することが過去の例をみても多いため、今後のインドの国政に与える影響という点でも注目される。

各州別の選挙結果は次のとおり(カッコ内は前回比)。

【ウッタル・プラデシュ州】定数403
社会党 224(+127)
大衆社会党 80(-126)
インド人民党 47(-4)
国民会議派 28(+6)
全国ローク・ダル 9(-1)
国民主義会議党 1(±0)
無所属 14

【パンジャブ州】定数117
(州与党連合)
アカリ・ダル 56(+8)
インド人民党 12(-7)
(州野党)
国民会議派 46(+3)
無所属 3

【ゴア州】定数40
インド人民党 21(+5)
国民会議派 9(-7)
マハラシュトラ主義ゴマンタク党 3(+1)#ヒンズー右派政党
その他・無所属 7

【マニプール州】定数60
国民会議派 42(+12)
トリナムール会議派 7(+7)
マニプール州会議党 5(新党)
ナガ人民戦線 4(+4)
国民主義会議党 1(-4)
庶民の力党 1(+1)

【ウッタラカーンド州】定数70
国民会議派 32(+11)
インド人民党 31(-3)
大衆社会党 3(-5)
ウッタラカーンド革命党 1(-2)
無所属 3

社会党 公式サイト(英語。一部ヒンディー語、ウルドゥー語)
http://www.samajwadiparty.in/

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2012-03-06

【ロシア】大統領選でプーチン首相勝利、ミロノフ氏敗れる

4日、ロシアで大統領選挙が行われた。その結果、大方の予想どおりプーチン首相(前大統領)が第1回投票で過半数の得票を確保し、決選投票を待たずに返り咲き当選を確実なものとした。
今回の大統領選挙はメドヴェージェフ大統領の任期満了に伴うもの。昨年末の国家会議(下院)選挙での与党・統一ロシアの不振やその後の抗議デモの頻発などから、プーチン首相も一時は苦戦を強いられるとの見方もあったが、都市部の新興中産階級を代表する候補者が見当たらず、その可能性があったリベラル派野党「ヤブロコ」のヤブリンスキー元下院議員が立候補を却下されたこともあって、プーチン首相の圧勝に結びついた。都市部の新興中産階級の有権者は一部が富豪のプロホロフ候補に投票したとみられるが、オリガルヒ(新興財閥)批判が根強いなかで支持を伸ばしきれなかった。また、共産党のジュガーノフ委員長、極右・自由民主党のジリノフスキー党首は従来の支持基盤の外に得票を広げることができなかった。
社会主義インター加盟政党でもある公正ロシアのミロノフ前上院議長は統一ロシアと支持基盤が重なる部分もあり、プーチン批判の広がり方によっては支持を急増させる潜在的可能性があるともみられていたが、ミロノフ氏自身が選挙終盤にプーチン首相の第1回投票での勝利を予想したり、決選投票になった場合の(自らではなく)ジュガーノフ委員長への支持を表明するなどしらけムードを自ら広めた部分があり、選挙結果からするとクレムリンに近い候補と有権者に判断されて敬遠され、むしろ票の多くが直接プーチン首相に流れることとなり、最下位に沈むこととなった。この結果、中道左右両派による二大政党制の確立は遠ざかることとなった。
この結果を受けて首都モスクワでは選挙を不正なものとする抗議活動が広がったが、政権批判の受け皿に乏しい点は変わらず、大勢に与える影響は限定的とみられる。

ミロノフ元上院議長 公式サイト(ロシア語。英語部分もあり)
http://mironov.ru/

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2012-03-01

【セネガル】大統領選で社会党候補敗れる

2月26日、西アフリカのセネガルで大統領選挙が行われた。その結果、現職のワッド大統領(セネガル民主党)が第1位となったものの過半数に及ばず、2位となったサル元首相(共和国のための同盟)とのあいだで3月に決選投票が行われることとなった。セネガル社会党のディエン第一書記(社会主義インター副議長)は前回大統領選に続き及ばなかった。
セネガル民主党は中道右派リベラルとされる政党で、共和国のための同盟はそこから離れたサル元首相が創設した政党。サル元首相はワッド大統領の高齢(85歳)や縁故主義・汚職体質などを批判する世論が一部で暴徒化する不穏な情勢のなか支持を広げた。他方でセネガル社会党は1960年の独立以降、初代大統領サンゴールおよび第2代大統領ディウフと続いた長期政権下で40年間にわたり一党優位体制的な与党として君臨し、西アフリカにおける社会主義インター加盟政党の代表的な存在だったが、野党転落後は凋落が激しく、国民議会(下院)の前回選挙もボイコットしたため議席を有していない。今後は6月に予定される下院選挙において社会党が野党としてどこまで巻き返すかが注目点だ。

セネガル社会党 公式サイト(フランス語)
http://www.ps-senegal.com/

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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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