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2007-03-28

【カナダ】ケベック州議選で3極化が鮮明に

26日に行われたカナダ・ケベック州の州議会議員選挙(定数125、小選挙区制)でジャン・シャレー州首相を支える州与党・ケベック自由党(PLQ)が第1党を維持したものの過半数を失い後退。第1野党だった社会主義系独立派のケベック党(PQ)も後退し、代わってデュモン党首が率いる仏語系民族主義のポピュリスト保守政党、ケベック民主行動(ADQ)が議席を急増させた。
連立政権の習慣がないカナダでは第1党は辛うじて維持した自由党政権の継続は確実だが、議会で過半数を失ったことにより少数政権となる州政権の不安定化が懸念される。またケベック党への不満がケベック民主行動の躍進につながった以上は両党の提携も考えにくく、州政の分極的な3極化が進行したこととなる。
なおカナダでは連邦レベルの自由党とケベック自由党は過去50年、公式には別の政党となっている。

選挙結果は以下の通り(カッコ内は前回比)
ケベック自由党 48(-28、中道リベラル)
ケベック民主行動 41(+37、仏語派のポピュリスト保守)
ケベック党 36(-9、社会主義独立派)
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2007-03-20

【フランス】大統領選挙が開始

フランスの大統領選挙が告示された。今回、有力視されるのは右派のサルコジ内相(UMP、民衆運動連合)、左派のロワイヤル元環境相(PS、社会党)、中道のバイル元国民教育相(UDF、フランス民主連合)の3名。ほかに極右・国民戦線のルペン党首、共産党のビュフェ元青年・スポーツ相、緑の党のヴォワネ元環境相、極左トロツキストのラギエ元欧州議会議員、EU懐疑派右派のドヴィリエ欧州議会議員らが立候補した。立候補ぎりぎりになって反グローバリゼーション農民活動家のボヴェ氏も届出が受理された模様で、4月22日の第一回投票には12名の候補者がのぞむ。

保革中道の有力3候補はいずれも3割近い支持率で過半数に達しないため、上位2名が進む決選投票の実施(5月6日の予定)は確実。支持率でトップを走るサルコジ内相に対し、ロワイヤル元環境相とバイル元国民教育相のいずれが挑むこととなるかが注目される。ただ前回、左派票の分散によって極右のルペン国民戦線党首が決選投票に残るような番狂わせが起きたこともあり、結果は予断を許さない。

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2007-03-20

【フィンランド】社民党が第3党に後退

18日に行われたフィンランド総選挙(定数200、比例代表制)の結果、中道農民政党の中央党が保守・国民連合党を僅差でおさえて第1党を維持するいっぽう、社会主義インター加盟政党の社会民主党は第2党から第3党に後退した。ヴァンハネン首相(中央党党首)は続投の見通しだが、新政権では連立相手を社民党から国民連合党に切り替えるとの見方が強い。
国民連合党は昨年1月の大統領選挙で善戦したニーニスト元蔵相が候補者個人として圧倒的な得票を獲得するなどの勢いで第1党と首相ポストを狙ったが、僅差で及ばなかった。いっぽう労働者政党として一括されることもある社会民主党と左翼連合は、過去のフィンランド議会選でもっとも低い得票率にとどまった。また社民党のリッポネン国会議長(元首相)が引退するなど、世代交代も目立った。

選挙結果は以下の通り(カッコ内は前回比)
中央党 51(-4、中道農民政党、保守色も)
国民連合党 50(+10、保守)
社会民主党 45(-8、中道左派)
左翼同盟 17(-2、旧共産党を軸とする左派)
緑の連盟 15(+1、環境派)
スウェーデン人民党 9(+1、中道右派・スウェーデン系住民を代表)
キリスト教民主党 7(±0、中道保守・キリスト教民主主義)
真のフィン人 5(+2、EU懐疑派)
その他 1(スウェーデン系住民の自治領オーランド諸島選挙区)

