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2008-03-18

【フランス】統一地方選挙で社会党が躍進

フランスで9日と16日に統一地方選挙(県議会議員選挙および市町村議会選挙、原則として2回投票制)が行われ、サルコジ大統領率いる国政与党・民衆運動連合(UMP)は多くの自治体選挙で後退し、国政野党・社会党(PS)が議席を伸張させた。
注目の首都パリ市長選では社会党の現職で同性愛者としても知られるドラノエ市長が民衆運動連合の女性候補、ド=パナフューパリ17区長を大差で破り、当選を決めた。第2の都市マルセイユでは民衆運動連合の現職ゴーダン市長が社会党候補に第1回投票でリードを許す苦戦の上に逆転勝ちしたものの、第3の都市リヨンでは社会党のコロン市長が民衆運動連合のペルバン運輸相を第1回投票で破る圧勝を収めるなど大きく前進。社会党のオランド第一書記は勝利宣言を行った。
民衆運動連合側は地方選であることを強調して国政への影響を極力抑えようとしているが、一定程度の打撃は避けられそうにない。

ドラノエ市長の公式サイト
http://bertranddelanoe.net/vlog-paris/
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2008-03-12

【スペイン】社会労働党が勝利、サパテロ政権継続へ

9日に行われたスペインの下院総選挙(定数350、比例代表制)の結果、サパテロ首相率いる与党で中道左派のスペイン社会労働党(PSOE、社会主義インター加盟政党)は第1党の座を確保し、政権の継続を確実にした。前回総選挙で議席を失った保守系の国民党(PP、民衆党とも)は失速気味の経済などを背景に猛然と反撃したものの、投票日直前に社会労働党地方政治家が極左テロ組織「バスク祖国と自由」(ETA)に殺害されるなどしたため反対票を集めきれず、一歩及ばなかった。
だが社会労働者党は第1党とはいえ過半数には及ばなかったため、後退した左派政党に代わり中道系の地域政党との連立または閣外協力を余儀なくされるとみられる。一部にはこれを2大政党化が進む全国的な民意への逆行として警戒する見方もある。また同時に行われた上院議員選挙では国民党が第1党となったが、社会労働党が議席増を果たした。

下院選挙結果は次のとおり(カッコ内は前回比と得票率)

スペイン社会労働党(PSOE) 169(+5、43.9%)
国民党(PP) 153(+5、40.1%)
結集と連合(CiU) 11(+1、3.1%、カタルーニャ地方中道右派)
バスク民族党(EAJ-PNV) 6(-1、1.2%、バスク地方中道右派)
カタルーニャ共和左翼 3(-5、1.2%、カタルーニャ地方左派)
統一左翼(IU) 2(-3、3.8%、共産党ほか)
ガリシア民族ブロック 2(±0、0.8%、ガリシア地方左派)
カナリア同盟 2(-1、0.7%、カナリア諸島左派)
統一・進歩・民主(UPyD) 1(新党、1.2%、中道)
ナヴァラ・バイ 1(±0、0.3%、ナヴァラ地方バスク民族主義左右連合)

上院選の結果は次のとおり。(直接選挙議席208)

国民党 101(-1)
スペイン社会労働党 89(+8)
カタルーニャ進歩合意 12(±0)
結集と連合 4 (±0)
バスク民族党 2(-4)
ほかに地域議会選出議席56

スペイン社会労働党 公式サイト(スペイン語)
http://www.psoe.es/

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2008-03-12

【マルタ】僅差で労働党の政権復帰ならず

8日に地中海に浮かぶマルタで総選挙(一院制、定数65、中選挙区比例代表制)が行われ、ゴンツィ首相率いる保守中道与党の国民党がサント元首相率いる社会主義インター加盟の中道左派・マルタ労働党を1%未満(2千票以下)を激戦の末に僅差で破り、政権続投を確実なものとした。サント首相は選挙敗北が決まった後、労働党党首からの辞任を表明した。また初議席をめざした中道左派・環境派の民主オルタナティブは議席に及ばなかった。

選挙結果は次のとおり(カッコ内は得票率と前回比)
国民党 35(±0、49.3%)#
マルタ労働党 34(+4、48.8%)
民主オルタナティブ 0(±0、1.3%)
#国民党に4議席を追加。今回は69議席

マルタ労働党 公式サイト (マルタ語・英語)
http://www.mlp.org.mt/
2008-03-12

【マレーシア】民主行動党ほか野党が大躍進

8日に行われたマレーシア連邦下院の総選挙(定数222、小選挙区制)の結果、統一マレー国民機構(UMNO)を軸とする保守系の与党連合・国民戦線(BN)は大後退を喫し、社会主義インター加盟政党である中道左派・民主行動党(DAP)をはじめとする野党連合が60議席を増やし議会定数の3分の1を超える大躍進を遂げた。また、これまでBNの牙城だった州議会でも大躍進し、 13州のうち5州で野党州政権が樹立される運びとなった。国民戦線は特にマレーシア華人協会(MCA)、マレーシア・インド人会議(MIC)などのマレー系以外の政党が大きく後退するいっぽう、東マレーシア(ボルネオ)にあるサラワク州の地域政党は前進し、明暗を分けた。
ただ野党も民主行動党、アンワル元副首相が実質的に指導する中道リベラル的な人民公正党(人民正義党とも。PKR)とイスラム右派の全マレーシア・イスラム党(PAS)のあいだに温度差があり、共通綱領を掲げて選挙協力を展開したものの、過去にもあったように今後、イスラム化政策などをめぐって不協和音が拡大する可能性もあり、前途は単純ではない。

政党別の選挙結果は次のとおり(カッコ内は前回比)

与党・国民戦線 計140(-58)
・統一マレー国民機構(UMNO) 79(-30)
・マレーシア華人協会(MCA) 15(-16)
・マレーシア・インド人会議(MIC) 3(-6)
・マレーシア人民運動党(グラカン) 2(-8)
・サラワク州地域諸党4党 30(+9)
・サバ州地域諸党4党 11(±0)
・その他2党 1(±0)

野党・オルタナティブ戦線(代替戦線)計82(+62)
・人民公正党(PKR) 31(+30)
・民主行動党(DAP) 28 (+16)
・全マレーシア・イスラム党 23(+16)

==========
独立50年を過ぎたマレーシア連邦の歴史のなかで、また5州が野党政権となった今回は歴史に残る選挙結果となりました。もっともマレーシアも 2020年の先進国入りを国家目標としてきた以上、このくらいのことで驚いてはいけないのかもしれません。かつて野党にいたこともあるサラワク・サバ両州の地域政党なども含めて次回総選挙に向けた動き、そして特に東・東南アジアでは珍しい明確な民主社会主義政党である民主行動党の政権参加に向け、面白い情勢になってきました。

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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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