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2011-12-31

【ジャマイカ】総選挙で人民国家党シンプソン=ミラー党首が首相に返り咲き

29日、カリブ海の島国ジャマイカで下院の繰り上げ総選挙(定数63、小選挙区制)が行われた。これは保守与党・ジャマイカ労働党(JLP)から10月に新首相に就任したばかりの39歳のホルネス首相が政権基盤の強化を狙い下院解散を行ったことに基づくものだが、結果はホルネス首相の狙いに反して社会主義インター加盟政党の野党・人民国家党(PNP)が多くの選挙区で議席を奪い勝利。同党の女性党首シンプソン=ミラー前首相が政権に返り咲くこととなった。同党首は「国民が信頼できる政府を」と勝利宣言を行った。
ホルネス首相はジャマイカ労働党の政権が観光業の低迷など経済不振にあえぐなか、党内体制刷新のためにこの10月に登板させたジャマイカ史上最年少の首相だったが、就任わずか2ヶ月での電撃的な解散総選挙は有権者の支持を得られなかったとみられる。また第1期の首相時代、ジャマイカ初の女性首相だったシンプソン=ミラー党首が正式に首相に就任すれば、再び女性首脳がジャマイカの行政トップを担うこととなる。
なおジャマイカでは保守政党が保守的な労働運動から始まった経緯から、労働党を名乗っているため、注意が必要である。

詳しい選挙結果は次のとおり(カッコ内は前回比。定数3増)

人民国家党 41(+13)
ジャマイカ労働党 22(-10)

人民国家党 公式サイト(英語)
http://www.pnpjamaica.com/
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2011-12-15

【コートジボワール】バグボ派が議会選をボイコット

今年はじめの内戦の結果、バグボ前大統領が放逐された西アフリカのコートジボワールで11日、国民議会選挙(定数255、小選挙区制)が行われ、ワタラ大統領を支持する与党連合「ウフェ主義民主平和集会」が圧倒的な勝利を収めた。しかし、これは放逐・逮捕後に「人道に対する罪」により国際刑事裁判所(ICC)に送られたバグボ前大統領の与党だったイボワール人民戦線(PFI)が選挙をボイコットしたことによるもので、多くの選挙区で異常な低投票率となった。「民主レジスタンス国民会議」を結成した一部のPFIメンバーは無所属で選挙に参加したが、大きな成果は得られなかった。これによりワタラ大統領の共和主義者連合(RDR)が123議席、「国父」視される故ウフェ=ボワニ元大統領直系でベディエ元大統領が率いるコートジボワール民主党(PDCI)が93議席と「ウフェ主義民主平和集会」に参加した中道保守系の両党が議会の大半を占めることとなった。今後は旧反乱武装勢力「新勢力」を率いて、バグボ前大統領放逐にも功績があったソロ現首相の処遇が焦点となる。
なおPFIはもとはフランスの社会党に範をとった政党で、社会主義インターに加盟していたが、今年はじめの内戦時にバグボ政権の暴力的弾圧姿勢などを糾弾されインターから追放されている。もっとも現在でも民主社会主義や左翼ナショナリズムを強調し、同国南部から支持を集めている(ワタラ大統領はムスリム多住地域の北部が地盤)。

