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2011-03-30

【フランス】統一県議会議員選挙で社会党勝利

フランスで県議会議員選挙(全2026議席、小選挙区2回投票制)が3月20日(第1回)、27日(第2回・決選)に全100県で行われた。来年に行われる大統領選挙の前哨戦として注目を集めていたが、サルコジ大統領を支える保守与党・民衆運動連合(UMP)など与党・右派(保守)系は753議席にとどまり、社会党(PS、社会主義インター加盟政党)を軸とする左派が1212議席を獲得して勝利した。また小選挙区制の特性上ほとんど議席を獲得できなかったものの、党創設者のルペン前党首が娘に党首を譲って台風の目となった極右・国民戦線(FN)が第1回投票では約15%の得票で躍進した。なお投票率は2回とも約44%にとどまり、盛り上がりを欠いた。
中央集権の傾向が強いフランスでは県の知事は内務省による任命だが、県議会議員も間接選挙の元老院(上院)選挙などに与える影響が大きい。

獲得総議席は次の通り。
左派-社会党820、左派系諸派194、共産党116、左翼急進党51、欧州エコロジー・緑の党27、左翼党5
右派-民衆運動連合369、保守系諸派264、大統領多数派62、新中道58
その他-民主運動(中道)16、国民戦線2、その他42

社会党 公式サイト(フランス語)
http://www.parti-socialiste.fr/
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2011-03-29

【ドイツ】2州議選が行われ、社民党が双方で州与党へ

27日、ドイツの南西部に位置するバーデン・ヴュルテンベルク州とラインラント・プファルツ州の2州で州議会議員選挙が行われ、両州で社会民主党(SPD、社会主義インター加盟政党)が州与党となることが確定的となった。

バーデン・ヴュルテンベルク州議会議員選挙(5%阻止条項つき小選挙区比例代表併用制、超過議席を除く基本定数120)では州内に4基が所在する原子力発電所に対する厳しい世論を背景に緑の党が勢力を急伸させ、ドイツの州議会では初めて第2党となった。第3党となったSPDとの合計は過半数に達し、同州の与党だったキリスト教民主同盟(CDU)は第1党を維持したものの、保守の牙城だった同州で1953年以来初めて下野する結果となった。次期州首相はSPDとの連立・協力により緑の党から選出される見通しで、これもドイツ政治では初となる。またCDUを主軸とするメルケル連邦政権は州政府を代表する連邦参議院(上院)でさらに議席を失うこととなった。

ラインラント・プファルツ州議会議員選挙(5%阻止条項つき小選挙区比例代表併用制、超過議席を除く基本定数101)ではベック州首相(元SPD党首)が率いる SPDが第1党を確保したものの、これまで有していた単独過半数を失った。SPDは議席を復活させ第3党となった緑の党と連立政権を組むとみられる。

このほか27日には両州と接する中西部のヘッセン州でも州内自治体の統一選挙が行われ、緑の党が大きく伸ばす結果となった。

バーデン・ヴュルテンベルク州議選の結果は次の通り(カッコ内は前回比)。
キリスト教民主同盟(CDU)60(-9)
緑の党(Grüne)36(+19)
社会民主党(SPD)35(-3)
自由民主党(FDP)7(-8)
左翼党(Linke)0(±0)
緑の党とSPDの勝利にもかかわらず、小選挙区のほとんどをCDUが獲得したため、超過議席は18に及び、138議席が選出されたが、緑の党とSPDは合計でその過半数を獲得した。

ラインラント・プファルツ州議選の結果は次の通り(カッコ内は前回比)。
社会民主党(SPD)42(-11)
キリスト教民主同盟(CDU)41(+3)
緑の党(Grüne)18(+18)
自由民主党(FDP)0(-10)
左翼党(Linke)0(±0)