フィンランド社会民主党(フィン語、スウェーデン語、英語)
http://www.sdp.fi/

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国民連合党は新自由主義的な経済政策を掲げたということで、福祉政策の社民党に厳しい選挙結果となりました。とはいえ中央党と社民党では過半数を押さえられない以上、支持を拡大し躍進した政党(今回は国民連合党)との連立が「時の民意」を反映することとなるのでしょう。比例代表制の下で恒常化しやすい連立ゲームの例としても興味深いかもしれません。
中央党のような農民基盤のリベラル政党(同党はリベラル・インターナショナルに加盟)は北欧独自の存在で、これも興味深いです(欧州では農民はキリスト教民主主義を掲げる政党への支持が厚いことが多い)。

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2007-03-18

【パレスチナ】ファタハも参加し大連立政権樹立

武力衝突の可能性もいわれるほど内部対立が深まっていたパレスチナで、議会に相当する評議会はイスラム主義右派のハマスと世俗民族主義系の中道左派ファタハ(社会主義インター加盟)による大連立の閣僚名簿を賛成多数で承認した。強硬左派・パレスチナ解放人民戦線(PFLP)の3議員は反対に回った。
ハマス出身のハニヤ首相は留任するが、副首相にアッバス自治政府議長(大統領に相当)に近いアフマド氏がファタハから就任するほか、外相や内相、財務相など重要閣僚は両党からでない独立系の人物を配し「挙国一致」政府としての性格をアピールした。
テロ攻撃を放棄していないハマス単独政権の樹立後、国際社会からの孤立が目立ち行きづまりを見せていたパレスチナ自治政府が今後、ファタハらが構築してきた中東和平プロセスへの復帰を明確にすることが望まれる。

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実質的な戦時下にあるにもかかわらず与野党の存在による複数政党制民主主義を維持しようとしてきたパレスチナ自治政府の努力は立派ですが、そうした状況では「挙国一致」のほうがはるかに望ましいのは自明の理です。また小国の場合はスイスのように挙国一致政権が常態化している国もありますから、複数政党制のなかでいろいろな民主主義のあり方を模索してほしいと思います。

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2007-03-16

【ロシア】地方選で親プーチンの2大政党構築か

11日に行われたロシアの14の州など連邦構成体の統一選挙で、事実上のプーチン与党「統一ロシア」(党首・グリズロフ下院議長)が13構成体で第1党となった。同党の得票率は45%に達すると報道されている。ただし近隣に民族紛争を抱える南部スタブロポリ州ではミロノフ上院議長の率いる新党「公正ロシア」が第1党となった。
「公正ロシア」は左派民族主義の「母国」とミロノフ氏の「生活党」、「年金党」が合併して結成され「社会主義」や「勤労者の権利擁護」「大資本の管理」など左派色を打ち出している。しかし実際は共産党の勢力をそぐ目的でプーチン政権の後押しによって結成されたとも報道されており、ミロノフ党首も大統領選挙に立候補しないとしている。なお同党はスタブロポリ州以外に5構成体で第2党となった。
またロシア共産党が全構成体で議席を獲得する善戦をしたほか、極右・自由民主党が第4党となった。9日には両党と「統一ロシア」が今後、共同歩調をとる旨の協定に調印しており、実質的に総与党化が進むこととなった。なお今年末に行われる下院総選挙でも、この4党のみが議会政党となることが有力視されている。
いっぽう民主派野党とされる中道リベラルのヤブロコ、親欧米保守主義の右派勢力同盟は登録上の不備を理由に多くの構成体で立候補を拒否され、民主化の後退を印象づける選挙となった。