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2011-12-13

【コンゴ民主共和国】大統領選で現職、野党候補双方が勝利を主張

11月28日、アフリカ中央のコンゴ民主共和国(旧ザイール)で大統領選挙(任期5年)が行われた。開票には日数を要したが、9日までに現職のカビラ大統領が勝利を宣言した。選管発表によるとカビラ大統領は49%弱を確保し当選を決めた。いっぽう野党・民主社会進歩同盟(UDPS、社会主義インター加盟政党。より原語に忠実に訳すと「民主主義と社会進歩のための同盟」)から立候補したチセケディ元首相は約32%にとどまったとされたが、不正選挙の結果だとしてこれを認めず、独自集計の結果として自らの勝利を主張している。
チセケディ元首相はモブツ大統領(当時)の独裁政権から1980年に放逐されてからザイール(当時)の非暴力での民主化をめざしてUDPSを結成、複数政党制が施行されてからは議会による首相の選任とモブツ大統領による解任を繰り返した。その後、東の隣国ウガンダ・ルワンダ・ブルンジのツチ族政権の後押しでコンゴ・ザイール解放民主勢力連合(ADFL)がローラン・カビラ(カビラ大統領の父)を議長に武力攻撃してくることで97年、モブツ政権が軍事的に放逐されると1週間だけ首相を務めたが、ADFLに主導権を奪われ、モブツ時代に引き続き野党勢力となった(その後にADFLとウガンダ・ルワンダ・ブルンジのツチ族政権は対立し、悲惨な内戦に突入する。これらを総称して「アフリカ大戦」と呼ぶこともあり、戦死・虐殺のほか飢餓や医療品不足などで民間人中心に第二次世界大戦以来最多の約500万人が犠牲になったといわれている)。
前回、2006年大統領選挙ではローラン・カビラ大統領暗殺後に引き継いだカビラ大統領の独裁的姿勢が過ぎるとして、チセケディ元首相とUDPSは最有力野党ながらボイコットした(当時のベンバ副大統領が善戦し決選投票にもつれ込んだ。その後、混乱を生むとして決選投票制は廃止された)。しかしチセケディ元首相は武力による政治が横行する中部アフリカにおいて一貫して非武装での民主化闘争を実践してきた姿勢が信頼を集め、首都キンシャサ市民からは民主主義のリーダーとして認知されているという観測もある。今回選挙においてもその公正さにおいて国際NGOやカトリック教会などの監視団から数多く問題が指摘されており、不正投票や投票済み用紙の破棄、投票監視要員の排除、異常な高投票率などが報告されているが、チセケディ元首相は最終的に大統領当選者を認定する最高裁判所判事の定数が選挙期間中にカビラ大統領によって増員されたことで法廷闘争は意味がないとして、司法を通じた異議申し立てをしない姿勢を明らかにしている。この結果を受けて週末の首都キンシャサ市内は抗議のためタイヤが燃やされ、衝突で死者が出たと伝えられるなど緊張が高まったと報じられている(もっとも12日月曜日には街は平穏さを取り戻した模様)。またチセケディ元首相自身が78歳と高齢で健康に不安を抱えていることも問題を複雑にしている(カビラ大統領は父親の暗殺により政権を引き継いだため、まだ40歳と若い)。
なお同時に下院選挙(定数500、小選挙区制と比例代表制の組み合わせ)も行われたが、大統領選挙の行方が不透明なためさらに混乱するとみられる。またカビラ大統領(無所属)を実質的に支える再建民主人民党(PPRD)も社会主義インターには未加盟だが社会民主主義を一応、標榜している。しかし議会与党の大統領多数派連合は旧モブツ派まで含んだ左右各派の寄せ集めで主義主張性、思想性には乏しい。またUDPSのほうも社会主義インターだけでなく国際民主同盟(保守政党の国際組織)のアフリカ組織にも加わるなど、二股をかけている面がある。