ドイツ社会民主党 公式サイト(ドイツ語)
http://www.spd.de/

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2011-03-29

【オーストラリア】ニューサウスウェールズ州議選で労働党が大敗

26日、オーストラリアの南東部に位置する人口最多州・ニューサウスウェールズ州(州都シドニー)で、州議会上下両院の選挙が行われた(下院・定数93、小選挙区移譲式。上院・定数42のうち半数改選、移譲式比例代表制)。開票は複雑な移譲式投票のため確定まで時間がかかっているが、州首相を信任する下院では自由党と国民党からなる州野党・保守連合が大きく議席を伸ばし、社会主義インター加盟政党で州与党だった労働党は16年間維持してきた州政権を失うこととなった。保守連合は自由党だけでも単独過半数を獲得する躍進ぶりで、いっぽう労働党は議席を半減させる惨敗となった。この結果を受けて28日、保守連合を率いる州自由党のオファレル党首が州知事(州の総督)により州首相に任命された。

保守連合は今回、公的分野なかでも警察官・看護師・教員の雇用充実を公約に掲げて支持を伸ばした。いっぽう労働党はスキャンダルにより州首相が過去3年で3人目となったことなどで支持を失っていた。

オーストラリア労働党 公式サイト(英語)
http://www.alp.org.au/

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2011-03-22

【エジプト】憲法改正、国民投票で賛成多数

2月の「エジプト革命」でムバラク大統領が辞任した後、暫定軍事政権が統治しているエジプトで19日、大統領権限の縮小や出馬要件の緩和など「民主化」の成果を盛り込んだ憲法改正案の国民投票が行われた。その結果、賛成票が約77%に達し、憲法改正が承認された。なお投票率は約41%で、これまで政治参加が厳しく規制されてきたエジプトでは国政レベルの投票として異例の高さとなった。
今回の憲法改正をめぐっては「革命」の主役を担った青年グループや右派リベラルの新ワフド党、民主社会主義を掲げる国民統一進歩党、アラブ社会主義者、さらにはエルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長やムーサ・アラブ連盟事務局長(元外相)らも「拙速で、大統領権限の縮小が不完全」として反対をしていたが、前与党・国民民主党(社会主義インター加盟資格を停止)やイスラム主義右派の「ムスリム同胞団」らは早期の民主化が必要として賛成を呼び掛けていた。反対派のあいだには賛成を呼び掛けた各派に今後、6月に予定される人民議会(下院)選挙や8月に予定されている大統領選挙で組織力を活かす思惑がある、とする声が強かったが、都市部以外では広がりを欠いた。今後は人民議会選挙および大統領選挙において民主社会主義を掲げる候補者・勢力はじめ民主派野党がどこまで伸ばすかが注目される。

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次期大統領の有力候補としても名前が挙がっているエルバラダイ・IAEA前事務局長は、投票所近くで「お前などいらない」と叫ぶ数十人の男たちに取り囲まれて石や靴を投げつけられるなどの「組織された暴漢(群衆)」に襲われ、その妨害で投票できなかったとのことです。「イスラム主義者の集団」による行為とも報じられています。エルバラダイ氏は自身のツイッターで「法と秩序が不在の国民投票」と改憲そのものを批判しています。
「ムスリム同胞団」は組織としては憲法改正に賛成の立場でしたが、一部には改憲反対派に呼応する動きもあったと聞きます。しかし、これまでエルバラダイ氏はムスリム同胞団に近いとされていましたが、両者の関係は急速に冷え込んでいるようです。まだまだ情勢は流動的で、不透明な動きも目立ちます。注意が必要ですね。

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2011-03-22

【ドイツ】ザクセン・アンハルト州議選は州政権の大連立維持の方向

20日、ドイツ・旧東独部のザクセン・アンハルト州議選(定数105、5%阻止条項つき小選挙区比例代表併用制)が行われた。その結果、キリスト教民主同盟(CDU)が第1党を維持。続いて左翼党、社会民主党(SPD、社会主義インター加盟政党)となった。また緑の党が原子力発電所に対する厳しい世論を背景に1998年以来失っていた議席を久々に復活させた。いっぽう中道右派・自由主義の自由民主党(FDP)は5%を割り込み、極右の国家民主党(NPD)にも及ばず全議席を失った。
同州ではこれまでCDUとSPDによる「大連立」政権が組まれてきたが、この選挙結果を受けて「大連立」が継続することとなるとみられる。

