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2006-09-26

【ドイツ】2州選挙で社民党が第1党維持

去る17日に行われたドイツのベルリン市(州と同格)と旧東独北部メクレンブルク・フォアポンメルン(西ポンメルン)州の両州議会選挙で、いずれも社民党(SPD)が第1党を維持し、引き続き州政を担うこととなった。
ベルリン市ではSPDが30%を超える得票を得て、24%弱のキリスト教民主同盟(CDU)を大きく上回った。ほかに左翼党と緑の党が13%、自由民主党が8%弱を獲得した。
メクレンブルク・フォアポンメルン州でもSPDの得票は30%を超し、29%弱のCDUを僅差でかわした。左翼党は17%弱、自由民主党も10%近くを得票したが、極右の国家民主党(NPD)が7%以上を獲得し議席を得た。緑の党は5%ラインに達しなかった。
両州ではSPDと左翼党が連立政権を構成していたが、ベルリンでは緑の党との連立への組み替え、メクレンブルク・フォアポンメルン州では2大政党による大連立への組み替えを望む声もあがっている。
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2006-09-19

【スウェーデン】社民党が敗退、中道保守政権へ

昨日のスウェーデン国会総選挙の結果、同国で「ブルジョア・ブロック」と呼ばれる中道保守4党は合計で僅差ながら過半数を獲得。社会民主労働党(社民党、SAP)のペーション首相は敗北を認め、政権交代が確実となった。新首相には中道保守4党の最大政党である穏健統一党(保守党)のラインフェルト党首が就任する。中道保守4党にはキリスト教的な観点からの福祉政策を重視するキリスト教民主党が加わっていることもあって「福祉路線の行き過ぎ」を批判はしたもののネオリベラル経済路線への転換のような根本的変革は求めておらず、世界的に有名な北欧型福祉国家には大きな変化はない見通し(中道保守4党でも政治経済の両面で「リベラル」の国民党は内紛もあり、大幅に後退した)。ただ若手であるラインフェルト党首のイメージのように、起業家や若年層失業者の問題などで労組・被雇用者が中心となってきた福祉国家のあり方が微修正されていく可能性はある。

選挙結果は以下のとおり。カッコ内は得票率と前回議席からの増減。
【社会主義ブロック】
社会民主労働党 130(35.2%、-14)
左翼党 22(5.8%、-8)
環境党・緑 19(5.2%、+2)
合計 171(49.0%、-20)
【ブルジョア・ブロック】
穏健統一党 97(26.1%、+42)
中央党 29(7.9%、+7)
国民党・自由 28(7.5%、-20)
キリスト教民主党 24(6.6%、-9)
合計 178(51.0%、+20)

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穏健統一党が社民党だけでなく自陣営の他党からも票を奪った、同党ひとり勝ちともいうべき結果です。首都ストックホルムでは穏健統一党が第1党に躍り出たそうで、ある意味「若年層が右派、高齢者は左派」というスウェーデンらしい結果だと思います。穏健統一党は国際的に保守政党の中では中道寄りと評価されているようですが、福祉重視の路線は大きく変わらないとしても人権政策、家庭・女性政策などの点で、どういう変化が生じるのかにも注目していきたいと思います。いずれにせよモデル視されることの多かったスウェーデン社会も変革を迫られているのでしょう。

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2006-09-18

【ブラジル】ルーラ大統領、来月の再選が濃厚

10月に行われるブラジル大統領選挙に向け現職・ルーラ大統領は対立候補を引き離し、決選投票を待たずに第1回投票での再選が濃厚な情勢となっている。
ルーラ大統領率いる労働者党(PT)は80年代、ブラジルが軍事政権から民政に移行したのち、ルーラ大統領自身の出身母体である労働組合運動のほか、先住民の運動や環境保護運動、女性・人権運動などのいわゆる「新しい社会運動」が大きく加わり、共産系旧左翼諸派の一部も解党して参加した左翼政党としてスタートした。党としては共産党的な前衛主義的組織論はもちろん、マルクス主義も党是としては採用しておらず、いわば民主社会主義と緑の党を折衷し解党した元左翼諸派が加わったような性格の、新しいタイプの幅広い社会主義政党といってよい。その後はルーラ氏がたびたび大統領選挙に立候補するなか党勢を伸ばし、社会経済面でブラジル南部ポルトアレグレ市での世界社会フォーラム開催など国際的な反グローバリゼーション運動に大きく貢献し存在感を示すなか、4年前には4度目の挑戦でルーラ氏を大統領に当選させるにいたった。
ルーラ政権はメルスコル(南米南部共同市場)を創設するなどラテンアメリカ内の経済提携を進めながら金融財政問題も軽視せず、また一部保守系も含めた上下両院の他党とも協調しながら大方の予想に反して堅実な経済運営と社会政策の両立を図り、反米の外交面を強調するベネズエラのチャベス大統領に対して内政や社会経済面を重視するラテンアメリカ左派政権のいっぽうの雄となっている。今回の大統領選挙でも対立候補のアルクミン・前サンパウロ州知事や(ブラジル社会民主党。同党は公式には「社会民主主義」を標榜するが、実際は産業界やネオリベラル経済政策に近い中道保守政党とされる)や労働者党の離党者など他の候補は大きく引き離されているようだ。
ルーラ大統領の労働者党は社会主義インターに加盟していないが(ブラジルからは民主労働党が加盟している)、インターの会議にはたびたび大規模な代表団を参加させるなど緊密な関係を築いている。再選後は上下両院での連立与党形成が注目される。