民主社会進歩同盟 公式サイト(フランス語)
http://www.udps.org/

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2011-12-09

【エジプト】革命後初の人民議会選でイスラム主義派が躍進、民主社会主義派は劣勢

2月に「アラブの春」の一環として革命が起きムバラク大統領が打倒されたエジプトで、この11月から来年1月にかけて人民議会選挙(下院、公選定数498、事実上は小選挙区比例代表並立制)が行われる。その第1陣の第一回投票が11月28日・29日の両日、決選投票が5・6日の両日に行われ、イスラム主義右派(原理主義)勢力の伸張が明らかとなった。
報道や選管発表などによると、比例代表選挙では1位となったのはイスラム主義右派穏健派で代々の政権に抑圧されてきた「ムスリム同胞団」が設立した自由公正党を軸とする政党連合「国民民主同盟」で、これに次いでイスラム主義右派厳格派・サラフィ派のヌール党(光の党)が予想外の躍進をみせた。3位には世俗派・民主社会主義派などが結集した「エジプト連合」、4位は保守リベラルの新ワフド党、5位はイスラム主義穏健中道派のワサト党となった。また小選挙区の決選投票でも自由公正党を先頭とする「国民民主同盟」が優位に立った。
「エジプト連合」は自由エジプト人党、エジプト社会民主党、国民進歩統一党(タガンマア党、元体制内左派)による政党連合で、結成当初は革命を担った青年グループらも加わっていたが、「旧ムバラク体制とつながりのある者が内部にいる」として離脱(新たに「革命継続同盟」を形成)するなど内紛と混乱があった。しかし「革命継続同盟」の得票は6位と低迷している。いっぽう「国民民主同盟」は自由公正党が主軸だが、他に世俗的な中道右派政党や左派・ナセル主義政党の一部などが加入している。
なお今後の選挙日程は第2陣が12月14日・15日の両日(決選投票は21日・22日)、第3陣が1月3日・4日の両日(決選投票は1月10日・11日)に予定されている。第1陣の結果をみてイスラム主義勢力からの揺り戻しがあるという指摘もなされるいっぽう、すでに首都カイロなど人口密集地が第1陣に含まれていたことから今後も自由公正党などの優位は動かないという観測がある。そのなかでも自由公正党および「国民民主同盟」は人民議会の過半数を目指す勢い。
なおエジプトからは旧ムバラク政権支配与党の国民民主党が社会主義インターに加盟していたが、革命時の暴力的弾圧によって参加資格を停止され、その後に裁判所の判決によって解党された。このため政治的勢力に大きな空白が生じ、それが自由公正党の躍進につながったとの見方がなされることもある。ただし自由公正党はヌール党との連携は否定している。なお社会主義インターはその後、アラブ民主化に関する会議に、人民議会選後に予定されている大統領選挙に立候補を表明しているムーサ・アラブ連盟事務局長の陣営を招いている。

エジプト連合 公式サイト(アラビア語)
http://www.elkotlaelmasreya.com/
エジプト社会民主党 公式サイト(アラビア語)
http://www.egysdp.com/
国民進歩統一党 公式サイト(アラビア語)
http://www.al-ahaly.com/

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2011-12-07

【ベルギー】社会党首班で541日ぶりに新政権が樹立

1年半前の総選挙から各党間での連立交渉がまとまらず政治空白が続いたベルギーで5日、国王アルベール2世はワロン系社会党(PS、社会主義インター加盟政党)のディ=ルポ党首を新連邦首相に任命。翌6日に国王の前で各閣僚が宣誓式に臨み、正式政権が発足した。これにより541日に及んだベルギーの政治空白に終止符が打たれることとなる。
総選挙ではフラマン系地域政党の新フラームス同盟(N-VA)が第1党となったが、同党が北部フラマン地域(オランダ語圏)の自立に向けた高い要求を繰り返すなかで第2党となったPSのディ=ルポ党首は当初から有力な首相候補と目され、国王から連立交渉役に任命されていた。しかしN-VAの強硬な姿勢により連立形成は頓挫を繰り返し、結局はN-VAが外れる形で連立政権が樹立されることとなった。この間ベルギー経済は国債の利上げや金融大手デクシアの破綻など危機が深刻化し、急きょ連立政権の形成が急がれる情勢となり、今回の新政権樹立に結びついた。
新政権はフラマン地域・ワロン地域(フランス語圏)それぞれの民主社会主義、キリスト教民主主義、自由主義の計6党が加わり、これに環境政党が閣外協力する。
フラマン地域が優勢なベルギーにおいて、ディ=ルポ新首相はワロン地域から約30年ぶり、社会党首相としても同じく30年ぶりに選出される首相となる。またEUで初の同性愛者の政府首脳ともなる。新政権は年金改革や社会保障のさらなる各地域への権限移譲、歳出削減策を求められているが、これに反対する労働組合がデモを動員する一幕もあった。