公正ロシア(ロシア語)
http://www.spravedlivo.ru/

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ヤブロコや右派勢力同盟の立候補を妨げるようでは正直、あまり公正な選挙とはいえないでしょう。それに代わって擬似野党としての中道左派とみられる「公正ロシア」が誕生したということでしょうが、同党はその政策にもかかわらず「統一ロシア」以上の豊富な資金源を持っており、両党のあいだには激しい応酬やかなりの暴力沙汰までもあったとする報道もあります。また「統一ロシア」がプーチン支持以外は左右にあいまいな方針を掲げている(同党は社会主義インターにも接触していました)のに対して「公正ロシア」は明確な左派ビジョンを打ち出したのも特徴です…同党の民主社会主義勢力との接触はまだ明らかではありませんが。これがバランサーとしてのプーチン大統領が操る2頭立ての馬車なのか、それともエリート色が強くなりそうとはいえ将来、プーチン後の2大政党制に進む可能性があるのか、注視したいと思います。もちろん、親欧米派の選挙参加も担保したうえで、ですが…。

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2007-03-14

【北アイルランド】左右の強硬派が躍進

7日に投票が行なわれた北アイルランド議会の選挙(108議席、単記移譲式比例代表制)で左右の強硬派政党が躍進し、北アイルランド和平は混迷を深めることとなった。
第1党となったのはユニオニスト強硬派の民主ユニオニスト党(DUP、日本の報道では「民主統一党」とも)で、第2党には民主社会主義を奉じるナショナリスト強硬左派のシンフェイン党となった。ユニオニスト、ナショナリスト双方の政権参加を義務づける現行規定上、相互不信の根強い両党が連立を組むことは困難とみられ、北アイルランド和平そのものの雲行きにも大きな影響が出そうだ。
03年の前回選挙でも両党がそれぞれ第1党、第2党となったものの選挙後に連立を組むことができず、英国政府による自治政府・自治議会の停止措置に追い込まれている。その後、昨年11月のセントアンドリュース合意によって議会の解散選挙となり今回の選挙が実施されたものの、混迷の打開には至らなかったこととなる。
なお98年のノーベル平和賞受賞者でもあるトリンブル初代自治政府首相(現在は英国上院議員)の所属するアルスター・ユニオニスト党(UUP、アルスター統一党とも)は第3党、社会主義インター加盟政党でもあるナショナリスト穏健左派の社会民主労働党(SDLP)は第4党と低迷した。

選挙結果は次のとおり。(カッコ内は前回比)

民主ユニオニスト党 36(+6、強硬右派)
シン・フェイン党 28(+4、旧武闘左派)
アルスター・ユニオニスト党 18(-9、穏健派)
社会民主労働党 16(-2、穏健左派)
アライアンス党 7(+1、両派の協調を探るリベラル派)
緑の党 1(+1、環境保護派)
進歩ユニオニスト党 1(±0、親英国派の左翼政党)
無所属 1

社会民主労働党(英語)
http://www.sdlp.ie/

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2007-03-06

【エストニア】中道保守連立政権成立へ

4日に行なわれたエストニア議会選挙(定数101、5%条項付き比例代表制)の結果、アンシプ首相の率いる中道右派(保守リベラル)の改革党が大幅に前進し 31議席を獲得し、29議席にとどまった中道リベラルの前連立与党・中央党を抑えて第1党に躍進した。この結果を受けてアンシプ首相の続投は確実視され、今回選挙で後退し19議席にとどまった保守系連合「祖国と共和国」との右派寄りの新連立形成が有力視されている。
04年欧州議会選で第1党となり、昨年はイルヴェス大統領を誕生させた社会主義インター加盟政党の社会民主党(旧名は穏健党、穏健人民党など)は得票を伸ばしたが10議席に留まった。またリュイテル前大統領(独立期は独立派共産党から最高会議議長に)に近い農業系(コルホーズ色が残る)の人民連合は後退、緑の党が議会初進出を果たした。
アンシプ首相の改革党は共産党時代への反発から人権・社会面ではリベラルな色彩もあるものの、経済的には民間セクターを重視する古典的自由主義を掲げている。
また今回の総選挙では国政選挙では世界初となるインターネット投票が採用され、約3万人がネットを通じて投票した。