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2006-09-18

【スウェーデン】総選挙で与野党が接戦

きょう投票が行われるスウェーデン国会(一院制、定数349、比例代表制)の総選挙は与野党の両ブロックが近年まれに見る接戦を展開している。
社会主義インターのひとつの核でもあり世界的に有名な福祉国家スウェーデンを築いてきた、ペーション首相の社会民主労働党(SAP)を軸に環境党・緑、左翼党で構成される「社会主義ブロック」は過去3期12年にわたって政権を担当してきたが、今回は41歳のラインフェルト党首率いる保守・穏健統一党を中心にリベラルの国民党、農民政党の中央党、キリスト教民主党の4党による「ブルジョア・ブロック」が高学歴若年層の15%にのぼる失業率などを背景に「スウェーデン連合」の名のもとで統一マニフェストを作成しラインフェルト氏を統一首相候補として結束するなど攻勢を強め、投票日まで予断を許さない状況となった。危機感を募らせた社民党は投票日直前まで同国の選挙手法としては異例なほど街頭での選挙運動に力をいれ、ブルジョア・ブロックの歳出削減策から福祉国家を守れと訴えている。
世界でも有数の、強固に組織化された労働組合に支えられる社民党の第1党じたいは揺るがないと予想されるが、同党も過半数を制することはなく、政権維持の場合も環境党や左翼党の閣外協力を仰ぐこととなる方向。ただ過去には得票の伸び次第で「ブルジョア・ブロック」のなかの中道派である国民党や中央党の協力を得たこともあるほか、国民党の一部が圧力団体「フェミニスト・イニシアティヴ」を政党化(欧州議会議員1名を有する)し選挙に参加するなど、近年になかった非常に流動的な情勢となっている。

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2006-09-13

【英国】ブレア首相、1年以内の退陣を表明

退陣に関する労働党内外からの圧力が高まっていたブレア首相は7日に今後1年以内の退陣を表明した。97年の首相就任以来「ニュー・レイバー」路線で党の支持基盤を伝統的な組織労働者から中道・中産階級寄りに広げ、個人主義的な自由主義や市場経済の発想を「福祉から教育へ」という形で民主社会主義思想のなかに大胆に取り込んだブレア政権は、サッチャー元首相に次ぐ10年間で幕を閉じることとなる。一部報道では退陣が早まる可能性も指摘されている。
ブレア政権は前半は内政改革が目立ったが、後半は民主社会主義政策ではないが9.11以降、米英の外交軍事面での提携が目立った。
だが後継者とされるブラウン蔵相はブレア路線の修正を要求しており、労働党の実力者のひとりクラーク前内相などから厳しく非難されているほか、来年退陣表明の後、早くもブレア陣営から党首選で対抗馬の擁立が模索されており、何人かの閣僚の名前が挙がっている。ブラウン蔵相の優位は否めないが、首相交代への道は平坦ではないようだ。

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2006-09-13

【モンテネグロ】与党・民主社会党が勝利

セルビア・モンテネグロ国家連合から独立したばかりのヨーロッパの小国モンテネグロで10日、独立後初の国会選挙が行われた(定数81、比例代表制)。結果は中道左派でジュガノビッチ首相率いるモンテネグロ民主社会党(社会主義民主党とも)と社会民主党(双方とも社会主義インターに加盟)などの与党連合が 41議席の過半数を獲得し、独立後の親欧州の意思を明確にした。
いっぽう左派・社会人民党やセルビア人政党など親セルビア派の獲得議席は各々が10議席強にとどまり、形の上では独立派が1党優位体制を構築することとなった。だが次回選挙に向けてセルビア系諸政党が連携する可能性も残されている。
なお民主社会党は90年、守旧派的なモンテネグロ共産主義者同盟に対し、ミロシェビッチ・セルビア大統領(当時)の後押しで党内若手グループが実力で覆して創設された、もと改革派共産主義政党。その後にミロシェビッチ政権と距離を置くようになり、ミロシェビッチ派(親セルビア派)は同党から分かれて社会人民党を結成した。

モンテネグロ民主社会党(セルビア語)
http://www.dpscg.org/

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2006-09-13

【メキシコ】カルデロン候補の勝利を認定、オブラドル氏敗れる

6日、メキシコ連邦選挙裁判所は僅差となった先の大統領選挙に関する中道左派連合・オブラドル候補の「大規模な選挙不正があった」との主張を退けた。これによりカルデロン候補の次期大統領就任が憲法上、確定することとなった。
判決は「ごく一部に不正があったものの、オブラドル氏が主張するような大規模な不正が行われた根拠はない」とし、不正の規模は僅差となった選挙結果を覆すほどのものではないとした。
しかしオブラドル陣営はなおも街頭での抗議活動を続ける構えで、12月1日の大統領就任式まで紆余曲折が予想される。カルデロン氏は組閣を急がないとしており、僅差となった選挙結果を踏まえて大胆な政治的妥協がなされる可能性もある。

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プロフィール

西形公一

Author:西形公一
もと「民社ゆーす」(旧民社党全国青年部系)事務局長。昔は漫画と法律のことなどをやっていましたが、その後にインド・ネパール・タイなど熱帯アジアの国ぐにとパシュミナを軸とする小口貿易やNPO、研究活動など人とのつながりなどの縁ができて、今に至っています。写真は夕刻のゴア(インド)にて。

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