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2011-04-19

【フィンランド】議会選で反EU右派躍進、社民党は第2党に

北欧フィンランドで17日、議会総選挙(定数200、非拘束名簿式比例代表制)が行われた。即日開票の結果、既成政党のほとんどが議席を減らし、欧州連合(EU)に懐疑的な右派政党「真のフィン人」の独り勝ちの様相となった。
これまで第1党だった農民政党でキビニエミ首相が率いる中道の中央党は第4党に転落。代わって第1党となったのは中道保守の国民連合党だが議席は議会の4分の1にも届かなかった。社会主義インター加盟政党の社会民主党は第2党、続いて「真のフィン人」が議席を約8倍に伸ばし第3党となり、小党乱立の様相となった。
「真のフィン人」は財政破綻したポルトガルに対するEUの救済策は「国民への負担を強いるもの」で「ユーロ圏の浪費国家をフィンランドの税でまかなうべきではない」として真っ向から反対し、議席を大幅に伸ばした。また社会民主党も親EUながら現在検討中のポルトガル救済策には慎重な姿勢を見せて議席減を最小限に抑えた。EUやポルトガル支援への批判はキビニエミ首相を擁する中央党に集まった格好。次期首相は第1党となった国民連合党からの選出が有力視されているが、これまでフィンランド政界の主流だった国民連合党・社会民主党・中央党の3党に対し「真のフィン人」が連立の一角を占めるかどうかが注目されている。
なお投票率は70%強だった。

詳しい選挙結果は次の通り(カッコ内は前回比)。
国民連合党 44(-6)
社会民主党 42(-3)
真のフィン人 39(+34)
中央党 35(-16)
左翼同盟 14(-3)
緑の連盟 10(-5)
スウェーデン人民党 9(±0)
キリスト教民主党 6(-1)
オーランド諸島代表(保守系) 1(±0)

フィンランド社会民主党 公式サイト(フィン語)
http://www.sdp.fi/
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2011-04-19

【マレーシア】サラワク州議選で民主行動党が躍進

マレーシアを構成する1州でボルネオ島(東マレーシア)に位置するサラワク州で16日、州議会議員選挙(定数71、小選挙区制)が行われ、野党で民主社会主義を掲げる民主行動党(DAP、社会主義インター加盟政党)が議席を倍増させ躍進する結果となった。
与党連合・国民戦線(BN)はタイブ州首相の統一ブミプトラ保守党(PBB)を軸に3分の2の安定多数を確保したものの、議席を減らした。なかでも州都クチンなどの華人が集中する選挙区で次々とDAP候補に敗北し、BN内の華人系政党・サラワク統一人民党(SUPP)を率いるチャン州副首相も落選する結果となった。30年間にわたり長期州政権を率いてきたタイブ州首相に対する批判が特に華人有権者の間で強く、そのため華人票が与党系のSUPPから特に華人の支持が厚い野党のDAPに流れた結果とみられる。またDAPと野党連合・人民同盟(PR)を組む中道リベラル系の人民正義党(PKR)も議席を伸ばし、BNとしても都市部での支持の弱体化が露呈する結果となった。なおBNは半島部マレーシアを基盤とする統一マレー国民組織(UMNO)を軸とする保守系の政党連合だが、UMNOはサラワク州には組織を有さず、代わりに保守系地域政党であるPBBが存在する。
マレーシアでは各州の州議会議員選挙は連邦レベルの総選挙と同時に行われる慣例となっているが、サラワク州だけは例外となっている。今回の結果を受けて、ナジブ連邦首相(BN・UMNO)は勝利を宣言したものの、連邦下院総選挙の前哨戦とする見方には慎重な姿勢をみせた。このため連邦下院の解散総選挙は遠のいたとの評価も出ている。またタイブ州首相は今回の選挙結果を受けて再任されたものの、長期政権であり、数年中に後継の州首相を選ぶとしている。

詳しい選挙結果は次の通り(カッコ内は前回比)。
国民戦線(BN)55(-7)
・統一ブミプトラ保守党(PBB)35(±0)
・サラワク人民党(PRS)8(±0)
・サラワク民主進歩党(SPDP)6(-2)
・サラワク統一人民党(SUPP)6(-5)
人民同盟(PR)15(+7)
・民主行動党(DAP)12(+6)
・人民正義党(PKR)3(+2)
・マレーシア愛国党(PCM)0(-1)
・全マレーシア・イスラム党(PAS)0(±0)
・サラワク国民党(SNAP)0(±0)
無所属 1(元PKR党員)

民主行動党 公式サイト(英語。中国語ページもあり)
http://dapmalaysia.org/newenglish/

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2011-04-19

【エジプト】前与党・国民民主党に解散命令

エジプトの行政裁判所は16日、ムバラク前大統領の長期政権を支えてきた前与党・国民民主党に党の解散および党資産の没収を命じる判決を下した。
アラブ社会主義を掲げてきた国民民主党は社会主義インターの加盟政党だったが、エジプトの民主化運動・反政府デモを政府与党として暴力的に弾圧しようとし犠牲者多数を出したため、1月に加盟資格を停止されていた。しかしムバラク大統領辞任の後も前与党として他党他勢力を寄せつけない組織力を有しており、党創設者である故サダト元大統領の甥で、政治犯として拘留されていたタラート・サダト氏を新書記長に選出するなどして、次期人民議会(下院)および大統領選挙での巻き返しを図っていたが、それも拒まれることとなった。
この判決に、これまで事実上の最大野党であり国民民主党に次ぐ組織力を誇ってきたイスラム主義組織・ムスリム同胞団は歓迎の表明を出している。いっぽう民主化運動で中心的な役割を担ってきた青年中心のグループ「4月6日運動」内での分裂も表面化しており、次期人民議会選挙および大統領選挙の行方は不透明さを増している。特に次回人民議会選挙がこれまで採用されてきた小選挙区制のままで実施された場合、ムスリム同胞団が漁夫の利を得て圧勝する可能性もある。