社会党(ベルギー・ワロン地域)公式サイト(フランス語)
http://www.ps.be/
社会党・別派(ベルギー・フラマン地域)公式サイト(オランダ語)
http://www.s-p-a.be/

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組閣難航が世界ワースト記録を作ってしまったベルギーですが、その背景にはベルギーがEUおよびフラマン・ワロン両地域政府に分権が進んでおり、連邦政府の権限が比較的小さくなっていることがあるとの解説もありました。しかし、だからといって政治空白がここまで長引くことは有権者の不満も高まりますし、いいわけがありません。隣接するオランダでも総選挙後の連立交渉には時間をかけてじっくり取り組むのが定番ですが、それでも3ヶ月程度で合意はできあがります。ベルギーは国内にフラマン地域・ワロン地域の根深い対立を抱えているだけに、今回の出来事を経験として今後に生かしてもらいたいものだと思います。

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2011-12-06

【クロアチア】総選挙で社民党系野党連合が勝利

4日、旧ユーゴスラビアのクロアチアで議会選挙(1院制、定数151、比例代表制)が行われた。その結果、クロアチア社会民主党(SDP、旧共産党。社会主義インター加盟政党)を軸とする野党連合「ククリク連合」が過半数を獲得、コソル首相率いる保守与党・クロアチア民主同盟(HDZ)を破って勝利し、社民党は8年ぶりに政権に復帰することとなった。
「ククリク連合」は社会民主党のほかリベラル派のクロアチア人民党、地域政党のイストリア民主会議、クロアチア年金党による政党連合で、今回は外交官出身のミラノビッチ社会民主党党首を先頭に4党が堅い選挙協力を組み、共通マニフェスト「プラン21」を掲げて勝利に結びつけた。HDZは初の女性首相であるコソル首相を先頭に政権維持を図ったが、サナデル前首相の逮捕劇など幹部の汚職スキャンダルが相次いだほか、リーマンショック以降の経済の低迷や失業率の増大、主力産業である観光業の失速、ユーロ危機の波及などの経済面での失政でも有権者から批判を浴び、惨敗することとなった。今後は再来年に予定される欧州連合(EU)加盟に向けて「ククリク連合」がクロアチアの舵取りを担うこととなる。

暫定的な選挙結果は次のとおり(カッコ内は選挙前比)。なお定数151議席のうち8議席は少数民族議席枠(うち3議席はセルビア系)、3議席は在外有権者枠(その多くは隣接するボスニア・ヘルツェゴビナに在住している)。

ククリク連合 81(+18)#社会民主主義およびリベラル
クロアチア民主同盟 47(-18)#中道保守
労働党 6(+5)#左派ポピュリスト
スラボニア・バラニャ民主連合 6(+3)#地域主義・右派ポピュリスト
独立民主セルビア人党 3(±0)#セルビア系住民穏健左派。セルビア系議席枠
無所属リスト 2(新党)#カトリックの元神父が率いる
クロアチア農民党 1(-5)#中道右派・農村主義
クロアチア権利党分派 1(新党)#極右
少数民族議席枠(セルビア系以外)4 #21の少数民族を代表する

#HDZはこれまで「クロアチア民主共同」と訳してきましたが「クロアチア民主同盟」に変更します。

クロアチア社会民主党 公式サイト(クロアチア語)
http://www.sdp.hr/
ククリク連合 公式サイト(クロアチア語)
http://www.kukuriku.org/