詳しい選挙結果は次のとおり(カッコ内は前回比、前回選挙時は定数97)。
キリスト教民主同盟(CDU) 41(+1)
左翼党(Linke) 29(+3)
社会民主党(SPD) 26(+2)
緑の党(Grüne) 9(+9)
国家民主党(NPD) 0(±0)
自由民主党(FDP) 0(-7)

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2011-03-17

【ニジェール】大統領選決選で民主社会主義党候補が勝利

12日、西アフリカのニジェールで暫定軍事政権から民政移管をめざす大統領選挙で1月31日の第一回投票の結果により、上位2名による決選投票が行われた。結果が確定するまで数日を要したが、第一回投票で1位だった野党・ニジェール民主社会主義党(PNDS、社会主義インター加盟政党)のイスフ元首相は第一回投票で3位にとどまり決選に残れなかったアマドゥ元首相の支持も取り付けて約58%の票を獲得、約42%にとどまった2位の中道右派・社会発展国民運動(MNSD、軍事クーデターで倒されたタンジャ元大統領派の政党)のウマル元首相を破り、当選を果たした。4月6日に正式に就任する。ニジェール西部のタウア州を地盤とするPNDSはこれまで連立に加わったことはあったが、大統領および議会第一勢力として政界の主導権を握るのは初めて。なお選挙の投票率は50%前後だった。

ニジェールは砂漠化が進み農業も干ばつのため不安定で世界でも最貧国に数えられるが、ウランを産出することで知られ、日本の原発事故の影響で世界的に原子力エネルギー開発の先行きに不透明感が出てきたとはいえ、なおその地下資源・エネルギー供給国としての地位は無視できないものがある。

ニジェール民主社会主義党 公式サイト(フランス語)
http://pnds-tarayya.net/news/news.php

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2011-03-09

【エストニア】議会選で中道右派勝利、社民党も勢力伸張

6日、旧バルト三国のエストニアで議会選挙(定数101、5%阻止条項つき比例代表制)が行われた。その結果、アンシプ首相率いる中道右派自由主義政党の改革党が前回より2議席を伸ばす33議席となり第1党を確保、これまで連立相手だった保守の祖国共和連合も前回より4議席伸ばす19議席で第3党となり、両党で過半数を獲得したため中道右派政権が継続することとなった。いっぽう第2党となった中道自由主義の中央党は3議席減の26議席にとどまった。社会主義インター加盟政党の社会民主党は9議席を伸ばし19議席を獲得して勢力を急伸させ、第4党を確保した。緑の党、人民連合など他の政党は5%条項をクリアできず議席を獲得できなかった。中道右派連立与党2党による緊縮財政策やユーロ導入など経済政策が国民から支持された。
なお投票率は64%弱だったが、インターネット投票や電子政府への取り組みにおいて世界随一の先進国であるエストニアでは投票の約4分の1がネット経由でなされた。

社会民主党 公式サイト(エストニア語)
http://www.sotsdem.ee/

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2011-03-07

【おくやみ/ネパール】バタライ元首相が死去

4日、ネパールのバタライ元首相が死去した。86歳だった。現在、社会主義インターに加盟するネパール会議派の創設メンバーのひとりで、1950年に当時のラナ将軍家による封建支配に対して立ち上がって以来の長い政治歴を持っていた。1990年の民主化運動(ジャナ・アンドラン)に際してはビレンドラ国王(当時)から民主化リーダーとして首相に任命され、ネパールの立憲君主制への移行と民主化を進めた。しかし翌91年、民主化後の第1回総選挙で現職首相ながら落選。ネパール会議派の主導権は次に首相となったG.P.コイララ氏(昨年死去)に移ることとなった。
その後、99年から2000年にかけて再度、首相を務めた。最近は自ら主導した90年のジャナ・アンドランと憲法の精神から立憲君主制の維持を主張してネパールの共和制への移行を批判し、共和制支持を決めたネパール会議派から離党していた。
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ネパールの民主化を指導した「穏健派」の指導者でしたが、ネパール会議派における党内基盤が弱く一匹狼的な面もあり、自らの落選にもつながりました。往々にして急進的・革命的になりがちな民主化において「穏健派」の立ち位置は難しいな、と改めて考えさせられました。

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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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