各党の獲得議席は次のとおり。(カッコ内は前回比)

改革党 31(+12、中道右派)
中央党 29(+1、中道リベラル)
祖国と共和国同盟 19(-16、保守)
社会民主党 10(+4、中道左派)
緑の党 6(初進出、環境派)
人民連合6(-7、農業系)

エストニア社会民主党(エストニア語)
http://www.sotsdem.ee/

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エストニアを含めてバルト3国においてはソ連・共産時代の影響と反発がいまだに強く、民主社会主義系の政党がいまひとつ伸びない傾向があります(一時期、スウェーデン国王に忠誠を誓う政党まで議会進出しました)。エストニアの場合は保守系と中道系が強くなっていますね。またソ連独立時の穏健派指導者としても知られるリュイテル氏は現在、保守寄りのスタンスと考えられているようです。
今回、第1党になった改革党と第2党になった中央党は、いずれもリベラル・インターナショナルに加盟する政党。国内ではライバル同士の政党が欧州議会では同一会派だったりして、これも興味深いです。

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2007-03-04

【インド】最大州ウッタルプラデシュ州議選が激化

この4月から5月にかけインド最大州、ウッタルプラデシュ州(UP州、人口1億7千万強、州都ラクナウ)の州議会議員選挙が行われる(定数403、小選挙区制)。投票の安全確保、治安部隊の移動などのため選挙は同一日ではなく、選挙区ごとに投票日を4月7日から5月8日までの7次に分けて行われ、開票は5月11日に一斉に行われる。

UP州では前回、02年選挙でムラヤム・シン・ヤダフ元州首相が率いる社会党(SP)が第1党となったものの第2党の大衆社会党(BSP、旧被差別民ダリットを主体とする政党。インド新仏教色がある)と第3党のインド人民党(BJP、ヒンズー右派)が提携してBSPの女性党首マヤワティ州首相を再登板させた。だが、この左右連立政権は翌03年に「タージ回廊」疑惑によって崩壊。BSPを切り崩した社会党を国民会議派やインド人民党分派も支援しヤダフ党首が州首相に返り咲いた経緯がある。
その後、ヤダフ州首相は04年の総選挙中には一時、連邦首相としても名前があがったが、ソニア・ガンジー総裁ひきいる中道伝統政党・国民会議派(INC)の予想外の躍進により中道・左派連立のマンモハン・シン政権が誕生。社会党もマンモハン・シン政権にしばらく閣外協力したものの国民会議派との関係が悪化し先月、連携の公式な解消に至った。おりしも同時期にBSPを割って社会党支持に移った州議会議員の一部が最高裁判所により「脱党防止法」違反で議員資格を喪失。そのため連邦政界では犬猿の仲にある国民会議派、インド人民党、BSPの3党が「ヤダフ州政権樹立は合法性を欠いていた」という理由でUP州議会では院内共闘、任期満了直前ながら州政権不信任の動きを見せたものの結局は27日に信任。だがBSPと国民会議派の州議会議員は抗議の辞任を表明、インド人民党議員も信任投票に退席するなど、州議選を直前にして大荒れの情勢となっている。
しかし社会党はUP州政権だけでなく連邦下院(545議席、うちUP州からは約15%の80議席を選出)でも42議席を握り第4党であるほか、デリー郊外やタージ・マハルのあるアーグラーから聖都ヴァラナシに至る「インドのなかのインド」というべき人口最多の同州の動きは過去に他州や中央政界にも波及しており、マンモハン・シン政権の先行きを占う中間選挙として重要な役割をもっている。
今回の州議会選挙は1億1千万人以上の有権者のため11万ヶ所の投票所が設けられる予定。