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2011-12-06

【ロシア】下院選で「公正ロシア」が議席を確保

4日、ロシアで国家ドゥーマ(下院。定数450、比例代表制)の選挙が行われた。その結果、プーチン首相(前大統領)が党首の与党「統一ロシア」が議席を減らすいっぽう、「公正ロシア」(社会主義インター加盟政党)など野党が議席を伸ばし、プーチン=メドベージェフ(大統領)「双頭」政権への有権者の一定の批判が示された。
「双頭」政権はこれまで下院において3分の2以上の議席を占めていた「統一ロシア」を議会の支持基盤として政権運営を行ってきたが、政権の汚職体質や官僚主義の蔓延、エネルギー輸出に依存した経済財政構造や貧富の格差の拡大などで有権者の不満が堆積しているとも観測されており、それを強権的な治安官僚「シロビキ」やメディア支配、「統一ロシア」の組織的な集票で抑え込んでいるというのが周知の見方だった。今回の下院選はそうした不満が噴出する形となり、特に年金問題や経済格差拡大への不安がロシア連邦共産党や「公正ロシア」への投票行動を生んだとみられる。また社会的不満層を基盤とする極右・ロシア自由民主党にも一定の票が流れた。
ただし「公正ロシア」および自由民主党は一定の政策的修正を掲げるとはいえ「双頭」政権に近い政党でもあり、政権への根本的な批判へは結びつかないとされている。来年に予定される大統領選挙においてもプーチン首相への有力な対抗馬は見当たらず、同首相の当選が確実視されていることも、その根拠となっている。
なお下院に議席を有する政党以外では親欧米改革派とされる「ヤブロコ」が3%強を獲得したが、例外的に1議席が割り当てられる5%には及ばなかった(通常は7%以上獲得した政党にのみ議席が比例配分される方式となっている)。そのため「統一ロシア」の得票は過半数を割り込んだものの、議席では辛うじて過半数を確保した。

今回の選挙の開票率約95%時点での暫定的な結果は次のとおり(カッコ内は前回比)。

統一ロシア 238(-77)#中道から中道右派
共産党 92(+35)#共産主義・民族主義
公正ロシア 64(+26)#民主社会主義
自由民主党 56(+16)#極右民族主義ポピュリズム

公正ロシア 公式サイト(ロシア語)
http://www.spravedlivo.ru/

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2011-12-06

【スロベニア】総選挙で与党・社民党が敗北

4日、旧ユーゴスラビア北部のスロベニアで年金政策をめぐってパホル首相の信任決議が否決されたことに伴う下院解散による総選挙(定数90、比例代表制)が行われた。その結果、同首相率いる社会民主党(旧共産党が主力。社会主義インター加盟政党)は大きく後退し、首相ポストを明け渡すこととなった。第1党となったのは首都リュブリャナのランコビッチ市長率いる社会自由主義的な新党「積極的なスロベニア」で、事前予測では1位とみられていたヤンシャ元首相率いる中道右派のスロベニア民主党は予想外の2位にとどまった。全体として新党が躍進するいっぽう、3年前の前回総選挙で議席を得た政党のなかに全議席を失う党もあるなど、動きの激しい選挙結果となった。
この結果を受けて各党のあいだでの連立交渉が行われるが、右派ポピュリスト視もされるヤンシャ元首相は接戦だった結果を踏まえて「弱い政府」になると警告しており、旧ユーゴ諸国で現在、唯一の欧州連合(EU)加盟国であるスロベニアだったが独立以降初の解散総選挙となるなど政情が流動化するなか、その経済財政危機が深刻化する可能性も残る。

今回選挙の暫定的な結果は次のとおり(カッコ内は前回比)。

積極的なスロベニア 28(新党)#社会自由主義
スロベニア民主党 26(-2)#中道右派
社会民主党 10(-19)#社会民主主義
ヴィラント市民リスト 8(新党)#新自由主義
スロベニア年金民主党 6(-1)#年金生活者を基盤とする
スロベニア人民党 6(+1)#キリスト教民主主義・農村保守系
新スロベニア 4(+4)#キリスト教民主主義系
少数民族議席枠 2(イタリア系とハンガリー系)