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2011-04-12

【コートジボワール】バグボ大統領拘束、事態収拾へ


昨年11月の大統領選挙ののち、バグボ大統領とワタラ元首相の双方が勝利を宣言して事態が混迷していた西アフリカのコートジボワールで11日、ワタラ元首相派の武装勢力によってバグボ大統領が拘束された。これにより国際社会が当選を承認するワタラ元首相に政権は移譲されるとみられる。
昨年11月に行われた大統領選挙決選投票ではワタラ元首相が勝利したものの、選挙結果を承認する憲法評議会はワタラ氏の得票の一部を無効とし、バグボ大統領の再選を発表。双方とも大統領就任を宣言して混乱し両氏支持派による武力衝突に発展、市民の虐殺も伝えられ、旧宗主国フランスや国連PKOが介入する事態となっていた。ワタラ元首相はバグボ大統領を国際刑事裁判所(ICC)に引き渡す方針。
なおバグボ大統領が率いるイボワール人民戦線(FPI)は社会主義インターの加盟政党だったが、バグボ氏の民意無視や人権侵害が問題視され、3月にインターから追放された。

#これまで「バボ大統領」と表記してきましたが「バグボ大統領」とします。

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2011-04-12

【ペルー】大統領選挙は決選投票へ

南米ペルーで10日、大統領選挙と国会議員選挙が行われた。

ガルシア大統領(社会主義インター加盟政党のアメリカ革命人民同盟所属)の後任を選ぶ大統領選挙(2回投票制)は有力候補者5名による混戦となったが、開票率83%の段階で前回に続いて挑戦する左派系・民族主義党のウマラ元中佐(社会党、共産党も支援)が約31%を獲得して首位に立ち、これにフジモリ元大統領の長女で保守系のケイコ・フジモリ国会議員が23%強で2位となっている。3位で中道保守系のクチンスキ元首相は19%弱、4位に中道系のトレド前大統領が15%強、5位に旧フジモリ系穏健派・中道保守系のカスタニェダ・リマ市長が10%強で続いた。なお、ガルシア現大統領のアメリカ革命人民同盟は候補者を擁立しなかった。
この結果、過半数の票を獲得する候補者は出ない見通しで、6月5日に行われる決選投票にウマラ元中佐とフジモリ国会議員が進むとみられる。ウマラ、フジモリの両候補ともペルーのエスタブリッシュメント層ではなく貧困層のあいだでの支持が厚く、決選投票はイデオロギー対決の激戦になるとの予想もある。

国会議員選挙(一院制・定数130、個人投票のできる比例代表制)では開票が進んでいないが、事前の世論調査によると各大統領候補を支持する政党・政党連合勢力に議席が分散すると予想され、小党分立の議会となる見通し。

なお同時に地域統合を目的とする国際機関・アンデス共同体の議会選挙(ペルー選出議員は5名、比例代表制)も行われた。

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2011-04-08

【カザフスタン】大統領選で現職ナザルバエフ氏が圧勝

中央アジアのカザフスタンで3日、大統領選挙が行われ、旧ソ連時代から21年間にわたって長期政権を続けるナザルバエフ大統領の圧勝が確実となった。
今回の大統領選挙はこれまで7年間だった大統領任期を5年に短縮し前倒しで行われたもので、ナザルバエフ氏のほかに3人が立候補したが、全国社会民主党など野党は候補者を擁立できず、また3人の対立候補者はともにナザルバエフ氏を批判せず、ナザルバエフ氏の得票率も95%に及び、選挙の正統性に疑問が投げかけられている。しかし同じイスラム圏でもある中東の長期政権が次々と揺らぐなかで任期の短縮によって民主化をアピールし、また主に地下資源輸出による経済成長路線が支持を集めている面もある。
ナザルバエフ大統領は旧ソ連共産党の出身で、ソ連崩壊時には社会党を組織したが、同党はその後に解消され、現在は与党「ヌル・オタン」(祖国の光)が議会の全議席を占めている。「ヌル・オタン」は社会主義を掲げる政党ではなく、特定の主義主張を掲げずに権威主義的な統治を自己目的とする政党と考えられている。

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2011-04-05

【アンドラ】与党・社民党が敗退

フランスとスペインにはさまれたピレネー山脈のミニ国家アンドラで3日、一院制国会に相当する大評議会(定数28、二人区と比例代表の混合制。「渓谷総会」とも訳される)の解散に伴う総選挙が行われた。その結果、これまでバルテュミュウ首相が率いる与党だった社会民主党(社会主義インター加盟政党)が6議席にとどまり大きく後退、下野することとなった。第1党となったのは中道右派自由主義のアンドラ自由党(前与党)とキリスト教民主主義系の「新中道」が選挙を前に結成したアンドラ民主党で、20議席と大幅な過半数を獲得した。バルテュミュウ政権はこれまで大評議会のちょうど半数になる14議席を確保していたのみだったため強い指導力を打ち出せず、税制改革をめざして解散総選挙に打って出たものの、逆に政権を失う結果となった。

詳しい選挙結果は次のとおり(カッコ内は前回比)。
アンドラ民主党 20(+9)
社会民主党 6(-8)
ラウレディアナ同盟 2(+2、保守。アンドラ民主党と提携)
アンドラ変革 0(-3、中道)

社会民主党 公式サイト(カタルーニャ語)
http://www.psa.ad/

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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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