なお14日に投票が行われた3州議会選挙の開票が27日に行われ、穀倉地帯として知られる北西部パンジャブ州ではシーク教宗教政党「アカリ・ダル」とインド人民党の連合が、ヒマラヤ山麓のウッタラカンド州ではインド人民党がそれぞれ勝利して国民会議派から政権を奪取。他方でビルマ国境のマニプール州(大戦中に日英両軍の激戦地となったインパールが州都)では国民会議派が勢力を伸ばし単独政権樹立の方向と、結果が割れることとなった。

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ムラヤム・シン・ヤダフ州首相率いる社会党(SP)は戦中戦後に国民会議派の左派が結成した「会議派社会党」の流れをくむ「多国籍企業の活動に反対する民主社会主義政党」と自己定義し、中層農民およびOBC(中下層カースト)やイスラム教徒(ムスリム、ムサルマーン)から支持を受けつつヒンズー・イスラム両教徒の庶民レベルでの融和と生活の底上げを訴える政党で、90年代に連邦政権を樹立した中道左派ジャナタ・ダルから分岐した政党のひとつです。
同党の政権奪取後、UP州ではウルドゥー語(多数派のヒンディー語をイスラム教徒がアラビア文字で記すインド・ムスリムの言語。パキスタンの国語でもある)も州の公用語となりました。社会主義インターには加盟していませんが、国民会議派とヒンズー右派に断固たる姿勢を見せている点からもある意味、加盟政党であるジャナタ・ダル系の政党よりも民主社会主義色が強いといえます。もっともインドからは国民会議派が加盟してもおかしくないのですが。
また社会党はインド映画のハイパースター、アミタブ・バッチャン(ビッグB)と関係が強いことでも知られており(社会党ナンバー2のアマル・シン党書記長とビッグBが親友)、ビッグB夫人で女優のジャヤ・バッチャンは社会党の推挙で連邦上院議員(州議会による間接選挙)となっています。なおビッグBは本人の辞退宣言にもかかわらず今年、改選されるインド大統領(名誉職的な国家元首)の候補者にも名前があがっています。
いっぽうUP州政では旧被差別民を基盤とする大衆社会党(BSP)も勢力を有しており、そのマヤワティ党首(前州首相)は過去にはヤダフ州首相と選挙協力を組んだものの、現在は州首相を争う犬猿の仲となっています。これに連邦2大政党の国民会議派、インド人民党も絡んで「4つ巴」の大激戦が展開されそうです。
それにしても日本やロシアさえ上回る人口1億7千万! これを上回る独立国は世界に数ヶ国しかありません。まさに「世界最大の地方選挙」といって過言ではないでしょう…。

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2007-03-04

【セネガル】社会党の政権奪還ならず

西アフリカのセネガルで大統領選挙(任期5年、2期まで)が25日に行われ、1日に選挙管理委員会が現職・ワッド大統領(民主党)が過半数(選管発表で 56%弱)の得票で再選されたと発表した。第2位はワッド大統領の後継者と見られていたセック元首相、第3位は社会主義インター加盟政党・セネガル社会党のディエン候補だったが、両候補とも得票は15%に及ばなかった。野党は「大統領の得票は過半数に達していない」として決選投票の実施を主張したが却下される見通し。
セネガルは60年の独立以来、紛争地域が多い西アフリカで例外的に安定した文民政権を維持してきた。しかし実際は40年にわたりセネガル社会党が圧倒多数を握る一党優越制(一時期は社会党の一党制)で、民主党などの野党は存在していたものの無力な状態が続いてきた。だが前回、2000年の大統領選挙で社会党超長期政権を批判したワッド氏が一部左派からも幅広く支持されて当選、同国初の非社会党政権を樹立した経緯がある(前回は任期7年)。今回、社会党はベテラン政治家のディエン氏を立てて政権奪還をめざしたが遠く及ばなかった。本来は大統領選と同時に行われる予定だった議会選は6月に延期され、ここでの反ワッド陣営の動きが焦点となる。
なおワッド大統領が率いる民主党はリベラル・インターナショナルに加盟する中道政党。またワッド大統領自身が80歳と高齢であるため、任期中の健康問題も残りそうだ。

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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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