社会民主党 公式サイト(スロベニア語)
http://www.socialnidemokrati.si/

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2011-12-05

【スイス】続報・上院選の結果決まる

スイス連邦議会選挙のうち、10月から12月にかけて投票が行われた全州院選挙(上院選挙、定数46、1・2人区2回投票制)の結果が4日までに確定した(カッコ内は前回比)。

キリスト教民主党 12(-3)
自由民主党    11(-1)
スイス社会民主党 11(+2)
スイス国民党    5(-2)
緑の党        2(±0)
緑の自由党     2(+1)
市民民主党     1(新党)
無所属        1

なお国民院(下院、定数200、比例代表制)の議席も次のように確定している。

スイス国民党     54(-8)
スイス社会民主党  46(+3)
自由民主党      30(-5)
キリスト教民主党  28(-3)
緑の党         15(-5)
緑の自由党      12(+9)
市民民主党      9(新党)
福音国民党      2(±0)
ティチーノ連盟    2(+1)
キリスト教社会党   1(±0)
ジュネーヴ市民運動 1(+1)

社会民主党が微増ながら議席を積み増す結果となった

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2011-12-04

【ガイアナ】総選挙で人民進歩党が勝利

11月28日、南米ガイアナで議会総選挙(定数65、比例代表制)が行われた。その結果、与党・人民進歩党(PPP または PPP/C)が過半数を割り込んだものの第1党となり、憲法の規定に基づきPPPが推すラモターPPP書記長が3日、大統領に就任、同じくPPPのジャグデオ前大統領からの権力継承に成功した。PPPは社会主義インターには加盟していないが、ナショナリズム的な社会主義を掲げており、またガイアナのインド系住民を主に代表している。野党連合で黒人系の「国民統一パートナーシップ」(社会主義穏健派の人民全国会議(PNC)、社会民主主義の労働者人民同盟(WPA)などが結成)は議席を伸ばしたものの、第2党にとどまった。ほかに人種融和を掲げる「変革のための同盟」が議席を伸ばした。しかしPPPは少数与党となることとなり、今後の議会運営には困難も予想される。
ガイアナは議会選を通じた間接選挙に近い形で大統領を選出するが、ほかに行政の長として首相ポストも置かれている。またインド系住民と黒人系住民の人種間対立という図式は、近隣の国では同じく旧英国領のトリニダード・トバゴなどでもみられる。なおガイアナはかつて協同組合を通じた独自の社会主義路線をめざしたことがあり、当時は正式国名として「ガイアナ協同共和国」を用いていたが、現在は憲法には残るものの、政府機関は公式名称としては使用していない(「ガイアナ共和国」を名乗っている)。

詳しい選挙結果は次のとおり。
人民進歩党 32
国民統一パートナーシップ 26
変革のための同盟 7

人民進歩党 公式サイト(英語)
http://www.ppp-civic.org/

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2011-12-04

【セントルシア】労働党が政権に返り咲き

11月28日、カリブ海に浮かぶ島国のセントルシアで下院総選挙(定数17、小選挙区制)が行われた。その結果、セントルシア労働党(SLP、社会主義インター加盟政党)が保守系与党・統一労働者党を破り、この結果を受けて30日、ルージー総督は労働党を率いるアンソニー元首相を新首相に任命、同氏は首相返り咲きを果たした。アンソニー元首相は5年前の前回総選挙に敗れ下野しており、今回はそれ以来の政権復帰となる。
セントルシアは小国だが議会は二院制を採用しており、下院は小選挙区制に基づく公選、上院は任命制となっている。

詳しい選挙結果は次のとおり(カッコ内は前回比。票の数え直しがあった選挙区のため、確定が4日にずれ込んだ)。

セントルシア労働党 11(+5)
統一労働者党 6(-5)

セントルシア労働党 公式サイト(英語)
http://www.stlucialabourparty.org/

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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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